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脱出後の研修

サンタ営業の軌跡から、
年表の後半部分をお伝えさせて頂きます。

※文末年表参照

前回は、長い売れない期間から、
ようやく脱出する事が出来た事について、
お伝えさせて頂きました。

今、改めて、思い返しても、
『究極の営業プログラム』の使用を再開した時に、

最初に、『売れるという』確信を持てた時の事は、
とてもよく覚えています。

それは、『売れる、売れる、やるぞ、やるぞ』
という自己暗示というものと、
明らかに異なり、

どちらかと言えば、
『あっ!!又、私、売れるようになれる
分かった!!』という感じでした。

その確信が現象面に表れ、
結果的に長い売れない期間から脱出する事が出来た、
お客様の事は、先々週、お伝えしましたが、

今回は、その脱出後に受講した、
営業部全体で研修を受講した際の事をお伝えしたいと思います。

当時の記憶が確かなら、
2007年12月に、『サンタ営業の研修』がありました。
その時の研修で、今でもとても印象深い出来事が二つありました。

研修時に目標設定をする時間が設けられました。
長い年月売れなかった体験をすると、
売れない意識が何処か残っている節がありました。
研修時、前回お伝えした、0脱出のきっかけになった、
お客様の契約が終わり決済は12月中に確定していました。

目標を決めようとした時、
私自身、一瞬、ある思いがよぎりました。
『目標1件にすれば、目標通り12月中に決済になり目標達成……』

こうして、書いていても、いかに後ろ向きで、
自己都合の意識だったという事が分かります。
既に、1件決済が確定しているとはいえ、
契約締結しているのは前月の11月です。
12月は12月で目標設定するのが営業としての責務ですが、
如何に感覚がずれている事が分かります。

その時に、まるで、その心の状態見透かされているのでは無いか?
と思われるように、目標の立て方について講師からの講話があり、
幸い目標を修正する事が出来ました。

もう一つの出来事は、
ある例え話を盛り込んだ講話でした。

「もしも、貴方の前に10億円の予算を持っている方が現れたらどうするか?」
参加している誰もが皆、「丁寧な接客をする」「笑顔を意識する」「△△□□」をする、
積極的かつ、どこか、10億円という高額な金額に、ワクワク感もあり、
沢山の意見が出ました。例え話としては、逆に予算が無い人の話も出ました。

研修の狙いは、お会いするお客様、全て、高額な予算を持っている方と、
思って商談に臨む事です。

初めて読んだ、佐藤先生の著書、『無限のセールス』にも、
出てくる内容ですが、私は、その研修を受講していた時、
明らかに、『予算がある人』『予算が無い人』と、
相対の心を持っている事を自覚しました。

ここでも、売れない期間を長く経験する事による弊害が起こっているという事が、とてもよく分かります。

当時、私自身、その相対の心の自覚が強烈過ぎたので、
『今日、この研修で気づいた事、絶対に忘れないようにしよう!!』と、
物凄く、意識をしました。

研修時の印象深い二つの出来事よって、
研修の効果は、直ぐに表れました。

続きは、次回に。


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