Autumn Camp vol.2 二日目
こんにちは。八郷留学の原部です。
子供たちからは "なおっきー" って呼ばれてます。
前記事に引き続き、Autumn Camp vol.2 の二日目の様子をお伝えします!
一日目の様子はこちら↓
起床〜朝ごはん
前日の夜はみんな興奮してなかなか眠れないかと思いきや、布団を敷いて電気を消したらあっという間に寝てしまいました。いっぱい遊んで疲れたんだね、かわいいな。
朝ごはんは薪と羽釜でお米を炊き、卵かけご飯や納豆や韓国海苔と、昨夜のラーメンのスープ(完全無化調なのでお汁としても安心で美味しい)で済ませました。朝から羽釜でご飯ってよくないですか?
カステラなんて本当にできるの?
わかります、その気持ち。
実は森スタッフで本番までに3回リハーサルしました。
まずは卵を黄身と白身に分けてクリームとメレンゲを作ります。森では電源がないので、電動ドライバー4本に泡立て器の羽をつけて混ぜました。
卵は9月の八郷留学でもお世話になったのむらファームの平飼い卵を惜しみなく80個, 小麦粉4kg, 牛乳4l, 砂糖2.4kgを使いました。クッキングシートは60cm幅のものを食用のりで貼って1.4m四方にしました。
材料を混ぜ終わったら直径86cmの型に流し込み、8月の八郷留学でみんなで作った120cmの巨大フライパンの上に乗せて火床まで運びます。
生地を混ぜているあいだ、火起こし組はたくさんの薪を燃やしてくれていたので、火床にはいい感じの熾火がたっぷりできています。これで炭火焼きのように弱火でじっくり焼けるというわけです。
型の周りを外枠で囲んで熱を閉じ込め、蓋をしてその上で火を焚き、フライパンの余白でも熾火を焚けば、森のオーブンの出来上がりです。
この子は持参したノートにオーブンの構造をメモってました。学びの意欲たるや。リハを繰り返して考案したオーブンにそこまで興味を持ってくれるとは。泣けます。
少しでも炎が上がると一瞬で焦げてしまうので注意が必要です。子供たちはやたらと薪をくべたがるので更に注意が必要です(笑)。
待つこと1時間強、、、
じゃじゃーん!ふわふわでほんのり甘~いカステラの出来上がり。ぐりとぐらの絵本みたいにちぎって食べました。この日も森の住人がたくさんいたのでお裾分け。子供たちにも少しお土産に持って帰ってもらいましたが、きれいになくなりました。
今日も今日とて森は自由
森も二日目となるとみんな楽しみ方をわかっています。昨日のクリスマスリースやスプーンの続きを作る子、森でのお料理を楽しむ子、やはりひたすら火の守りをする子などなど。本当に個性が豊かです。
お昼はスパイスカレーにしました。子供でも食べやすいようにココナッツミルクをたっぷり入れて。地元産の無農薬野菜をたっぷり入れて。
木を削って作ったスプーンでカレーを食べる。ワイルドだね〜。
さてさて、そんなこんなで二日目も自然の中でたっぷり遊んで、たくさん頭も体も動かして、楽しかったことでしょう。なおっきーも楽しかったよ!スタッフの皆さんも、ありがとう。
それではまた次回の記事で。
撮影協力: 三浦奈央
執筆: 原部直輝