なぜアルエになってしまうのか

音楽活動をやりはじめて、いつかはやりたいと思っていたことの一つに、「BUMP OF CHICKENの歌詞を引用しまくったネタ歌詞を作って、BUMP OF CHICKEN風の曲をつけて、BUMP OF CHICKEN風に歌う」というのがあったのですが、なかなかいい題材がなく、これまで見送ってきていました。それが今回、ついに及第点の歌詞が書けたので、曲を作りはじめてみました。歌詞はこちらです。歯医者に行きたくないことを書きました。

でも作ってもアルエになります

早速サビに曲をつけてみたのですが、これがどうにもアルエになってしまうんです。できたサビは以下ツイートにアップしてます。

歌詞だけなのに100いいねありがとうございます！…試しにサビを歌ってみましたが、そのまんまあれすぎて、あるぇすぎて、もう少し作り直すかもです…パロディの度合いが難しいですね…

あと、歌詞一行追加しました。
「虫歯の治療が痛いのは　君が生きてるって証拠さ」 pic.twitter.com/31URqsfT8s

— なすなすお@新曲11/27(土) 新曲「きりりんっ！」公開 (@ys_nasu_dtm) December 4, 2021

本記事ではなぜこの曲はアルエになってしまうのか、真面目に考えてみたいと思います。

①アルエの歌詞を一部拝借してアルエのメロディをあてたらアルエです

アルエの歌詞「ブリッジで撮ったスライドは 君が生きてるって証拠さ」の部分を「虫歯の治療が痛いのは 君が生きてるって証拠さ」と変えて拝借してるのですが、変更が少なめでいい感じに言いたいことが言えているので、ここはあえてアルエのコード、アルエのメロディを当ててみました。というわけでここだけは「敢えてのアルエ」です。

②サビはモチーフの繰り返しで印象を強くしてるので、それを踏襲するとアルエです

原曲は「ハートに巻いた包帯を僕がゆっくり解くから」「悲しい時は目の前で大声出して泣いてよ」が、同じモチーフになっていて、それが繰り返されて出てくるので印象が強くなって、サビっぽさが出ていると思っています。そのため、①を盛り込んだサビを作ろうとして、②を踏襲すると、①のモチーフがもう一度出現することになります。こうなるとサビの約3/4がアルエになります。もうそれはつまりただのアルエですよ。

どうすればアルエじゃなくなる？

ネタみたいに書いてきましたが、なかなか根深い問題で、ではどうすればアルエじゃなくせるか…というと、今は上の①②のどちらかを諦めないといけないのかな…と考えております。
個人的に①はどうしても外したくないので、サビっぽさが薄れても②を諦めるのか…と思ってます。②以外にもサビっぽさや印象を強くする方法はあるのではないかとは思っているので、他のバンプの曲でも聴いて考えてみたいと思います。