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昭和42年男のカルチャー日誌

2024年4月12日(金)会社帰りに池袋へ移動。「グランドシネマサンシャイン池袋Ⅰ-MAX:オッペンハイマー」を鑑賞。「原爆投下とその被害の描き方が甘い」・「被爆者への想いが感じられない」等々の日本サイドの様々な反応も聞いておりました。あくまで私見ですが、結局のところは、原爆を落とした戦勝国サイドの価値観と、原爆を落とされた敗戦国サイドの価値観が、完全に合致するには100年スパンの時間の経緯が必要だと思います。よって、今回の作品に関して、あまり嫌悪感を示す感情の揺れは起きませんでした。あくまで、原爆を是とする意味ではありませんが・・・。
ヒューマンドラマとして本作を観ると、物理バカのオッペンハイマーより、ロバート・ダウニーJRの役が印象に残りました。
本人曰く、映画「アマデウス」の敵役「サリエリ」を意識した役作りをしたそうですが、その目論見は上手く結実したと思います。その情報なしでも、小生も「サリエリ」感を想起しておりました。

3時間を軽く超える映画ですが、もう一度観たいと思う一作でした。機会があれば、是非Ⅰ-MAXで再鑑賞したいと思います。

2024年4月10日(水)、会社終わってから新宿へ移動。「Kinoシネマ新宿:アイアンクロ―」を鑑賞。
中学・高校時代プロレスファン。NWA世界チャンピオン「ハーリー・レイス」や「リック・フレアー」の様な老獪なアメリカン・プロレスラーが好きでした。そんな世界チャンピオンのライバルレスラーだったエリック兄弟の悲劇に関してはライブな記憶がありました。
エリック家の悲劇を淡々と描いていく中で、兄弟愛は感じましたが、親子愛は正直感じませんでした。あとプロレスラー役の役者陣全員が、オリジナルのレスラーより全然魅力が無かったのが意外でした。

2024年4月20日(土)お昼過ぎ「TOHOシネマズ新宿:オーメン・ザ・ファースト」を鑑賞。
オリジナルのオーメンは復習も兼ねて事前にアマプラで再視聴済。

結末が判っており、正直、あまり乗れませんでした。やっぱり、オリジナルが良すぎると、前日譚でも中々厳しいものになるんですね。新たな発見も・驚きもなく、後日サブスク視聴でもイイかもしれません、残念でした。



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