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路上聞き屋に挑戦したけど、難しかった#294

題字は自分で書いた。

モデルは名古屋で活動されているディーンカワウソさん

路上に看板を置いて、「はいどうぞ」ってやるのが怖くて出来なかったという話です。

コルクボードとA2くらいの模造紙に、太い油性のペン。
それから、簡単なボードなら立てかけられるイーゼルスタンドを100均で購入し、すすきの、狸小路を回って「この辺かな」と目星をつけたまではよかったが、座って客を呼ぶ体制に入るまでの勇気がどうしても取れなかった。

周りの人から好奇な目で見られるのが怖かったのだと思う。
実際はそんなことないんだけど。自分より年上のおばちゃんの占い師だっているし、何やってるかわからんナゾのオッサンだっている。ストリートミュージシャンだっていっぱいいるぜ? 俺のことなんて誰も見ないよ。

でも気になってた。 

「なぜ、自分は出来ないんだ!? どうしてなんだ!?」を無限にループさせていたのが20代~30前半の頃だったけど、もうそういう事はやめましょう。思考が反芻するだけで、あまり効果的ではない。

仲間がいると安心して出来るのだと思う。
仲間を探そう。その過程で怖さが払しょく出来れば、もとに戻れるでしょう。

ただ、これは人間不信の根本的な解決にはなっていない(別に解決しなくてもよいけれど)。最終的には「人間こわくないよ」が体で覚えられたらいい。そのために、周りから攻めていきたい。

通っていたバーに行って、精神的なつながりを作るかな。
以前と違って、見切りが早くてえらい。ナンパの時は10年かかった。

そもそも、インプットとアウトプットのバランスを取るために行う活動の一環なので(現在はインプット過多)、目的が達成さえできれば正直手段はなんでもよい。なるべくお金をかけたくないので、この方法を思いついたに過ぎない。

ただ、今まで行ってきた「くらがりチャレンジ」とは、すこしステージが違い、明確に越境を行おうとしている自覚があるので、これをきっかけに外海に船を漕ぎだして行く力が付けばよいと思う。

スペースシャトルが打ちあがるときだって、周回軌道に乗るときよりも、打ち上げの瞬間に最も燃料と力を使うらしい。

新規開拓。 この言葉は本当に嫌いだ。


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