【日本ダービー】ロジャーバローズ 血統考察
今年の日本ダービーは大逃げを打ったリオンリオンの2番手で終始レースを進めたロジャーバローズが直線早めに抜け出すとそのまま2着馬ダノンキングリーを封じて優勝。見事7071頭の頂点に立った。
母リトルブックは英国馬で現役時は未勝利。
母父Librettistは仏マイルG1の勝ち馬でDanzig~Northern Dancerのライン。
母母系にはLyphard~Northern Dancerのラインがあるので母リトルブックはNorthern Dancerのクロスを持つ肌馬ということで父ディープインパクトとの配合において好相性。
さらに父x母でのLyphardのクロスもディープインパクト配合においてキレ味を増幅させる配合。
母リトルブックの半姉ドナブリーニはジェンティルドンナの母で、ジェンティルドンナの母父BertoliniはDanzig~Northern Dancerのラインが本馬の母父と同じ。
よって先述したNorthern Dancerのクロス、Lyphardのクロス共にジェンティルドンナも成立している。
又、父母系にSeattle Slewが入っている点(=ナスキロが成立している)も同じでここが瞬発力を生み出すもう一つの要因になっている。
姉妹ともに父ディープインパクトとの配合でクラシック馬を生み出していることからこのファミリーと父はとても相性が良く、こうして考察してみると血統面からダービー馬にふさわしい配合であったと言える。馬券に反映できなかったことがただただ無念なり。
今後もこのファミリーには注目していきたい。
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