ある日のキャンプ
酔っぱらいに懐かれ、絡まれ、疲れはてたある日のキャンプ。
夜中に他のキャンパーに卑猥なことを叫び、他人のテントに向かって小便をしようとし、ずーと自分自慢をしていた、自称70歳の大学教授。何か哲学のような、経済学のような、無教養な私には、全く理解できないハイレベルなお話。
あの時、ついいつもの癖で、相づちを打ってしまったせいで、飯を作る暇を与えてもらえず、ひたすら聞かされることとなった。
時間を忘れて話し続け、そのうちに怒鳴りだし、とてもお下劣なことをわめき、その直後にまた、ご講義を始められ、考えて見ると、70歳であのパワーはすごい!
でもあの時は、最初は寂しい年寄りだな、とか、反面教師にしよう、とか、直ぐに飽きるだろうとか、思ってたよ。でも、ほとんど食べずに3時間も飲んでると、こっちもいい加減よっぱらってくるわけで、11時前頃とうとう怒鳴り付けちまった。
何だかキョトンとした顔していたけど、素直に寝に行ったよ。旧型のプリウスで連泊だって。
教授が去ってからようやく肉とか野菜とか調理して食べたけど、怒っている時に食べても美味くないね。しかも翌朝、腹具合が悪くなって、最悪だった。
それでもね、ボルテージの上がったじいさんを黙らせるほど、綺麗な夕焼けを見られたのは、唯一良かったかな。千葉県の先の方にある海辺のキャンプ場だけど、コロナが鎮まったら、また行くつもり。近くの道の駅の、びわソフトが懐かしいよ。
今年は、年越しの車中泊しただけで何処にも行ってない。秋にはなんとかなるのかな?
一昨年の失敗キャンプのお話でした。
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