「ラーゲリーより愛を込めて」を鑑賞
友人に薦められて、ラーゲリーより愛を込めてを鑑賞しました。
この作品は、太平洋戦争末期にシベリア抑留された日本軍捕虜の実話を元にした話です。
戦争の怖さというよりも、人間の弱さと強さを描きながら家族愛、人とのつながりの大切さを教えてくれる内容でした。
また、フランクリンの「夜と霧」のように、絶望の淵に立たされても決して希望だけは持ち続ける大切さも教えてくれました。
更には、生きる希望を失っても、それでも生きていく決意の生きざまを主人公は身を持って教えてくれます。
どんな状況になっても生きる意味はある。本人は意味なく感じていても、生きていることで周囲に与える影響は絶大なのです。
この作品の鑑賞中は終始すすり泣く声が周囲から聞こえてきました。
きっとこの作品を観た人は、普通に生きていることが特別であることを感じたに違いありません。
自分もこの映画を観て、今生きていることに感謝して、これからを大切に生きる意欲を掻き立てられています。
今日は映画の感想でした。