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英語の基礎(8)英検準2級の2次試験落ちてしまいました。

2000年代前半から現在まで22年以上、小学生から社会人まで色々な世代、色々な職業の方々に英語を教えてきて、英語を学ぶ生徒さんや留学希望者の方から、限りなく沢山の質問を受けてきました。その中でインターネット上の質問と重なる質問も時々見受けられます。そんな質問に答えていこうと思っています。


Q:英検準2級の2次試験落ちてしまいました。 パッセージやイラストについての質問はおそらく答えられたのですが、4番目5番目の質問で自分の意見を言う時に言いたいことは頭に浮かんでいるけどそれを上手く英語で話せなかったのが原因だと思っています。

次2次試験を受ける時は必ず合格したいのですが、どんな対策をしたらいいと思いますか?



*2級向けの2次試験のアドバイスについては、2年くらい前に数回に分けてアドバイスしています。
Vol.29位からありますので参考にしてみてください。


A:以下の順に準備してテストに臨んでください。


1、予め、以下のような、簡単に答えられるような構文(フレーズ)を2つ以上用意しておきましょう。

そしてそのフレーズを面接で活用しましょう。

例① (Because )it is *good (bad) for + 人(me, you, など) +to do(動詞の原形) =人にとってdoするのはいい(悪い)ことです。



例② (Because ) I think it *easy (difficult) for + 人+ to do(動詞の原形) =人にとってdoするのは簡単(難しい)と思います。



*good、bad, easy,
difficultなどが比較的使いやすい形容詞ですが、臨機応変に他の形容詞に変えてもいいと思います。

また予備知識として、準2級の問題の4番目、5番目については、どちらも5W1Hの疑問文ではなく、Yes/No で答える疑問文で出題されます。

「いつ?」や、「どこで?」や「何を?」などの質問で聞かれてくることはありません。


2.落ち着いてYes/Noクエスチョンが聞かれるということを意識しつつ、試験官の質問を集中して聞きます。


特に最初の数単語をできる限り聞き漏らさないように。
基本的に質問に出てくる単語のレベルは1次試験で出てくる語彙レベルと同じくらいです。

わからなかったら再度「I beg your pardon.」など再び聞く時のフレーズを使って聞き直しましょう。


3.聞き取れたと仮定します。


次は自分が答える番です。YesなのかNoなのかを予め 用意しておいたフレーズで答えやすいと思ったほうで決めましょう。
別に受験生の意見を聞いているのではなく、受験生のスピーキング能力をチェックしているので、できるだけ英語の文章にしやすい方を選択して答えましょう。


4.最後に、

「(実際)私は~。=Actually I am (do)~.」

「(例えば)~というニュースを見た。=For example, I saw a news that says ~」


などという文章を付け加えて、4番目5番目の質問それぞれ2つ以上の文章を答えられれば、おそらく英検準2級レベルでは、及第点がとれるはずです。


1つ例を挙げておきます。
面接官: Do you think students should have more time to use computers at school ?
受験生:Yes.
面接官:Why?
受験生:(Because) it is good for them to learn many things. Actually I have my own computer and use it everyday.
比較的簡単に英語のセンテンスが作れませんか?
実際の会話にも使えます。


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