昭和42年男のカルチャー日誌
2023年4月22日(土)所沢で「みうらじゅんフェス」鑑賞したあと、有楽町まで移動。午後から「角川シネマ有楽町:パリタクシー」を鑑賞。「こんな感じの内容の映画かな?」と思って観たら、「そんな感じのまんまの映画だった」でした。何やら訳アリのフレンチマダムを乗せた、日常生活に疲れた中年タクシードライバー二人のハートウォーミングなドラマです。フレンチマダムは年齢や雰囲気から愛媛県松山市で独り暮らししている実母を思い出してしまい、極めて複雑な心持ちになってしまいました。
パリ市内を巡りながら、二人の小洒落た会話劇に、彼女の激動の人生模様を描いていく、そんな映画です(ネタばれ回避)。
この映画を観て、感想を述べながら、リーズナブルなフレンチかイタリアンレストランでディナーするとイイ感じがします。お薦めの一作です。