はなしかた#371
親愛なるかとうさんからのリクエストに答えて書きます。
要約
これから書くことを短く説明しろと言われたら
「相手に合わせる」
「相手が優先」
これにつきます。
ちなみに、健康状態や相手との関係性によって、出来る出来ないが変化したりもするため(後述)、仮にうまく行かなかったとしても、何も問題は無いです。参考程度にとどめておいてください。
目次
言葉を遮らない
相手に言葉を被せない
余計に相槌をしない(慣れたら挑戦。上級編)
相手によって話すスピードをコントロールする
相手によって話す声の大きさをコントロールする
相手が話し始めたら引く。
まとめ
全てに共通しますが、意識をしないとやってしまいがち。
1つずつ解説していきます。
聞く
1.相手の言葉を遮って、自分の話をし始めない。
いや「遮ってないよ? 普通に話しているよ?」と思うでしょう。
でも、案外気づかずにやっているものです(もちろん。かとうさんだけじゃなくて、俺も)
相手がしゃべっている時は、相手の会話を遮らずに、最後までちゃーんと聞いてあげましょう。
例えば、自分に何が話したいことがあったとして、自分が話している最中に、相手が割り込んで話し始めたらどう思いますか。
「ここからいいところだったのに・・泣」って思いませんか?
人によっては、「私(俺)の話を最後まで聞けよ・・・(怒)」って思っちゃいそう。
相手が話している時は、最後まで聞いてあげようね。
意外と気づかずにやっちゃいがち。
ちなみに、繰り返し遮られると、遮られた側は徐々にストレスが溜まっていき、あなたに対して負の感情を抱いていきます。
「こいつは、私(俺)の話を聞いてくれない」「その代わりに、自分の話しばかりする」ってね。
2.相手に言葉を被せない
1に似ているけれど、相手が話し終わる前に自分の話をしないこと。
よくあるのが、相手が話し終わる直前に、「あー」
「えー」などの相槌を被せて、そのまま自分のターン(会話)に持ち込んでしまうこと。
他人の会話を聞いているとよくわかります。これ。
自分もよくやってしまう。
ダメではないのだが、その先も相手はもっと話したいかもしれない。そこに相槌を被せることによって、相手は話すリズムを失ってしまうことがある。
相手が話し始めたら。話し終わるまではちゃんと聞いてあげましょうね。
3.余計に相槌をしない(慣れたら挑戦。上級編)
(例)
(俺)例えばさ
(相手)はいはいはいはい
(俺)今、肉体労働のバイトをやっててさ
(相手)あーーーーーーー
(俺)結構楽しくてさ。。
(相手)わかるーーーー
言葉の切れ目ごとに相槌を打つと、逆にうっとうしく感じる場合があります。相槌は適度に。と言っても説明が難しいので、他の人をまねてみましょう。
とりわけ、みかんの人はとても相槌がうまいと感じています。
動画にアクセス可能なら、あの人の相槌は勉強になると思います。とっても。とっても
聞き慣れてくると、彼は短い相槌と深い相槌を使い分けているよって事が分かると思います。
参考資料
つづいて話すカテゴリ。
話す
4.相手によって話すスピードをコントロールする
5.相手によって話す声の大きさをコントロールする
よく言われるやつなんですが、相手によって声の大きさと、声のスピードを変えてあげようというやつです。
話すということは「相手が聞いてくれる」ということです。
ここを忘れてはいけない。
ひそひそ話してくる相手に対して、大声で話しても空気が壊れるだけですよ。
カフェで静かに話すような所で、大きな声で話しちゃうと「うるさい」って思われるかもしれません(そういう雰囲気では無いので)
簡単に言うと、相手(周り)に合わせてみましょう。
相手が静かな声で話しているなら、何となく自分も静かな声で話す。
相手が、ゆっくり目の声で話しているなら、気持ちゆっくりに話してみる。
逆に相手が割と大きな声で話して来るなら、自分も大きな声(相手に合う感じ)で話してみる。
「お前が俺に合わせろ」
じゃなくて
「自分が相手に合わせる」です。
これだけで、相手は十分快適にコミュニケーションは取れます。
※ちなみに、話すスピードは基本的に普通~ゆっくりめだと「落ち着いている感じがする」と言われて良いと言われていますが、これは好み。
6.相手が話し始めたら引く
相手と自分の発話のタイミングがぶつかることってよくあると思います。たまたま話始めるタイミングが同時だったとかね。
そういう時は、相手に譲ってあげてください。
そういう時に強引に自分の話をしちゃうと、結局「2.言葉を遮らない」と同じ事が起こります。
相手と言葉が被ったら、相手に譲りましょうね。
余談ですが、自分はこれがなかなかできずに、会社の上司にずっと怒られていました。草。
7.まとめ
出来なくてもえらいし、出来たらもっとえらい。
だいたい出来なくても、コミュニケーションは出来るので、出来なくても何も問題はありません。
しかも、出来るかどうかは、相手との関係性や、その時の健康も関わってくるので、常に出来るとは限りません。
自分だってその時の健康状態や、相手によっては出来ないことも多いです。
でも出来たら多少はいいかも?
そんな感じで書きました。
会話は相手あってのことなので。
そこを意識しておくとよいかもしれませんね。
fight。