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年収、ビフォーアフター

さて、既に5週間に渡って、
サンタさん営業を実践していく過程で、
私自身が経験した、『売れない期間』に焦点をあてて、
お伝えさせて頂いてます。

今週は、あえて真我に出逢った後、
サンタさん営業を実践する過程で、
売れなくなってからの具体的な年収の変化を、
お伝えしたいと思います。

数字で表すと以下の通りです。
黒字が売れている時期、赤字はまさに、
売れない時期の年収の変化です。

2003年      2004年      2005年
480万円 → 560万円 → 1223万円
 
2006年      2007年      2008年
797万円 → 658万円 → 523万円(7月末で退職)
 
2006年の9月に携帯音楽プレイヤーが破損してしまい、
日常に取り入れていた、『究極の営業プログラム』を、
4カ月間、聴かなくなる事で、
前年比、約34.8%減の年収797万円になってしまう経験をしました。

その後、2006年から2007年にかけて、
更に年収が下がり658万円になりました。
もっとも売れていた2005年の年収からは46.1%減です。
もしも、プログラムを再開する事が無ければ、
間違いなく下がり続けていたと思います。
正直、年収、658万円という金額は、
親子二人で生活をする上では、十二分過ぎるくらいの年収です。
売上が下がれば固定給以外に得られる、
歩合給が無いのは当然ですが、
個人の売り上げが無くても、
ここまでの年収を維持出来たのは、

幸いにして、後輩のお客様の商談に同行する事によって、
得られた歩合給があったからでした。

今、思い返しても、後輩のお客様の商談を決める事が出来て良かったと、
思いますが、見方を変えれば、源泉営業によって、
お客様にニーズ喚起をして商談の場へ繋げた後輩が、
もっとも、労力を使っていて、私は、その後輩のお蔭によって、
売れない時期でも歩合給を頂く事が出来たという事になります。

売れない期間が長くなればなるほど、
それ以外にもペナルティが課せられました。

4カ月間売上0を更新した時点で、
最初のペナルティは降格でした。
降格という事は固定給からの減額も発生します。
ただ、当時、私は金銭的な不安よりも、
勤務形態に対する不安を感じていました。

当時の私の雇用形態は、
勤務時間、9時半出勤17時退勤、
土日祝日は完全休みでした。

しかし、売上0を10カ月間、更新し続けた結果、
ある時、営業統括をしている役員の方から、
「今度の祝日は他の売上が上がっていない営業社員は、
全員出社しているので、齋藤さんも出社するように」
と、
言われた事がありました。

このまま、売れない状態が続けば、
売れている前提で得られているものが、
どんどんと無くなっていくようになりました。
一番、心情的に負荷だった事は、

私がきっかけで、サンタさん営業を導入していた会社ですが、
毎月、営業社員が全員を対象として研修を実施する中、
月一回、別日には、売上0の営業社員を対象とした、
研修が実施されていました。通称、『0績研修』です。

かつて、サンタさん営業を社内に導入するきっかけを作った私が、
皮肉な事に『0績研修』の参加を義務付けられる。

しかも、研修場所は社内では無く、
初めて、サンタさん営業の研修に参加し、
結果的に会社へサンタ営業を広めるきっかけになった、
YSコンサルタントの研修室です。

今度はその場所へ、売上が上がらない営業社員として、
特別メニューを受講する為に戻って来てしまったのです。
その研修は日中に実施されていた全員研修とは異なり、
夕方に実施されていました。

「売上が上がっていれば、この研修に出る事無く、
今頃、自宅に戻って夕飯の支度をしている時間なのに……」

このような状態になってくると、
いよいよ、日常的に精神的、肉体的に、
色々な弊害が出てくるようになってきました。

次回に続く。


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