コンタクトが原因!?私が経験した「アカントアメーバ」とは?
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
今回は私がかかった目の病気「アカントアメーバ」について話そうと思います。
まず、私は本日2020/2/15現在アカントアメーバは完治し不自由なく生活しています。
それと大事なことですので先に言います。
今現在コンタクトレンズの使用方法を守っていない人はすぐに使用方法を守ってください。
守らないならこれ以上先に進まないでください。
お願いします。
ちなみに私は、1dayコンタクトレンズを1週間使用し、しかも洗浄水ではなく、水道水でコンタクトレンズを洗っていました。
ですので、この様な使い方をしている方、もしくは、コンタクトをつけたままお風呂に入ったり、寝てしまったりしている方も今すぐやめて下さい。
では、本題に入りましょう。
私がかかったアカントアメーバという病気は、目の病気であり、目(眼球)の中(表面)に、文字通りアカントアメーバが入り目に悪影響を及ぼすという病気です。
この悪影響というのは、この病気の進行度によりますが、私の場合、目に曇りがかかり目を開けていても何も見えないという状態にまでなりました。ここでの何も見えないというのは真っ暗というわけではなく、すりガラスが目に付いているような感覚であり、目の前で何かが起こっていても分からないという状態です。(皆さんも一度はやったことがあるであろう視力の悪い友達に指を見せてこれ何本?が分からない状態)
他にも、光が眩しくて目を開けていられないという症状です。この症状が出てから治るまで、私は1人で外出ができませんでした。
ここでの光が眩しい。という症状はみなさんの想像を超えるものだと思います。私は自分の部屋の中でサングラスをかけていました。それでも眩しくて目はとじていたのですが...
こういった症状が両眼で期間に差はありますが、合計で1ヶ月続きました。
結局、私は両眼とも眼球の表面を削り、ピマリシンという眼軟膏とクロロヘキシジンという目薬を使い、症状発生から約5ヶ月の治療生活を過ごし、完治に至りました。
では、次は病気の症状発生から完治までを説明しようと思います。
過去を振り返り思い出してみると、1番初めの初期症状はコンタクト着用時に何か違和感があるなというものでした。その当時はまぁよくある事だなという感覚で特に意識はしていなかったのですが、本当に今思えばという感じですが、今までで1番違和感が強かったと思います。その時はいつも通り何も起きず、ちょっと目が変だなというくらいでした。
それから1ヶ月後、ちょうど実習の期間だったということもあり疲れが溜まっていた頃、日光が今までより明かに眩しく感じました。それも突然。強烈に。そこで絶対におかしいと感じ、夜に救急病院に行きました。そこでお医者さんには「目に傷が入っているので目薬を出しておきます。一応近いうちに近くの眼科で見てもらってください」と言われました。
そう言われると、「傷だけだったらすぐ治るな。」と思い、あまり気にしないようにしていました。
しかしその3日後、突然右目が見えにくくなりました。
これは流石におかしいなと思いつつも実習最終日ということでバタバタしていて、目のことは気にせず、無視していました。
ですが、症状が治らなく、言われていた通り休みの日に近くの病院に行くと、そこでお医者さんに「コンタクトの使用方法はきちんと守っていますか?」と聞かれました。
そうです。私はコンタクトの使用方法をきちんと守っていなかったのです。
しかし、私は「きちんと守っています。」と答えてしまいました。
これが今回私の病気「アカントアメーバ」が悪化した1番の要因です。
これにより私はアカントアメーバではなく眼球ヘルペスであると診断されました。
もちろん眼球ヘルペスの薬はもらいますが、当然治りません。
初期症状から5日が経ち10日が経ち、薬はきちんとしているのに全然治る気配がない。こうなると私も私の家族も、治らないのはなぜか?疑問に思い、そして焦りになります。そしてついに、上述した様に右目が見えなくなりました。
ここまでくると怖くなり、大きな病院で一度見てもらうことになりました。
しかし、そこで私は、お医者さんにこう言われます。「これは角膜の病気だとは思いますが、私は専門では無いので来週専門の先生に見てもらいましょう。」と...
正直「何でやねん!あんたも医者やろ!」って思いました。
しかし、待つしか手段はないので待っていたのですが、またしてもここで症状が悪化します。翌日に診察を控えた夜、とうとう左目も上述の様に見えなくなってしまいました。
すなわち、診察をしてもらう頃には私は両眼ともほとんど見えていない状態で病院に行き(親に連れて行ってもらい)そこで角膜の専門のお医者さん(その時は、顔もまともに分からないお医者さん)にアカントアメーバであると診断されました。
ここでは正直にコンタクトの使用方法を守っていないことは伝えました。
主な治療法は眼軟膏と目薬があげられ、最悪の場合、眼球を削るという事を伝えられ、私は症状が進行してしまっているため、その日に左目を削りました。
そして、その10日後に右目も削り、両眼とも少し差はあるものの削った2週間後には何とか見えるほどにまで回復しました。
そこから眼軟膏と目薬を続け、学校にも復帰し、何ヶ月か経過したのちに、何とか完治にまで持っていく、という流れでした。
症状発生から視力回復まで約1ヶ月です。
これが私のアカントアメーバの体験記です。
私の場合、症状が進んでいたため、両眼とも発症両眼とも削るという治療でしたが、本来であればここまで重症ではありません。
ちなみに眼球削るのはめちゃくちゃ痛いです。
おそらく私の人生で1番痛いであろう痛さです。
みなさん本当に気を付けて下さい。
ここで、私の病気を見つけてくださったI先生及び私を支えてくれた人に感謝したいと思います。
ありがとうございました。
最後ですが、大事な事は何度も言います。
みなさん。
絶対に絶対にコンタクトレンズの使用方法は守ってください。
コンタクトレンズは水道水で洗わない。
もはや水道水に触れさせない。.
コンタクトレンズをつけたままお風呂に入らない。寝ない。
気をつけて下さい。
また、アカントアメーバに感染してしまった方、またはそのご家族の方、質問があれば何でもいいのでコメントして下さい。
出来るだけ力になれる様に頑張らせていただきます。
余談ですが、正直目が見えていない1ヶ月間、失明の可能性や後遺症が残るという事が頭から離れませんでした。.
目が見えなくなったら自分の周りの人に申し訳ない。何てったって原因は自分のコンタクトレンズの乱用だから。
目が見えなくなったら「死ぬ」かも
という事まで考えてしまう程、正直追い込まれていました。
今までの人生は何やったんかな。
人間こんな呆気ないもんなんかな。
もっと遊んどけばよかったな。
好きな人と好きなことして好きな物買って好きなとこ遊びに行って。
色んな後悔が頭の中を埋め尽くしました。
正直皆さんも同じ立場になったら私と同じ事を考えると思います。
今を生きてください。
大切な人を本気で大切にしてください。
人生は一度きり
悔いのない様に
ではまた!