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時計の秒針を見続けていた小学生時代

小学生時代
時計の秒針が1秒、また1秒と
動くのをひたすらじーっと見ていた。


時計の秒針なんて
何が面白いの?!
みなさんは思うかもしれない。


時計の秒針が
1秒1秒動くのを見て
私も何も面白いとは思っていなかった。


ただただ
「寿命が1秒づつ縮まっていっている」
ことを確認していたのだ。

すごくクライ・・・
クラスギル・・・・と
思われるかもしれない。


そうです。
そのくらいクラカッタのです。


楽しんでも怒られる
泣いても怒られる
笑っても怒られる
怒ったらもっと怒られる


クラスメートが
バカなことをして無邪気に笑っているのを
覚めた目で見ていた私。

どうして
あんなバカなことをして
楽しいのか
平気で笑っていられるのか
私には全然分からなかった。


教室も楽しくないし
あと何時間我慢したら
学校から家に帰れると時計を見て計算し

家に帰ると
あと何時間我慢したら
寝る時間になると時計を見て計算し

寝る時間になると
ホッとして
兄達と遊んで夜更かしして
怒られていたw


透明人間になりたくて
どうしたら気配を消せるのか
どうしたら存在を消せるのか
「とうめい人間目薬(ドラミちゃん道具)」や
「石ころぼうし(ドラえもん道具)」などが欲しかった。


さらには
当時流行していた
ノストラダムスの大予言を願っていた。
(不謹慎だけど、切実だった)。


1999年7月に地球が滅びるとの話。
自ら命を絶つことはNGだと思っていたけれども
これなら合法的?に命を絶てるのではないか。
「みなさんはノアの箱舟に乗ってください。
 私は乗らなくて結構です」。

※1999年7月は
 その前に息子が誕生して忙しく
 気付いたときには過ぎていました。


そのくらい
生きているのが辛かった。


そうして
「生きない選択」をすることで
私は生きながらえてきた。


「今」から振り返ると
「何をしていたんだろう?」。
もったいないなぁwww

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