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ザッカーバーグさん日本の声優に平手打ちを食らわせる

日本の声優団体が「無断生成AI反対」のキャンペーンを打ち出したまさにそのタイミングでMETAは感情表現ができる音声生成AIを発表しました。

2024年のハロウィーンに間に合うように、Metaは、テキストと音声の入出力をシームレスに統合できる同社初のオープンソースマルチモーダル言語モデルであるMeta Spirit LMを発表しました。 従来の音声用 AI モデルは、自動音声認識を利用して音声入力を処理し、それを言語モデルで合成してから、テキスト読み上げ技術を使用して音声に変換します。 このプロセスは効果的ではありますが、トーンや感情など、人間の音声に固有の表現力が犠牲になることがよくあります。Meta Spirit LM は、音声、ピッチ、トーンのトークンを組み込むことで、これらの制限を克服する、より高度なソリューションを導入しています。 • Spirit LM Expressive : ピッチとトーンの追加トークンが含まれており、モデルは興奮や悲しみなどのより微妙な感情状態を捉え、生成されたスピーチにそれを反映することができます。 たとえば、怒り、驚き、喜びなどの感情状態を検出して出力に反映できるため、AI とのやり取りがより人間らしく、魅力的になります。 Meta がテキストと音声の入力/出力を組み合わせた Spirit LM オープンソース モデルを発表 | Venture www.tumblr.com

声優たちの「無断生成AI反対」の件を聞いた時に最初に思いついたのが、いずれ「あなたの音声データを生成AI学習データとして利用することを許諾する」という契約書にサインしなければそもそも起用されない未来がやってくるんじゃないか?という事でした。

起用する側からすれば大金掛けて作品作るのに声優が不倫しました!とかで途中で降板とかになったら大変な訳ですよ。今回のMETAの技術がどれほどのモノになるのかはわかりませんが、いずれ生身の声優がいなくてもとりあえずは作品が作れる位のレベルに到達するのはそれ程遠い未来ではないと感じます。

でもイラストレーターから始まってこれからどんどん食えなくなる職種が増えていくと社会不安につながるんじゃないかという危惧はありますね。

最近アイロニカルに言われてるのが「実はブルーカラー最強じゃね?」という事です。

AIの犠牲になってるのはホワイトカラーが多いですからね。
ブルーカラーの敵はロボットですが、ここでソフトウェアのビジネスよりハードウェアの商売の方が難易度が高いという事実が影響を及ぼしてくるのではないか?

AIがホワイトカラーを虐殺するスピードはロボットがブルーカラーから仕事を奪うペースを上回るのではないでしょうか?

もっとも自動運転タクシーみたいにAI企業がブルーカラーの仕事を奪うケースも多いでしょうから結局は職種にかかわらず人間がやることが全体的になくなっていくという事でしょうけど。

AI+ロボットには絶対に出来そうにない仕事って・・あ、一つ思いついたけどここには書けないな(笑)



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TriA
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