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築地市場での撮影で、あるおじさんに言われた一言

昨日10月6日、築地市場が最終日ということで、 #noteカメラ部 と称して、みんなで写真を撮りに行ってきました。

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事の発端は、うすいくんが noteカメラ部 として、池田くんに写真を教えてもらおうというイベントに自分も誘ってもらっていたことでした。

あいにく、その日は台湾から帰ってくる日だったので断ったんですが、次回はきてねということで誘ってもらったのが、第2回の「築地市場」でした。しかもその日は最終日。こんな偶然ないよなぁと思って楽しみにしていました。

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到着したのは、AM9:00。
すでにたくさんの人たちが築地市場にあつまっていました。

すでに何人ものnoteカメラ部の人たちが来ていたので(寝坊しました🙇‍♂️)、その人たちが撮らないような構図の写真を撮りたいなぁと思って、いろいろスポットを探してはパシャパシャ撮ってみました。

(↓)この小さな小型運搬機のことを「ターレー」といいます

撮影日の前日、山口さんがツイートしていた「珈琲の店 愛養」に行ってみたいなと思って、Googleマップで探してみて向かったら、ながーーーーい行列が。さすがに炎天下の中並ぶのはしんどいなと思い断念。

せっかくなので、近くのお店で生牡蠣を食べました。レモン汁をさっとかけて、楊枝で刺していただく。口に入ってきた瞬間にはツルッと喉を通り抜けていて、後で牡蠣と塩味が追いかけてきました。さすが「海のミルク」と呼ばれることはあるなぁと、しみじみ思いました。

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何かいい構図はないかなぁとウロウロしながら道を歩いていたとき、後ろから突然

「邪魔だよ!」

と言う、ターレーに乗るおじさんの大きな声が聞こえました。

びくっとして、慌てて道をよけたので、危うくカメラを落としそうになりました。近くにいた知らない人たちも、慌てて道を空けます。

そんなに怒ることないじゃないか ──。

なんて、そのときは思っていたのに、妙に頭に残っていたので「どうして言われたのだろうか」と考えながら歩いていたとき、「それは至極当たり前の主張だよな」と納得しました。

つまり、自分たちは「ここは自分たちの場所ではないのに勝手に興味本位で入ってきている客人」であることを忘れていたのだと。彼らが毎日働いていた場所に僕らはズカズカと入ってきて写真を撮っていたからこういうことが起きたのだと実感したのです。

誰だって、自分の仕事場に勝手に知らない人が入ってきて邪魔をされたら苛立つはず。それなのに、「築地市場 最終日」というキラーワードで、いつのまにかそのことを忘れてしまっていたんです。

しゅんとなった自分は、それから写真を撮るのをやめてしまいました。

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うなだれていたら、近くに noteカメラ部の人たちがいることがわかったので、合流しました。そして、そのときまでに撮った写真を少しレタッチ。

それから、全員集合するため、新橋にあるコワーキングスペースに行きました。彼らがそれぞれ撮ってきた写真の中から、3つのテーマを各1枚ずつTwitterのDMグループにアップしていきました。

・築地市場編
・食べもの編
・センス編

それぞれが、3つのテーマの意図を簡単にプレゼン。詳細はうすいくんが書いてくれたnoteをぜひ見てみてください。

ちなみに、自分がエントリーした3つのテーマ写真はこちら。

■ 築地市場編

■ 食べもの編

■ センス編

ちなみにこの写真(↓)も、センス編に投票しようと思ったんですが、上記の写真のほうが光と影のバランスが最高だったので断念しました。

築地市場編のおじちゃんの写真は、みんなから「いいね〜」って褒めてもらえて嬉しかったです。自分自身でいいなと思ったものを、他の人もいいねと言ってくれる。それだけで、自己肯定感がだいぶ高まります。

最後に集合写真を撮って、解散。

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撮影するときには、そもそもそこは撮ってもいいのか、彼らがいやな顔をしていないか、誰かの邪魔をしてないか、この3つを必ず確認したいなと思いました。

自分たちが撮りたいからって、撮っていいわけではない。そんなことを改めて実感した撮影でした。

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ちなみに次回のテーマは、「」だそう。紅葉スポットにみんなで行って、自分の心が動いたときにパシャパシャ撮っていきたいです。

もちろん、このnoteをみて「僕・私も参加してみたい!」ということだったら、ぜひぜひ連絡ください。

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平野太一
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