2024年の振り返りと2025年に向けて
【はじめに】
明けましておめでとうございます、Yu_Seです。今年もよろしくお願いいたします。
いつもnoteをご覧頂き、ありがとうございます!
おかげさまでnoteを始めて今年で6年目を迎えます、早いものです。
ここまで続けて来れたのは皆さまに読んで頂けているおかげだと思っています。
今回の年末年始は、実家に帰省して家族との時間を過ごしたり、カンゲキ大賞のお仕事をしたり、この後でも紹介するとある一大プロジェクトの準備を進めたりしています。
さて、このnoteでは毎年恒例の昨年の振り返りと今年の目標について記載したいと思います。
尚、毎年この時期に昨年の舞台演劇の傾向をnoteにまとめていたのですが、今年は一大プロジェクトの準備を優先していて記事化しない予定です。
かなり閲覧数も伸びるシリーズだったので、止めてしまうのは勿体無いのですが、それよりも一大プロジェクトに時間を割いた方が今後として絶対に良いはずなので。楽しみにしてた方、申し訳ありません。
【2024年の振り返り】
私のプライベート事情としては、人生初めての転職活動をして無事志望していた職種に転職することが出来た1年でもありました。
私が転職した理由の一つは、社会人をやりながら演劇関係の事業に身を投じたいと思っており、その時間を確保するためでもあります。
そして、早速その演劇関係の事業の準備を着手している状況です。
そんな状況なのですが、まずは以下のnoteで掲げた通り2024年の目標は以下の4つで定めていました。
そして、それぞれの達成状況を◎、○、△で示します。
2024年は、1年前の目標でも記載しましたが「継続」から「挑戦」にシフトする年にしたいと言いました。
そしてそれを概ね達成出来たかなと思っています。
まず一つ目の「新規事業立ち上げ準備をして、年内に何らかのアクションをとる」ですが、この項目こそ、先述した一大プロジェクトの準備に該当します。
まだネット上ではその詳細について公表はしていないですが、舞台演劇に関する一大事業を起こそうと企画しています。
それに伴って法人の設立を本気で検討していて、その準備も進めています。
運よく公認会計士の資格を持っていて税理士としても知見のある方と繋がることが出来て、その方に色々法人設立のアドバイスを頂きながら進めている最中です。本当に経験豊富な方で、色々私の不勉強さが露呈していますが、学ぶことが沢山あってやり取りをしていて楽しいです。
また、舞台観劇に関する一大事業の企画内容なのですが、そちらに関してはカンゲキ大賞でお世話になっている代表の仲さんと壁打ちをしたり、小劇場演劇と商業演劇それぞれで、観客と演劇関係者にヒアリングして、今私が考案中の企画が果たしてニーズのあるものなのかを検証している最中です。自分の中では「こうだ!」と思っていても、実際には他の部分がニーズとして強く求められていたり、色んな意見を頂きながら企画をブラッシュアップしました。
そういったグループインタビューによるヒアリングを通して、様々な演劇関係者の方と知り合うことが出来たのも、昨年の大きな成果の一つです。こういったコネクションを大事にして次に繋げていきたいです。
その時のグループインタビューで参考にした書籍を以下に挙げておきます。
↓グループインタビューに関しておすすめの書籍
そして、そういったことを踏まえて、現在は事業計画書を作成中です。事業計画書というものを初めて作成しているので、書籍を色々読みながら勉強しながら作成しています。以下はおすすめの書籍です。
↓事業計画書を作成時のおすすめ書籍
そんな形で、舞台観劇に関する新規事業の立ち上げに向けて順調に準備が進んでいるので、この目標は達成出来たかなと思い◎にしました。
私が今転職した企業は、会社員をやりながら法人を設立して代表を務めながら勤務も出来るので、非常に柔軟性の高い働き方ができて感謝しています。新規事業を進めていく上で、自分の仕事などの調整も出来たという点でも昨年の行動は大きかったです。
次に、二つ目の「「レコメンド屋さん」の運用を整理する」ですが、こちらは何も外向きにはアクションが取れなかったので△にしていますが、今後どうしていくかについては私の中で決めています。
年内に何かしら告知すると思うので、そちらをお待ちください。
そして、三つ目の「第2回カンゲキ大賞をやりきる」ですが、こちらも十分達成出来たと思い◎にしました。
↓カンゲキ大賞とは?
第2回カンゲキ大賞では、投票システムの保守運用を担当して、無事何事もなく完遂することが出来ました。
そんなこともあって、舞台演劇のチラシを代行して劇場に配布しているネビュラエンタープライズの清水さんにインタビューを受ける機会もありました。
こうやって、カンゲキ大賞を通じて演劇関係者と繋がれたのは非常に貴重な経験で、カンゲキ大賞のスタッフとして関われて良かったと思っています。
そして昨年の10月からは、私はカンゲキ大賞の理事に昇格致しました。
投票システムを問題なく保守・運用したことも認められたのかもしれませんが、そのナレッジをドキュメント化したりなど、組織のために自主的に活動出来たことが認められたのも大きかったように思います。
現在投票期間中の第3回カンゲキ大賞では、理事として、そして投票システム担当として仕事をしています。
今回の投票システムは、仲さんと協力してデザインを変えて動線を分かりやすくアップデートしました。
一般選考、会員一次選考ともに投票期間中なので、ぜひ2024年に観劇をされた方は投票お願いします!
一般投票はLINEで「カンゲキ大賞委員会」を友だち登録すれば誰でも無料で投票出来ます。
↓一般選考は、こちらの公式LINEを友だち追加すると投票できます
また会員選考に関しては、半期会員か支援会員のいずれかに入会頂くと投票出来るので、一緒にカンゲキ大賞を盛り上げてくれる方はぜひ入会をお待ちしております!
因みに、半期会員については今回導入した新制度で、来年も継続するか分からないので、ぜひこの機会に!
↓半期会員/支援会員に入会したい方はこちらへ!
最後に、4つ目の「観劇レビューをnoteとインスタに投稿し続ける」についてですが、こちらは言わずもがな達成して◎をつけました。
昨年はnoteとインスタに観劇レビューを投稿した本数は65本、観劇レビューにはしていないけれど観劇した本数は10本、配信視聴した舞台演劇は11本の合計86本の観劇でした。
2023年と同じペースで観劇が出来たかなといった所です。
↓noteの観劇レビュー
4つの目標とは関係ないですが、noteのフォロワー数も100人以上増えて、2025年1月5日現在では527フォロワー、noteの累計ビュー数も1年前の22万ビューから16万ビュー増えて38万ビューを超えました!
また、インスタグラムに関してもフォロワー数が324フォロワーで、1年前の192フォロワーと比べて132フォロワー増えました。
因みにXはアカウントを持っているのですが積極的にフォロワーを増やしに行っていません。
その理由は、そもそもXの治安が悪くなってしまったのでフォロワーを増やすと危険なアカウントからの攻撃も受けかねないと思っているからです。
フォロワー数を増やすことのリスクも大きいので、Xで影響力を持つことは考えていません。
【2025年に向けて】
2024年の振り返りが出来たので、ここでは2025年の目標を立てたいと思います。
2025年は、舞台観劇関連の新規事業立ち上げを軸に、以下の3つの目標を立てたいと思います。
まず一つ目は、今絶賛準備中の「舞台観劇に関する事業を立ち上げ、運用を開始する」です。
こちらに関しては、具体的に事業計画書でスケジュールを立てていて、2025年4月頃法人設立、2025年9月頃事業をリリースで進めております。
この計画で順調に進めることを目標にしたいと思います。
舞台観劇に関する事業とは、具体的にはこの場には記載しないですが、webサービスのローンチです。
舞台観劇をもっと楽しんでもらえるようなサービスをローンチしたいと考えております。
二つ目は、「カンゲキ大賞の理事として、より良い大賞になるよう努める」です。
第3回カンゲキ大賞を成功させることはもちろん、そこで出た失敗を踏まえて第4回カンゲキ大賞に繋げていくことも目標に含めています。
そして今、仲さんと絶賛進行中なのは、カンゲキ大賞の内部で新たなwebサービスをローンチすること。
こちらもエンジニアである私も協力して、少しでもカンゲキ大賞をより良く出来たらと思っています。
最後に、「観劇レビューをnoteとインスタに投稿し続ける」は継続して取り組んでいきたいと思っています。
私が前勤めていたIT企業を退職する時、上司に舞台演劇に関する事業をやりたいと話したのですが、その時に「演劇のようなリアルにこそ価値を置く事業は、今後ますます需要が伸びると思うから頑張って」と言われました。
そして続けて「今のデジタルの世界は、生成AIの登場で何が本当で何が嘘か分からなくなってしまって、今後ますます荒廃していくと思うから、そんな時こそ誰もが信頼できるリアルが重要だと思う」と言っていました。
その言葉はとても印象に残っています。
ITに関するトレンドを熟知した上司でさえそう感じているから嬉しい、演劇に可能性があると思える反面、今の演劇業界が直面している課題はリアルの価値が上がりすぎて高価なものになっていることでもあると思っています。
演劇のような没入感あるエンタメ・芸術に価値が置かれて重要になっていくこと自体は良いのですが、昨今の物価高騰などによって演劇というものの価値が上がってしまって、裕福な人間しか触れることが出来なくなっているのは、それはそれで問題だと思っています。
物価高騰によってありとあらゆるものの値段が上がっても、給料が上がらないという現状は、多くの日本人を節約志向に追いやっています。
そして一番真っ先に節約で削られてしまうものは娯楽でしょう。
ましてや舞台観劇に関しては、最近だとミュージカル1本観劇するのに1万円では足りないことの方が多くて、それでは観たくても経済的に断念せざるを得ないことが増えているでしょう。
未だかつて舞台観劇したことがない人にとっては、チケット代が高すぎて一度も観ずに断念してしまう。
今まで沢山観劇していた人でも、観る演目を絞って観劇するようになってしまう。
そんな状態が続いていると思います。
お金を沢山持っている一部の観劇層だけが観劇を楽しむ状況になっているのが現実だと思っています。
これって果たして良いことなのでしょうか。
エンタメや芸術が豊かであるということは、決して主催者側が儲かって資金的に潤沢であることを指さないと思っています。
もちろん、経済的に豊かであることも大事だと思います。
しかし、それだけではエンタメ・芸術は豊かであるとは言えないと思います。
では、どういった状態が豊かであると言えるのか。
それは、貧富の差や肩書き、性別年齢、国籍などに関係なく、誰もが舞台観劇を楽しむことが出来ることではないでしょうか。
老若男女あらゆる人々が舞台観劇をすることによって、その作品がその人にどう映るのか、その多様性が育まれます。
その様々な人々の視点による作品への捉え方がエンタメや芸術を豊かにすると思っています。
同じ思考を持った一部の人たちにしか触れられない演劇があったとしても、その閉塞的な鑑賞から新しいシナジーは生まれないと思います。
昨今の物価高騰で、多くの観劇者が自分の推しが出演している舞台以外は見送るようにしているという声をよく聞きます。
もちろん、推しを観るための舞台観劇も大事だと思いますが、それだけで終わってしまったら作品自体は同じ人たちにしか届かず可能性は広がっていかないと思います。
この作品は知らなかったけれど観てみようかなという軽い感覚で舞台観劇に足を運べるような、そんな状況こそがエンタメや芸術を豊かにするのだと思っています。
芸術鑑賞にはセレンディピティが重要です。
そのセレンディピティは、物価高騰によって特にチケット代が高価な舞台観劇に関しては急速に失われつつあります。
セレンディピティを失った舞台観劇からは、新たな発見や可能性を主催者側も観劇者側も享受することが出来ません。
これによって、エンタメや芸術の豊かさを静かに損ない続けているのではないかと思います。
そうならないためにも、今何か手を打たないといけないと私は思っています。
それに応えるアンサーを、今構想中のwebサービスで導き出せたらと思っています。
舞台演劇のセレンディピティを失わないためにも、私はこの事業を立ち上げることに注力したいと思っています。