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本当の未然防止とは?

こんにちは。だいぶ、久しぶりの投稿です。
沢山ある投稿の中から訪れて下さって、
ありがとうございます。

前回、心のメカニズムについて、
お伝えしましたが、
そのメカニズムに沿って、
『メンタル不調の未然防止』についてお伝えしたいと思います。

先日、ある企業の方とお話をしていた際に、
ストレスチェックが義務化になって以来、
毎年、毎年、診断をしているにも関わらず、
チェック後の対応に関しては満足していないと、
お話されていました。

社内で、把握できるのは、
部署単位で高ストレス認定者が多い、少ないという事が、
把握出来るだけで、その後の対策は企業ごとに委ねられている。
しかし、専門の立場で無い以上、頼るのは産業医の先生や保健師の方。

従業員の方にも、産業医の先生へ面談を促すぐらいで、
正直、具体的に対策をとっているとは言い難い。
現場で出来るのは社内環境対策。
それでも、確実に効果があるとは思えないという事でした。
特に、ここ最近、不調を訴える方が多いので、

せっかく、ご相談いただいたので、
ここで何度もお伝えしている、心のメカニズムのお話をしました。
メカニズムがある以上、その事に沿って対策を取る事が良いという事。
心の事を、考え方と捉える方が多いですが、決してそうでは無いという事。
研修や面談で、メンタルの不調をきたす前に、
○○しましょう、△△の時には◇◇をしましょうetc……。
と、お伝えしたところで、各、従業員の皆様自身の心の記憶から、
沸き上がる声を先に聴いているので、まったくとは言いいませんが、
心のメカニズム上、伝わっていないと思った方が良いですよ。

それでは、どうすれば良いですか?という質問だったので、
先ずは、心のデトックスを先にしてあげるのが良いですよ。

身体と一緒で、皆さん、ご飯も食べますし、
睡眠も摂りますし。

心も同じですよ。心の三層構図を見て頂きながら、
二層目がパンパンになっていたら、
何も入っていかないです。胃袋と同じですよ。
(下記の三層構図参照)

面談をする機会があるのならば、何かを伝える前に、
聴いてあげてみて下さい。
イメージすると、多少の不平、不満を言って頂くぐらいが、
丁度、良いですよ。

余りにも、不平、不満が出て来たら、
もしかしたら、思わず、指示、指導の一つでもしたくなるかもしれませんが、それはデトックス中の出来事なので、待ってあげる事が良いですよ。

面談であれば、お一人、お一人、聴いてあげられますが、
研修形式の場合はそうはいかないので、
紙を一枚用意して、そこに、不平、不満だけを書き出すように、
してみるのも一つです。

但し、注意が必要なのは、不平、不満で終わらせない事が、
大事です。

デトックスの後は、お食事です。

心の食事は心が満たされる事が大事なので、
満たされるワークをお伝えしました。

心が満たされる、これこそが、
心の免疫力が引き出せられるものなのです。

その満たされるワークについては、
次回、お伝え致したいと思います。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

下記の図注釈:一層目、理性      (顕在意識)

          二層目、過去の記憶(潜在意識)        

       三層目、自然治癒力(真我)

三層構造図




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