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宅建士合格への道:インストラクショナルデザインとの出会い

宅建士への挑戦

10年以上前から、宅建士の資格を取得したいと考えていた。その理由は、体力が落ちてきた時のことを考えて職人からデスクワークに切り替え、長く仕事を続けられると思ったからだ。また、内装工事の下請けをするより、賃貸住宅の仲介から建物管理までパッケージで仕事をしたいと考えていた。お店の立地条件も駅前ということもあり、周囲からも不動産屋をすすめられ、中には店舗として貸して欲しいという不動産屋もいた。そんな中、取引先の不動産屋の社長がアドバイザーになるからと宅建士取得を後押ししてくれたことが、一番の理由だ。

何度も挑んだ試験

後押ししてくれた社長は、まず一冊の分厚いテキストをくれた。「これ一冊あれば十分、すべてを暗記したら絶対受かるから、やっちゃんならできるから頑張りな」と渡された。そんなに簡単に受かるものかと思いながら、適当にテキストを読んで試験に挑んだが、もちろん不合格だった。そんなことを2度、3度と繰り返し、忙しいことを理由に申し込みだけして受験しない年もあった。自分にはもう無理だと半ば諦めていた。

インストラクショナルデザインを知って

そんな中、たまたま偶然にミクシィのマイミクのプロフィールに見慣れない言葉があった。それが「インストラクショナルデザイン」だった。なんのこっちゃと調べると、そのマイミクに向後先生がいたのだ。そこで今度は動画を検索すると、「教員のためのインストラクショナルデザイン入門」で向後先生が「教える技術」を力説している姿に感銘を受けた。それは、効果的に効率よく教える技術であり、誰もが持っていてよい技術であること。親が子へ、上司から部下へ、先輩から新人へと、どんな場面でも使える技術、それが「インストラクショナルデザイン」だった。そんな教える技術を持った人から教われば、宅建士の合格も可能かもしれないと希望が湧いてきた。

                            つづくと思う


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