「えっ、今日ってネタ曲投稿祭じゃないんですか?」とはなんなのか?
今回も無事曲を公開して、この note がかけました。大分曲投稿が板についてきた感じはあります。
https://nico.ms/sm38617799
今回の曲は「えっ、今日ってネタ曲投稿祭じゃないんですか?」です。ボカコレ2021年 春 のボカコレルーキー枠にエントリーした曲です。
作った経緯
もともとは全然違うネタ曲をボカコレに出そうとしていて、サビを作り、Aメロを作るかーと思っていました。そして3月下旬、ふとモバイルオーダーをしたマックを受け取りに行った際、受け取り口と注文口を間違えそうになり、そんな時ふと「間違える…、投稿するイベントを間違える歌って、面白いのでは…!?」という考えが頭に浮かんできました。
そこから勢いでその日のうちに歌詞を書き上げ、そこから少しずつメロディ、コードを振って曲を仕上げていきました。ただ、勢いで歌詞を書いたので、ボカコレが近づくにつれ「これ本当に面白いのだろうか」と疑心暗鬼になりながら作業する日々を過ごしていました。
曲作りの工夫
今まではコードを振るのにGarageBandのスマートピアノのコードツールを使ってコードを振っていたのですが、今回はそれをやめました。
なんとめでたくメジャーマイナーコード、7th、M7th、6th、dim、aug、sus2、sus4がなんなのか覚えることができたので、とりあえず不要になったのです。そうすると、メロディの音に対してその音がなるコードを探せる様になったので、テキトーにコードが振れるようになってきました。これがいいことなのか悪いことなのかは、ちょっとよくわかりませんが。
------------ ここまで曲公開前に記述 -------------
音などについては、前回と大きく変わっておらず、DAWははじめGarageBand、あとcakewalk。音源は基本GarageBandで、ベースはstandard bass、コーラスはspitfire labs choir。コーラスはもともとウ母音なのですが、今回アにしたかったので、Vocalizer(https://www.a-quest.com/products/vocalizer.html)というフリーvstで母音変換しました。また、ポルタメントさせたかったので、Graillonのフリー版(https://vst-joho.com/auburn_sounds_graillon_2/)を使いました。ピアノはKORG Module というiOS アプリを使うとGarageBand上でリリースカットピアノが使えるというので、使ってみました。でもこの旋律リリースカットピアノが生きる旋律じゃない気がしてます。もっと早く細かく動かすべきだったかも。
ボーカルトラックにはnectar、他トラックにはneutron、音量バランスをtonal balance control でみてマスタリングはozone、の安定の工程を踏みました。
めっちゃいい曲作っているやん
今回の曲のコンセプトは「ネタ曲書いてる人がボカコレでもすごいいい曲作ってるんですよ!」っていうことだったので、曲の最後で畳み掛けるようにネタ曲をさらう部分は、特定の曲のことを言うつもりはあまりなく、どちらかと言うと広くネタ曲投稿祭の曲を網羅したかったのですが、歯ブラシだけは歯ブラシを出すしか無くなってしまってちょっと工夫が足りなかったかなと思っています。あと、今考えると「推しが好き」って言ってる曲が結構あったのにその要素が抜けてましたね。足してもっと高音まで上がってもよかったかも。
あと、ネタ曲投稿祭の曲を全部さらう曲は、多分ネタ曲投稿祭 2021秋で私ではない誰かが高クオリティでやるだろうから楽しみに待ってます(また言ってる)
そしてボカコレが始まってみると、竹取の人と歯ブラシの人の曲は本当に素晴らしいですね。めっちゃいい曲。
お前またその構成かよ
曲の構成については、語り→Aメロ→変なのぶちこむ→叫びながらサビ という気がついたらまんま「湯たんぽ」で、引き出し尽きてる感が半端ないです。狙ったわけでもなく、まさに気がついたらこうなってました。最初は少し違ったのですが、こうした方がいいか…と変えてるうちにこうなってました。無意識にこういうの好きなのかもしれないです。次回は違う形にしたいです。
ただ謎ラップでなってるリードシンセがラスサビでも鳴り続けてるのですが、何故か違和感ないのが地味に面白いと思ってます。
動画について
動画はaviutlで。私は動画作りが割と好きで、やり始めると時間かけすぎてしまうので、動画作りで締め切り飛ばさないように、今回は曲ができる前から作り始めてしまいました。
今回、ここ(https://materializer.co/lab/blog/272)を参考にしてきりたんを少しトゥーン調(アニメ風)にしてみました。本当はテクスチャの色も単一にしたほうがよりトゥーン調になるようですが、やり方がよくわからなかったので、なんとなーく前回と変わったかな?くらいの変化になりました。
パソコンのシーンは本当はもっとギーク感や、汚い部屋感を出したかったのですが、フリー素材でスタイリッシュな部屋しか見つけられなかったので、すこしおしゃれになってしまったのが心残りです。
「僕だけいらすとやに囲まれてる」の部分は今回特にやりたかった部分なので、わざわざ上半身のいらすとや素材に別の下半身のいらすとや素材を移植してつくりました。結果今のところボカコレでいらすとやに囲まれてたのは私だけだったようです。
砂の惑星は「アポロジー」からの流用です。後ろにアポロも飛ばそうかなと思ったのですが、「お前の前の曲なんて知らねえわ」って言われそうなのと、ネタ曲投稿祭をさらう部分に対して違う情報になってしまうのでやめました。
ラスサビについては前章で語ったので割愛。
最後に
歌詞を書くときは当然未来のことを想像しながら書いたので、蓋を開けてどうなるかなと思ったのですが、いざボカコレを迎えたらほぼ歌詞通りの未来が訪れていました。願っていれば夢は叶うんですね。
そして今回でネタ曲投稿祭を題材にした曲は最後にしようと思います。本当は今回のネタを思いつくまでは、「アポロジー」で辞めようと思ってたのですが、あれはまあ替え歌なので、オリジナル曲をもって最後にします。ネタ曲投稿祭は大好きなのですが、ネタ曲投稿祭を題材にすると、ネタ曲投稿祭を知らないと楽しめない部分もあると思うので、そろそろ違う題材(もうすこし万人ウケするもの)に移っていこうかなと思っています。
では次回はネタ曲投稿祭 2021秋でお会いしましょう。