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模倣の凄さ
こんばんは。がくです。
部屋の窓を開けて記事を書きだしたのですが、今くらいの気温の夜が一番好きです。時刻は現在22時30分です。今日も睡魔と戦いながらパソコンと向き合っています。
さて、今日の内容は引き続きビジネスモデルについて紹介していきます。軽い気持ちで読み始めた本ですが、内容の濃さと量の多さが相まって、一生ビジネスモデルについて書いていくんじゃないかと思って、恐怖を感じています。
ビジネスモデルの内容の中でも今回はビジネスモデルを創造するにはどうすればいいのかという昨日と似た内容となっています。そこで簡単に昨日のおさらいをします。最近時間がたつのが遅すぎて、本当に昨日のことかわかりませんが、復習をして行きます。
一言で昨日の内容を表すとビジネスモデルを創造する為に必要な力は抽象化と具体化を往復して考える力だよ、という内容でした。
この言葉を聞いた時に、本当に頭がいい人って、難しい言葉全然使わない事を思い出しました。なにを言い始めたんだこいつは。と思う方もいらっしゃると思いますが、結構的を得ていると自負しています。いやほんとに。
頭がいい人は難しい言葉を使わない=抽象化と具体化する能力がビジネスモデルを創造するのに必要な能力
この主張が繋がるくらい飛躍した考えをしてしまう癖があるので、説明します。まず抽象化と具体化を往復している人で思いついたのがかの有名なひろゆきさんです。ひろゆきさんはyoutubeで視聴者からの質問に答えるという配信をよくされています。質問に答える際にひろゆきさんは必ず質問者の質問に対する論点を簡単な言葉で整理します。これは誰もが分かる様に質問者の質問の意図を明確にする為じゃねーかなと思っています。
そして次に答えとなる具体的な内容を話します。そしてその具体例が分かりやすい様に他の事象を例に挙げてみている人を納得させます。この時に凄いなと思う事は、どんなに難しい内容の質問に対しても中学生でもわかるような言葉しか使わない事です。聞いている方としては、簡単な言葉で分かりやすく説明してくれるのでとても納得できます。
自分は昔まで、難しい言葉を普段から使いこなす人が頭のいい人だと思っていました。しかし、色んな人を見ていく中で本当に頭がいい人は、聞いているこちら側の前提の知識量や理解力に合わせた話し方、言葉の選び方をしてくれるので、使っている言葉はとても簡単なものが多いとわかりました。
話をだいぶ戻しますが、(そろそろ本題に入らないとやばい。同じことを何度も言っている気がする。)このわかりやすい話し方に必要なのが抽象化と具体化を往復する事ではないかな。そうなんじゃねと考えました。
抽象化して物事の大切な要素を理解し、具体的に話すことで、使っている言葉はシンプルでも相手に伝わりやすい説明になるという事です。(自分で言っていて何を言っているのかわからなくなってきました。当の本人が分かりやすく説明できていない地獄。)
これ以上、ひろゆきさんについて話していても訳が分からなくなってきそうなので、本題に入ります。
そんな抽象化から具体化、具体化から抽象化する事がビジネスモデルを創造する上で重要になってくる模倣のフェーズでも大切になってきます。
日本人って模倣や真似をする事にとても抵抗がありませんか?自分自身もNO1にならなくてもいい、もともと特別なonly oneという歌で育った世代なので、マネする事は悪と思ってきました。それこそ、誰もが知る有名企業の社長さんなんかは、ゼロイチを考える力に優れた天才、オンリーワンだと思ってきました。しかし、実際は違うようです。
どんな有名な社長でもアーティストでも、最初は誰かの真似から始めます。誰かの真似を徹底的にして、それを見本の型とします。その型を自分なりにアレンジしていくことで初めてオリジナリティが出る様になってくるのです。(え、てことは将来的に有名なアーティストは全員モノマネ芸人を卒業した人達になるのかな。そういう事ではない。)
そうなんかい。早く言ってほしかったわ。本を読んだ時、真似する事は悪だと決めつけていた自分はそう思いました。では、なぜこんなにも真似する事=悪というイメージがついているのか。それは、世の中には表面的な真似事が多いからです。表面的な真似事とは中国のミッキーマウスや、アメリカ村のパチモンのシュプリームなど、見た目を真似したものです。これはシンプルに何らかの法を犯している又は犯すすれすれの事なのでいいとは言えません。その次によくない点が、これらの真似事は真似するものの表面的な所しか理解できていないという事です。シュプリームの例でお話すると、何も、赤い四角の背景の中に白文字英語で文字を書いていればバカ売れするというそんな単純な話ではないという事です。シュプリームの価値というのは、デザイン性も勿論そうですが、なんといってもブランドイメージを根づかせたことだと思います。今でもシュプリームの何がかっこいいのか、服にあまり興味がない自分には理解できていませんが、とりあえず、シュプリームをきていれば間違いないという風潮がある事は知っています。そのイメージを作り上げた事が価値であるので、シュプリームを模倣したプリントTシャツには何の価値もありません。
なので、マネするとしても、シュプリームのビジネスモデルを構造的に理解し、そのブランドイメージの築きかたを踏襲し、模倣する事ができれば、それは良い模倣になると思います。
その様に模倣していく中で自分の色、オリジナリティが出てくることで、そのブランドはシュプリームとは全く異なる価値を創造できるようになるのです。
筆者は更に、模倣とイノベーションは共通する点があると言います。
でもこれを読んでいて思ったのが、模倣する事が創造する時の最初のステップなのは理解できたが、さすがに模倣=イノベーションは言い過ぎじゃねと思いました。(そしたら、黒子のバスケの黄瀬涼太が奇跡の世代の中で一番イノベーションを起こしている事になるやん。いや絶対イノベーションを起こしているのは黒子だろ。なんだよ幻のシックスマンって。コートに6人いる計算になるやんけ。※そういう事ではない)
なぜ筆者が模倣とイノベーションは殆ど同義であるというのか。それは二つをする為に必要な能力が共通しているからだと主張しています。
模倣をする為に必要な能力が以下の通りです。
・観察力
・ヒアリング力
・結び付ける力
・実行力
・ネットワーク力
以上の力が模倣する際に必要になるらしいです。これらの力がイノベーションを起こす際も必要になるので、模倣=イノベーションという事になります。
これらの力を見た時に自分に圧倒的に足りないのが「ネットワーク力」
だと感じました。というのも友達はいるものの深く狭くの関係なので、交友関係は広くありません。そして、仕事場もまだ人見知りを絶賛発揮中なので、あまりネットワークを広げていけてません。なので、見本にするべき型を見つける為のネットワーク力が皆無な事にこの章を読んでいて気が付きました。
しかし、何も筆者がここで言う、ネットワーク力とは、大学時代でサークルの中心に君臨し、飲み会でコールに合わせながら酒を一気飲みして周りを盛り上げる人達が身に付けている浅く広くの関係を保つ力ではない気がします。それこそ、ネットワークを広げて行く力はこれから身に付けていけばいい力だと感じているので、まずは、日常生活から、抽象化と具体化の往復を意識しながら、模倣の天才黄瀬涼太を目指していきたいと思います。
(とんでもない所に着地した気がする。)
というわけで本日は模倣について学んだことを紹介しました。
ではまた明日もビジネスモデルについて話していきたいと思います。
それではまたお会いしましょう。グッバイ。