【遊戯王】復活の魔轟神（2024年最新版）解説①

はじめましての方、はじめまして。
わゐゑすです。
ほかの記事もご覧になった方、ありがとうございます。

私が遊戯王で最も好きなテーマである【魔轟神】（過去に記事を書いたこともあります）が、「ターミナルワールド2」で大幅に強化されました。
シンクロ全盛期の力を取り戻すどころか、それ以上に強力になって、現代遊戯王の舞台に“復活”を果たしました。

今回は、現代に復活した【魔轟神】について、個人の見解も交えながら書いてみたいと思います。

今回はひとまず、導入編です。
「これから魔轟神を始めたい」
「魔轟神を研究して理解を深めたい」
「とりあえずどんなテーマか知りたい」
という方の参考に、少しでもなれたら幸いです。

では参りましょう。

直近の追い風傾向

具体的に、昔と比べてなにがどう強くなったん？てところから

デモンスミスの登場

2024年4月発売の「インフィニット・フォビドゥン」にてデモンスミスが実装。
光属性・悪魔族を指定するテーマのため、魔轟神との相性が良く、魔轟神ルリーが出張セットとして使用され、知名度を上げた。

光なき影 ア＝バオ・ア・クゥー

2024年10月発売の「スプリーム・ダークネス」にて突如として登場した、悪魔族リンクモンスター。
リンク素材の指定、手札コスト、効果の全てにおいて魔轟神との噛み合いがよく、展開の収束点のひとつとして非常に有用。

ターミナルワールド2新規

2024年11月発売の「ターミナルワールド2」収録テーマに選出され、新規4種が満を持して登場。初動、中継、妨害持ち最上級と、従来の魔轟神の動きはそのままに、不足しがちな部分を補える。

強いていえば、デモンスミスが先に登場していたため、ある程度、デモンスミスを前提とした強化だったような気が…。
魔轟神1体で出せる専用リンク1とか…出ませんかね？（魔轟神とヴェルズの関連を示唆する、ストーリーを掘り下げるようなやつとか…！）

他のデモンスミスデッキとの差別化

せっかく魔轟神を握るなら、「それ〇〇でよくね？」っていうデッキにはしたくない

魔轟神=“光属性・悪魔族”主体のテーマ

そもそも、『魔轟神』（魔轟神獣を除いて）は、光属性・悪魔族のモンスター郡であるので、ほとんどのモンスターからデモンスミス展開への派生が可能であり、デモンスミス規制後でも、自然と展開に組み込める強みがあります。また、「刻まれし魔の詠聖」は、光属性・悪魔族をサーチと言いつつ、魔轟神サーチであるグリムロの存在から、ほぼ魔轟神モンスターの万能サーチになったりします。サーチ後の手札コストも、魔轟神であれば利点として働くので、相性が良いです。

無限ループコンボ

魔轟神独自の動きのひとつとして、“レヴュループ”というものがあります。
詳細を描き始めると長くなりそうなので、今回のところは省略しますが（別の記事を書くかも）、レヴュアタンを能動的に破壊して、破壊時効果で魔轟神3体を回収後、そのリソースでまたレヴュアタンのシンクロ召喚と破壊を繰り返すというものになります。
レヴュアタン単体だと、リソースは特に増えないままループするだけなので、何かしらを組み合わせることで、ループによるリソースメリットを発生させ、先行1キルを狙います。（例:ライブラリアンと並べて無限ドロー→ライブラリアンを退場させ、コモンメンタルワールドのバーン…等）
以前は再現要求値高めの上振れコンボでしたが、各種新規のおかげで、十分実現出来る水準になったので、魔轟神でデッキなら組み込んでおくと良いと思います。
先行ぐるぐる回して、複数妨害立ててターンエンドなら、魔轟神じゃなくてもいいよね…と。
先行1キルギミックの有無が、他のデッキとの明確な差別化であると考えています。

つなぎ

ひとまず導入編でした。
デッキ構築の基本事項やら、プレイングのコツなんかは、次以降の記事に出来たらなあと思ってます。

自分で組んでる魔轟神デッキも、日々研究を重ねていますが、しっかり固まったならご紹介したいなと。

応援してもらえたら頑張れると思います。
よろしくお願いします。