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昭和42年男のカルチャー日誌

2024年5月29日(水)会社終わりにシネスイッチ銀座で「ありふれた教室」を鑑賞。第一印象は「ヨーロッパ版の怪物(是枝裕和監督作)」教育熱心な女性教師が自身で最善策を選びつつ、職場の同僚達(含む校長先生)にも相談しつつ、「良き教室」「安定した教育環境」を目指しますが、全て裏目裏目に転がっていく、サスペンス(?)映画。上手く転がるポインドはどこにもなく、彼女が徐々に追い込まれるだけです。日欧ともに、校長先生は役に立たないのは同じなんですね。いやー、ありふれた光景なんですね、これ。嫌になりますね。

2024年5月20日(月)池袋HUMAXシネマズで「胸騒ぎ」を鑑賞。この作品は昨今稀に見る「胸糞」映画でした(誉めてません)。
自分が殺されると、愛娘がどういう目に合うのか分かってるのに、能動的に動けない父親の描写が一番怒りポイントでした。今の日本人の大半も、この父親と大差ないかもしれないですね、残念ながら。  


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