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夏の風物詩は、撮るよりも見る方が楽しい

8/1(水)、SNS撮影という体で「江東花火大会」に行ってきました。

最寄り駅は、東西線・南砂町駅。「打ち上げ1時間前ぐらいでも意外と空いていますよ」というレビューを見たので高をくくっていたら、駅を降りるとそこには人・人・人!ド平日の18時ぐらいなのに浴衣の人たちも多くて、仕事終わりなのか夏休みなのか分からないけど、花火大会って人を集める力がすごいんだなと実感しました。

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19時頃になると、さすがに辺りも暗くなってきて人もぞろぞろと集まってきます。

今回初めての花火撮影ということで、事前に「花火撮影 方法」でググって、バルブ撮影の方法を学んでおきました。ISOは100に設定、遠くのものにピントを事前に当てておく、などなど。

人の会話が生み出すザワザワ感がマックスに。町内会?のお偉い方の話を終え、ちょっと間が空いたと思ったら、急に「ドーーーン!」と地面から突き上がるような音がしたと思ったら、空がパッと明るくなりました。

おっしゃ絶対うまく撮るぞと意気込んでいたものの、シャッターを切っても真っ暗闇で、肝心の花火撮影がうまくできない……!!

(※ 今回、CanonのiOSアプリを使ったリモート撮影に挑戦したのですが、どうやら「ボタンを長押ししている間シャッターを開く」というのが設定なようで、普通のシャッターと同じではないことが判明しました )

タイミングが合わない → ちょっと早めにシャッターを切る → 光を取り込みすぎて明るすぎ → ちょっと遅めにシャッターを切る → 暗すぎて見えない → やっとうまくいった!

何せ初めての挑戦なので、上記のようなことを何度も何度も繰り返しました。今のがダメでも次があるからがんばろうと思えるのは、花火撮影のいいところだなぁと感じました。

そして撮れたのがこれらの写真。初めてにしては上出来。花火って躍動感がすごいなぁと撮ってみて分かりました。

(※ もちろん、本来の目的のSNS撮影もしてきました )

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でも、何回も何回も撮りながら、頭の片隅でこう思うんです。

「こんなに巷に花火写真があふれているのに、自分はずっと花火をカメラ越しに撮っていて記録に残すことにこだわっていていいのか?」

「あれよかったねぇ」とか「でっかくて思わず大声あげちゃった」とか笑いあったり、花火が打ち上がるタイミングでぐいっとビール飲んだり(めちゃくちゃ旨い)、帰りの人ごみが少なくなるまで残ってだべったり、帰り道に近くの飲み屋でもう一度飲み直したり。

花火は打ち上がるところから、消えるところまで、そのすべての様が美しい。良き思い出として、楽しく美化されてそれが凝縮される。

やっぱり花火は、撮るものではなく見るものだなと、僕はこの花火大会に来て撮影してみて、そう感じました。

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