(2台目の) QNAP がやってきた!その2
(この記事は 2021年6月 くらいの情報です)
前回とりあえず MCX312B-XCCT だけ取り付けた TS-473、PC 側の 10GbE NIC や増設メモリ等々も届いたので、本格的に稼働させることにします。
増設設備
MCX312B-XCCT(Dual SFP+ 10GbE)
Low Profile Bracket はまだ空港で乗換中みたい(5日くらいやってる)
DDR4-2666 SO-DMM 16GB x4
両面実装だけど仕方ない。
ちょっとギチギチ…熱が心配かなぁ
PC 用の MXC311A-XCCT(SFP+ 10GbE)
DAC 0.5m(NAS - Switch)+ 1.5m(NAS - PC)
FS.com で中国から3日で届いてびっくりしたやつ。
適当にかき集めた 4TB HDD(ひどい)
速度もなにもかもバラバラですね。
SMR も交じってますね。
まぁ、とりあえずはこれで RAID-0 します。
ちなみに、TS-473 の HDD ベイはプラスチックベースで、ガイドは取り外せるのではめ込み固定が楽で、底面ネジの止まりも良いので TS-859 と比べてめっちゃ処理しやすいです。
SSD はとりあえずオアズケです。
Farming 関係なくなったら付けましょう。
起動して初期設定
DHCP で取られてたアドレスにアクセスして初期設定を始めます。
さしあたりパスワードは初期同様 admin で。
ネットワークの設定の前に NTP の設定が入ります。
逆のがいいと思うけどなぁ。
TS-859 Pro+ の時はディスク必須でしたが、今回は後でディスクの設定を行うことができるようです。これはいい。
まぁ、ポチポチして、待てば終わるので悩むところはないでしょう。
詳細設定
さて、本格的に設定していきます。
見慣れたログイン画面から入って、
そだね、アップデート大事ね。
そしてもう一回。
バージョンまたぎは一足飛びにはできないってことですかね?
まぁ、そんなに時間かかるものでもないので良いです。
最新にしたら、デフォパスワード(admin)のままじゃダメと言われました。
「お勧めします」とか言ってるけど、パスワード変更しないと何も表示してくれないので実質的に強制です。
なお、パスワードの変更では "admin" は受け付けてくれなくなりました。
なにこれめんどくさい。
まぁ、仕方ない。やりますよ。
というわけでやっとアクセスできるようになりました。
QTS 4.5 って初めてなのでメニューがちょっと迷いました。
メモリはちゃんと 64GB 入ってますね。
NIC も二本認識してます。
ネットワーク設定見たら、どこにあるどれなのかまでちゃんと表示してくれてすごいです。
これが専用機(NAS)と汎用機(PC)の違い。
他もざっくり見ていきますが、あんまり設定するところないんですよね。
謎のサービスがありました。
名前よ。。。
smb のバージョンが GUI で選択可能です。
ついでなので一応 SMB MultiChannel も設定します。
同一ネットワークには1本しかつながないですが。
SSH で繋いだら CLI 入る前にメニュー出てきた。
(実際の画面、ターミナル広くしすぎててツラいwww)
[~] # smb2status
smbd (samba daemon) Version 4.10.18
smbd (samba daemon) is running.
max protocol SMB 3 enabled.
[~] # vi /etc/config/smb.conf
--
server multi channel support = yes
--
[~] # /etc/init.d/smb.sh restart
Restarting SMB services:
Shutting down SMB services: smbd smbd-notifyd cleanupd mdssd-master mdssd-child nmbd.
Shutting down winbindd services: winbindd.
locks path was set to /share/CACHEDEV1_DATA/.locks
Starting SMB services:Shutting down winbindd services: winbindd.
Starting winbindd services:.
done.
samba サーバーは 4.10.18 でした。
smb.sh はなんか色々なデーモンが連動してますね。
winbindd を 2回落としてるのはなんでだ?
まとめて RAID0 作ります。
処理速度とかまで出てるのすごいな(そして性能バラバラ)
接続確認と速度確認
とりあえず、2.5GbE と 10GbE でベンチマークかけてみます。
10GbE でも、計測している時によって Write が 130 とかになったりもするので、キャッシュが効いちゃってる気がしないでもないですね。
キャッシュを無効にして調べてみます。
これ ext4 の async オプションだとすると、大きなファイルにはあんま関係ないかなという気もするけど。
んうー?
素でこんだけ出てるってことかな???
転送中のリソース状況
あまりメモリ使ってないなぁ、I/O Wait は高い。
そして、ネットワークが限界突破してる気がする。
合計ではなく、片側でその数値出てますね、謎。
まぁ、いいことにしようか。
ただまぁ、どんだけ NAS が速くても、結局はローカルの書き込み速度で律速されちゃうのでファイルのコピーそのものはそんなに速くならんのよね。
FastCopy で Copy&Verify で Plot 1つ 30分かかります。
めっちゃ並列転送しても速度落ちないのはおいしいけど。
ところで Windows さんさぁ…
PCIe の接続をリムーバブル扱いする傾向があるよね。
SATA とか。
NIC とか。
取り出すことあるかね、これ…
あと、ネットワークの設定。
ルーターに?The Internet に?つながっていない?のを「ネットワーク アクセスなし」にするのやめてもらえませんかね?
最後に
全部ちゃんと動いているようなので、Plotter の出力先を変更して終了。
一応 14TB あるので当面放置しても溢れることはないでしょう。
ということで、chia 自身もこのディスクを見るようにしてみます。
とりあえず Scan は間に合ってるっぽい。
しばらく様子見てみましょう。