自分が「いいね」と思ったものを相手にもいいねしてもらうには
たまたま、自分が昔書いたnoteがSNSに流れてきて、書いた当時のことを思い出しました(2016年2月に書いていた)。
このサイトを知ったのは、たしか、三軒茶屋のミスドでドーナツをほおぼっていたときのことだったと思います。偶然知って、ムービーを見て。思わず鳥肌が立ったのを覚えています。
「これは書いて伝えなければいけない」
と、直感的に思いました。
サイトを読み込んで、このサイトが伝えたいこと、自分が見て何でいいと思ったのかを考えて書いてみました。スクショを貼り付けたり引用文を追加したりと、完成させるのに結構時間がかかったはず。
いろいろまとめて書いてみたときに思ったことは、自分がいいと思った物事を誰かに理解してもらうには労力をかけないといけないのだということ。
「いいね」や「良さそう」とか短文でもシェア、無言でシェアであれば、“なんとなく”良かったとしても投稿できます。でも、どうしてあなたがシェアしたのか読み手側は意図がわからないので理解してもらいにくい。
記事のURLだけをシェアされると、その人がどのような意図を持ってシェアしたか、記事のどの箇所を支持しているのかを汲み取るコストがかかります。シェアされる側からすると、シェアする際は意図を示す一言が欲しいです。
参照 : チームビルディングを加速するには、URLに価値観を添えて共有する
しかし、シェアした方はシェアした方で、別に強い意思があってシェアしているわけではなく、「良い記事あったから気が向いたら読んでみてね」くらいの軽い気持ちのことも多いです。軽い気持ちでシェアしているので、わざわざ感想や一言添えるのはめんどくさい。
自分がどんなものに興味を持っているのか、ずっと変わらないのであればシェアするだけで相手に分かってもらえるけど、興味はその時々で変わるもの。
もし、本当にその物事の良さを誰かにも共有したいのであれば、何に自分の琴線が触れたのかをキチンと筋道立てて説明しないといけないなぁと思います。
わざわざ良かったことを言語化して、ウェブにまとめて誰かに伝えようとすることは、普通はやらなくてもいいし、めんどくさいこと。それに、自分がやらなくてもいいコンテンツは数珠つなぎ的に広がっていくもの。
でも、自分が「いいね」と思ったものは、どこがいいと思ったのか自分のなかで言葉にしてみて、それを見せたときに相手に理解してもらえるかを練習しないといけないなと、改めて思いました。
たぶんえとみほさんは、Twitterで140字ギリギリまで書くことを通して、「いいね」を伝えようとしているからこそ、フォロワーがどんどん増えるんだろうなぁと思います。