Trelloのサポートページから学んだ3つのこと
仕事で Trello を使っています。社内のメンバーを Trello ボードに招待するために「共有リンク」を試してみたものの、なぜかエラーになってしまう…。原因が分からなかったのでサポートページを見てみました。
…結論としては、ヘルプページを見てもわからず、サポートページから問合せをしたのですが、このページから学べるところが多かったので、備忘録がてらまとめておくことにします。
1. 最初にヘルプページへの導線をつける
サポートページにアクセスするということは、つまり、すぐにでも求める答えがほしいということ。サポートからわざわざ内容を詳細に記載し、カスタマーサポートと連絡を取り合うのも、正直めんどくさい…。
でも、もしヘルプページに回答があったら、その手間を省くことができます。
だからまず最初に「ヘルプサイトをチェックする」という項目の下にヘルプページへの導線を貼っているのがよかったです。僕もこの表示を見て、まずはヘルプサイトにアクセスして似た答えがないか調べてみました。
さらに、その下に「Trelloが停止中かどうか?」という項目があるのもよかったです。Trello にアクセスできないとき、自分の環境だけで起きているのか、それともサービス自体が落ちているのか、すぐに調べられるようになっています。
最後に「Trelloコミュニティで質問する」があったのち、問合せフォームから入力を促すフローになっています。どうやったら自力で回答を見つけられるかの流れがスムーズだなと感じました。
2. 日本語以外の言語にも対応している
海外のサービスなので、日本語 = 外国語なのですが、問合せ時にきちんと注意書きが明記されています。最近の翻訳サービスで訳せば理解できるところも多いため、一言書いてあるだけで安心して問合せができます。
また、ヘルプページも、英語だけでなく日本語にも対応。その他だと、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、スペイン語にも対応しているとのこと。全世界で使われているサービスは、対応言語数が多いなと感じました。
3. 問合せフォームも選択式が多く選びやすい
Trello のように長年サービスを運営していると、よくある質問というのはいくつかのパターンに収れんされるかもしれません。だからこそ、問合せユーザーがスムーズに質問できるように、答えていきやすいフォームになっています。
例えば、「どんな問題にお困りですか?」という質問。
「アカウントに関する問題」と選択すると、「ログインの問題 / アカウントの削除 / プロファイルの更新」が候補に表示され、他の項目を選択すると、それぞれ違った候補が表示される仕組みになっています。
そのあとに概要を記入すると、「業務への影響を選んでください」という項目で、レベル1〜4まで選べるようになっています。
そして、数日経たないうちに、返信が返ってきました。
解決策は、招待するときのゲスト権限を変更すればいいだけでした。
ひと呼吸おいて調べてみると、他のサービスのサポートページやヘルプページからも学べるところが多そう。いいサポートページがあったら、備忘録がてらまとめていきたいと思います。