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昭和42年男のカルチャー日誌

2024年1月4日(木)午前10時から、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにおいて「キース・へリング展 アートをストリートへ」を鑑賞。
同氏展覧会は結構昔に、鑑賞したおぼろげな記憶があるものの、検索してもそれらしい展覧会はヒットせず、結局、不透明なまま来館。
自分の大学生時代には既にポップカルチャーアーティストの代表アイコンであり、非常に親しみが持てる存在でした(CM効果も絶大?)。
これ ↓ は来日時の画像。

今回、ここ数年培った自身の様々なアート体験というフィルターを通じて、あらためて彼の作品と向き合うことになりました。
アンディ・ウォーホル、バスキア、ウィリアム・バロウズ等々NYのカルチャーシーンを跋扈していたアーティストの影響を受けつつ、彼オリジナルのストリートカルチャー文化を生み出していきました。

と同時に、ピカソ等に見られた様なアフリカンなプリミティブカルチャーの因子も取り込んでおり、自分の大学生時代に、この点は理解出来なかったな~と思ったり思わなかったり。
他にも、レディメイド的作品もありました。アンディ・マウスもその一つでしょうか?(マグカップ購入しました)。

彼が作業中に聴いていた曲も紹介されていましたが、ヒップホップカルチャーの萌芽と思しき曲調でした。

作品「スウィート・サタデー・ナイト」等々に見られるグルグルの表現は「アフター6ジャンクション」パーカーロゴとの相似性を感じざる負えないのが現状・・・。

あと彼の画歴でアート・アクティビズムを紹介したエリアでは、ここ数年の「ロシアによるウクライナ侵攻」・「イスラエルによるガザ・コースト」・「ジェンダー問題」等々の報道を毎日聞く中、彼の平和・平穏への強い願いを表現した作品群が心に響きました。


まだまだ絶賛開催中です。気が滅入る日々が続いていますが、萎縮するのは得策ではありません。是非是非、来館鑑賞をお薦めします。

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