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ニセコ38日目。

昨日から降った雪のおかげで、今日のスキー場周辺は「パウダースノー」っていう感じの景色になっていた。

わたしはホテル暮らしをしているが、休日の朝はホテルの広いエントランスの机に充電コンセントをぶっ挿して、携帯とノートパソコンを充電しながらゆったり事務作業や言わいうをして過ごしている(?)

ここで1か月生活をして思ったことは

「ニセコでの生活はストレスが無い」

この一言に尽きる。

札幌で派遣社員としてコールセンターで働いていた時は、毎日何かしらのストレスが頭の中を占有していた。それは人間関係の時もあれば(大体が人間関係のストレスだったと思う)、業務で失敗した事、最近だと後輩に追い抜かれそうな不安、お金の不安、結婚が出来ない不安、友達をどうやって作ろうか、加齢に対する不安などなど。挙げればキリがない。これから新しいことを始めようにもいちから始めなければいけない不安もあった。

向こうでは毎日何かしらの不安と戦っていた。そしてそれは消えることは無かった。最近は意識的にともだちを作ったり、昔の繋がりを復旧したおかげで、社会的なつながりは出来てはきたが、その自分をとりまくどの媒介も決して太いものとはならず、細く小さなものとしてとどまっていたように思う。

何の因果か41歳で巡ってきたニセコ生活。
最初は気分転換くらいにと考えていたが、実際想像していた以上にいろいろなモノを得ている実感がある。

この仕事が終わったら札幌には戻るが、間違いなく都会生活や、コミュニティの中心にいること=幸せとは限らない。それははっきりと理解出来た。というか、自分には無理なのだろう。どこかの企業に勤めて出世を目指して・・みたいな生活だけがすべてでは無いことはわかった。

生まれガチャ? 都会に、首都圏に生まれることが出来なくて残念だったね? みんなこそ、こんな自然豊かな場所に生まれてなくて残念だったね。はーと。

おいでよニセコ。 
たのしーよ。

ニセコひらふ、エース第四ペアリフト降り場より


中国人?の女性にお願いして撮ってもらった。

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