幸福感を得るために必要なものをあえて捨てる!
【あなたの中の4人の天才たち】
人にはそれぞれ必要なものと、そうでないものが存在します。
自分では必要だと思っていたものが、本当にあなたにとって必要なものなのでしょうか。
今まで生活の中で、必要だと思っていたものが、いつまでも必要だとは限らないのです。
あなたに必要なものがあなたに必要ない?!
人間には常に4つのタイプが存在します。
それは、自分の中の思考や感情に関係するタイプのことで、ここでは4人の天才として表しています。
その天才たちが常に心の中で葛藤を繰り返し、あなたの望む幸せというものに向かっています。
あなたにとっての幸せとはいったい何でしょうか?
それは、常に変わらないものでしょうか。
暮らしや生活、環境やパートナーによって進化をしていると思います。私の学ぶマインドタイプ心理学でも、心の変化や、状況に合わせた心の使い方。自分の一番得意なタイプの自分をどれだけフィットさせるかが幸福への道しるべになっているような気がします。
もし、あなたのタイプが分かったとしたら、苦手なことも同時に生まれます。それは、ネガティブなことのような聞こえかたをしてしまうかもしれませんが、この宇宙は表裏一体、コインの裏表のような仕組みになっています。
幸せは不幸という情報がないと感じることが出来ないのです。
幸せを単体だけで感じることが出来ないと同様に、自分のタイプとは真逆の性質も自分の中に存在させていることをご理解ください。
行動が全てのタイプの場合、休息に使う時間とは必要ないものでしょうか。
行動にも休息が必要で、休息にも行動が必要なんです。
自分に必要な情報があるとしたら、必要ない情報の存在がないと、その感覚自体が存在しないことになります。
あなたが良好な人間関係を求めるのであれば、必要ない人間関係は必要ないはずです。
それも、比べることが自分の中で出来たから生まれた感情、思考です。
イヤなことは、好きなことを存在させるために必要な存在ということです。
このような、あなたに必要なものが、あなたにとって必要なのかは、瞬時に生まれていくのです。
持ち続けるだけで不幸感が生まれます!
捨てるという行為は、自然と入ってくるという状態を作ります。
そして、持ち続けるという行為は、入ってこないという状態を常に作り続けているのです。
つまり、欲しいという願望を邪魔しているのは、捨てられない自分が作った世界ということになります。
心もそうですが、幸せという感情を得たいのであれば、不幸を捨てなければなりません。誰も不幸を持ち歩きたくないかもしれませんが、必ず持ち歩いています。
それは、自分が存在するうえで必要なものと勘違いしている行動だと言えます。不幸を持ち歩かないと幸せを感じられないという逃げの心。
不幸を演じるということは、安心を得たい心の動きなんです。
私たちは、不幸を演じると優しくしてもらえると思う心を幼いころに学んでいます。弱っていればやさしくされたんです。
風邪を引いていれば学校も休めるし、病気になれば誰もが優しくしてもらえるという考えが、潜在意識にあります。
自然と自分を守っているという思い込みが生まれています。
ですが、そう動かない周りの状況に、今度は不満を抱きます。これがストレス原因です。
つまり、ストレスは自分で作っているということになります。
自分で思って、自分で不満を抱えるという行為の無駄に気づくことが出来れば、ゼロになるとは言いませんがストレスを感じない心の部分が増えます。
マインドタイプと幸福感
これまでお伝えした不幸感の話は、人対人の話ではありましたが、自分の中に4人の違うタイプが存在していることを理解することで、人対人が自分の中だけで解決されることがあります。
全く違うタイプの4人の天才は、違ったタイプを受け入れることから始まります。
今まで、「なんでそんなこと考えるんだ!」と相手に思っていたとしても、それが自分の中にもあるとしたら、考えが理解できるようになります。
自分もそんな一面があると分かったときに相手に優しくなれるんです。
そして、自分の中にそんな一面がるあると分かった人だけ、自己成長に向かって進んでいるということになります。
マインドタイプの目的の一つとして、自己成長と他者貢献というものがあります。
自分を理解し自己成長に向かい、相手も気持ちを分かるということで他社貢献できる心の状態になります。
自分のマインドタイプを知るとは、その両面を補う考え方、感じ方を学ぶことが出来ます。
自分を理解することで、相手の気持ちに寄り添うことが出来る。
これが、マインドタイプの求める幸福感です。
4つのタイプが向かうべきセンターにあるのは、お互いの幸福感ということです。
まとめ
今回は、必要なものを手に入れる為には捨てること。
捨てることの大切さをお伝えしました。
マインドタイプの4つのタイプは登場しませんでしたが、大きな視点で見るとマインドタイプは自己成長と他者貢献に向けての自己受容ということは理解していただけると思います。
自分を知ること、もっと良く知ることが、相手にとても自分にとっても全てが良くなるという考えです。
それを表しているのが4人の天才論なんですが、いろんなタイプの人間がいるように、自分の中にもいろんなタイプの自分が存在します。
そして、それぞれに特徴を持った天才ということなんです。
違うタイプだから受け入れないのではなく、違うタイプだから受け入れるという心の状態を作ることが出来れば、あなたの望む幸福という想いに近づけるのです。
自分を知っているようで、あまり知らない状態だと、どの自分が相手にとって大事な自分なのか分からない状態になります。
相手を大事にするためには、まず自分を良く知ることから始めてる。
それが、相手に必ず伝わります。
まずは自分を知ること、認めることです。
最後までありがとうございました。