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バク宙もロン宙も、やれたんだから!

 CL入ってるオタク向けの引用をタイトルでかましてしまった。当オタクです。
 武道館が怪我なく無事成功してよかった~から約1か月後、2024/12/18のミュージック・ジャパンTVさんの特番で年長組(日髙竜太さん・加納嘉将さん)が新曲や武道館公演の振り返りを行っていたので、アンコール公開も終了した今、部分的に軽く文字起こしをさせていただきます。

 本編自体が有料配信なので、事細かに書くというより抜粋程度で留めたほうがいいのかな、と思いつつ……ライブで観たことをふんわりレポするレベルのnoteなので一言一句たがわぬ文字起こしではないこと・今回の文字起こしは武道館にまつわる点のみであることをご容赦くださいますと幸いです。


1. 番組概要

 インタビュー時期はおそらく大阪でプロモーションをしていた時期で、「SAY IT」発売・武道館終了数週間後の2024/11/25かなと推察しており、その頃に二人が率直に感じていた想いを番組内で語られておりました。

 前半は「SAY IT」の曲に対する想いだったのですが、後半は「SAY IT」にかけて、テーマに沿った「言いたいこと」をメガホン装着で叫んでおりました。かわいい。その一部模様がYoutubeで公式切り抜きから見られるのでぜひ見てほしい……

 こんな感じでメンバー愛を語ったりメンバー苦言(メンバー苦言???)を語ったり。相変わらず仲良しで可愛いな~というところです。
 でも、いつも通り可愛い話に留まらなくって、彼らが2024年の今を生きて武道館で乗り越え感じたことがすごくよかったので、ざっくりとですが文字起こしします。

2. 「恐怖」と戦うこと

 武道館公演のとくに花形とも言えたシーンが、テンハネの「アクロバット」だったかと思います。テンハネとは明言されてなかったはずで(されてたらすいません、オタクはもうこの曲と思い込んでロクに話も聴けてなかったと思う)、特別編を作るレベルでキーポイントとしていたんですよね。

 もともとBALLISTIK BOYZはメンバー全員がはじめからアクロバットを出来ていたわけではなく、アクロバットができなかった子もデビューに合わせ練習を積み重ね技術を身に着けたバックボーンがあります。

 そして、今回インタビューを受けた竜太さん・嘉将さんは本来「苦手」寄りだったメンバーです。

 その壁を乗り越え、デビューソング「テンハネ」の2番サビ後ろにはストンプ(stomp; 足を踏み鳴らすダンスの意)のパートがあり、ストンプのあとにアクロバットを加えることがひとつの醍醐味として扱われていました。(下記およそ2:03~)

 とはいえ、アクロバットはデビュー以来恒常的に実施されていたわけではないです。さまざま事情を考慮されていたのでしょう、昨今ではアクロバットが見られるというのは貴重な機会としてファン・アーティスト間で相互認識されていたように思います。
 そんなアクロバットを本公演を機に実施することになり、それで特別編成のYoutube動画が作られるほどだったのですが、ざっくりまとめると、竜太さんはミュージックジャパン内で下記のように語っていたわけです。

・おい竜太!(自分への呼びかけ) アクロバット頑張ったな
・一ヶ月前から眠れないこともあった
・ご飯を食べていても、アクロバットを思い出し喉を通らなくなった


 ビハインド・普段の発信を見ていて思ったのですが、ここまで考えが煮詰まっていたと、正直思わなかったのがオタクとしての本音です。
 なぜなら、竜太さんは普段からご自身のアーティスト活動において、比較的明るい発信に努めているからです。別に私がどうとかでなく、竜太さんを応援されている方なら同じように思うんじゃないかな……。
 このあとに補足で二人の会話が入るのですが、印象的だったのが「パンツが、靴が変わるだけでもできないんじゃないかと怖かった」「俺(竜太さん)と嘉将は練習のあと残って飛んでいた」とお話されていたことです。人類の衣食住や定時を蝕むレベルの恐怖がそこにあったの、当日の堂々とした振る舞いではとてもじゃないけど読み取れない。

 ここからはコンビ厨オタクの語りになるのですが、さらに印象に残ったエピソードがありまして

・俺(竜太さん)と嘉将はリハーサルも飛んだ、それは怖かったから
→飛ぶ前は怖かったけど、スタッフも待ってくれてしーんとしてて、時間も限られていて、好きなタイミングとはいえ怖いとも言いづらい(ダサい)と思った
・いつもなら僕(嘉将さん)より竜太くんが先に飛ぶ
・今回のリハーサルでは俺(竜太さん)より嘉将が先に飛んで、これはいかなきゃと鼓舞された


 もちろん自分自身のうちで戦い考えていたと思うのですが、ふまえてでも、窮地に立たされるなか二人で励まし合っていたエピソードが鮮烈だったんですね。
 BALLISTIK BOYZのみなさんはちゃんと矜持があって、エンタメを自信をもってお届けしてくれるのですが、人らしく・社会人らしく向き合っている言葉を素直に見せてくださったのがオタクとしてはすごく印象的でしたし、普段「恐怖」をはっきりと言わないからこそ、ここまで悩んで励まし合っていた事実に、成功してよかった……と心から思うわけです。
 武道館のディスクを購入された方・権利のある方はぜひスマプラフォトの69枚目を見てほしいのですが、オタクの記憶の限りでは、アクロバットが成功して喜び合っていたときのお二人が写真に残っていて、こんなにも笑顔で終われて、本当によかったです。みんな見て。おねがい。
 ちなみに、これもサブスクコンテンツなのであまり仔細は書けないのですが、普段は竜太さんが鼓舞されてただろうエピソードが武道館4日前のブログに書かれているので、権限のある方はぜひ目を通していただきたい……。


3. これからのオタクの話(あとがき)

 文字起こししつつ補足しつつ当オタクの私情が入りつつでしたが、普段言わないプレッシャーや向き合っていた時間、成功体験としての結果が一連で知られて、今回のミュージックジャパンのインタビューがあって本当によかったなと思います。
 われわれオタクって、与えられた点や要素でしか参照できないじゃないですか。本インタビューがなかったら、ただ前向きに励まし合っている部分しか見えなくって、それが今回インタビューによってしっかりと悩み向き合っているすがたが見られたの、オタクとしてありがたい。竜太さん・嘉将さんの精神性や強さをよりいっそう知られて、もっと好きになったと本心から思うわけです。
 じゃあこれからのオタクができることって……ぶっちゃけ別にないんですけど、ただ、これからも楽しく前向きに、そのとき見せてくれるものを最大限に受けとめて喜んでいくのが幸福なんじゃないかな、と。
 パフォーマンスでもSNSでも接触イベントでも、そのとき会える推しの姿をしっかりと大事にして、こんなオタクくらいはずっと前向きに笑っていたいものです。
 今回は二人に焦点を当てましたが、当然7人はじめ関わるおとなみなさんに、たくさんの尽力をありがとうと伝えたい。改めて、武道館公演成功、本当におめでとうございます。HAPPY!

 なお、タイトルに引用したのは、バンジージャンプを迷う嘉将くんを後押しした竜太くんの一言です。
(【BALLI7】童心に帰ろう~バリ学園~ 林間学校 in 秩父 Vol.5 2022/3/8(火)BALLISTIK BOYZ)
 これからも、ずっと励まし合っていってほしいな。

https://www.cl-live.com/programs/ondemand/rMuL2h6YioJ5era3ZJakjk?lang=ja

 
※あと、これは本当の余談ですが、このような怨念を懇切丁寧にしたため公式にお送りしましたところ、チェキとしてプレゼントをいただきました。
 みんな、怨念は言語化しよう。


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