日本ダービー2020 全員血統考察
血統調査員のYRAです。
「血統表は騎手の設計図!」ということで。
今週はいよいよ競馬の祭典が行われます。
ダービーの皆様の推しメンは見つかりましたか?
もしまだ見つかっていないのであれば、是非本記事を参考にして下さい。
それでは日本ダービー全員血統考察スタート!
1枠1番 坂井瑠星(牡22歳)
父坂井英光 矢作芳人厩舎所属
父は元騎手で調教師。叔父に笠松競馬の元騎手の坂井薫人がいる競馬ファミリーの血統背景。
福永祐一の付き人を経て騎手になった。
自らオーストラリアに武者修行に行くなど、意識高い系の若者。
ダービーは初めての挑戦となる。当日は誕生日。
好きな食べ物はカレー。
1枠2番 浜中俊(牡31歳)
父浜中一幸 フリー
血統表を見てもファミリーに目立った血統は見当たらないが、祖父が競馬好きだったようで、その血を色濃く受け継いでいる模様。
デビューから順調に勝ち星を伸ばし2012年には24歳の若さでリーディングジョッキーを獲得。
しかしその端整な顔立ちゆえに周囲から嫉妬を受けることもしばしばで、ラチの外に吹っ飛ばされたり、度々騎乗停止のいじめを受けるなどしている。
そんな障壁を乗り越えて昨年初めてダービーを制覇。
今年はディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑む。
2枠3番 クリストフ・ルメール(牡40歳)
父パトリス フランス産
一般的な騎手になる道である競馬学校を経由せず、普通の高校から騎手へとなった。
2015年に日本に移籍し、日本の騎手となる。
日本で外国人として初のリーディングジョッキーに輝いたトップジョッキー。
Twitterをして騎乗停止になるというお茶目な一面もあり、そのギャップからか人気は高くいつも上位人気に推されている。
近年はアーモンドアイという女に入れ込んでおり、海外から帰国するとその足で会いに行くほど。
「性格が良く、自分にとって特別な存在」などと人目を憚らず公言しているが、本人は既婚者である。
2枠4番 石橋脩(牡36歳)
父不明 フリー
血統不明の突然変異。
JRAが誇るイケメンで、抱かれたい騎手ナンバー1に選ばれている。
一部で性格が悪いなどど言われることがあるが、これはもちろんやっかみから来るもの。
一度某パーティで会話をしたことがあるが、サインも気さくに書いてくれたし、とても良い人だった。
そもそもダビスタ好きに悪い奴はいない。
3枠5番 福永祐一(牡43歳)
父福永洋一 ホリプロ所属
天才と称された父の代表産駒。
叔父に元調教師の福永甲、福永二三雄、元騎手の福永尚武、北村卓士、義従兄に調教師の福永敏がいる華麗なる競馬ファミリー。
2018年に悲願のダービー騎手となった。
一見不愛想に見えるが、いつも競馬場で最後までサインを書いてくれる人格者。
妻は元フジテレビアナウンサーの松尾翠。
プロポーズの言葉は「レースで死ぬかもしれない。それでも結婚してくれるか」
3枠6番 池添謙一(牡40歳)
父池添兼雄 フリー
父は調教師で全弟も調教師の池添学。さらに全妹はバレットの池添美幸という競馬一家である。
大レースでの勝負強さに定評があり、特に有馬記念や宝塚記念に強いことから「グランプリ男」と称される。
その目立つ存在故に周囲からやっかまれることも多く、過去には某ゴシップ誌にホステスとの不倫DV疑惑を報じられたことも。
記事によれば「馬のりになって殴られた」とのことだったが、そんなことは同誌が報じるまでも無く我々は毎週競馬場でその姿を目にしている。
しかし彼は遮二無二ムチを叩くタイプではなく、むしろ少ないほう。
彼よりムチを多用するドS野郎は他にもっとたくさんいる。
それなのに彼が週刊誌に狙われた理由は、当時三冠制覇を達成した直後で話題性があった為だろう。
4枠7番 石川裕紀人(牡24歳)
父石川 相沢郁厩舎所属
父めっちゃ競馬ファン×母めっちゃ競馬ファンの黄金配合。
初給料を両親にあげるという今どき珍しい好青年である。現わしの推しメン。
昨年のスプリングステークスでは10番人気という低評価を覆して、自厩舎の馬での重賞初制覇を果たした。
その時ウイナーズサークルで、ご両親と我々ファンが大いに盛り上がったことは記憶に新しい。
目標とする騎手はライアン・ムーアで、「凱旋門賞を日本人で初めて勝つのは僕です!」と言ったことがある。
わしもそう思う。
4枠8番 津村明秀(牡34歳)
父津村 フリー
血統表に競馬関係者はなく、父が競馬好きだった影響で騎手を志すようになった。
母は女優の津村純子。
G1勝ちこそまだないが、その騎乗技術は同じ騎手仲間から高く評価されている。
初G1をダービーで獲ることができるか。
好きな食べ物はカレー。
5枠9番 ミルコ・デムーロ(牡41歳)
父ジョヴァンニ イタリア産
父は元騎手で、全妹は調教師、さらに全弟も騎手という競馬ファミリー。
イタリアのリーディングジョッキーだったが、2015年に日本に移籍し、日本の騎手となった。
短期免許で来日していた2012年に天皇賞を制した際に、天皇・皇后両陛下に最敬礼を行ったことで一気に日本人の心を掴んだ。
日本食も好んで食べており、外国人の大半が毛嫌いする納豆も好物である。
移籍以来、リーディングの上位常連だが、最近では主に平場のレースでの不可解なレースぶりが散見されることもしばしばで、ランキングも下がってきている。
いわば三振かホームランかのタイプで、その姿は昔広島カープにいたランスのようである。
但し、大舞台での勝負強さは健在。
好きな虫はテントウムシ。
5枠10番 松山弘平(牡30歳)
父松山 フリー
血統表に競馬関係者はなし。
競馬好きな父と祖父の影響で競馬学校に進学して騎手の道へ。
デビュー時からここまで着実にステップアップしてきており、2017年に皐月賞で初G1制覇。
この時、結婚していたことが判明し大炎上した。
今年、桜花賞とオークスを制して既にG1を2勝。
この勢いで念願のダービージョッキーへと羽ばたきたい。
好きな食べ物はカレー。
6枠11番 川田将雅(牡34歳)
父川田孝好 ホリプロ所属
父は佐賀競馬の調教師で父父川田利美も調教師、父父父川田若弥は騎手(佐賀競馬)という競馬ファミリーの血統背景。
昨年・今年とリーディング争いを繰り広げているようにその実力は申し分なく、次世代のリーダーとの呼び声が高い。
曲がったことが嫌いな九州男児らしく後輩には厳しく接しているため、周囲から恐れられている。
ダービーは2016年に制しており、その時以来の2勝目に挑む。
尚、よく本人の名前を「しょうが」と読む人がいるがこれは間違い。
正しくは「ゆうが」なので覚えてあげて下さい。
6枠12番 ダミアン・レーン(牡26歳)
父マイケル オーストラリア産
父マイケル×母ヴィッキーという調教師配合で物心つく前から馬に乗っていた。
15歳の頃、高校を中退して騎手デビュー。
デビュー以来日本の競馬に関心を持ち、2019年に短期騎手免許制度を使って初来日。
初年度からいきなりヴィクトリアマイル、宝塚記念、有馬記念とG1を3勝した。
昨年4着から初のダービー制覇を狙っている。
元騎手の安藤勝己氏によれば「格好は良くない」との評。
7枠13番 和田竜二(牡42歳)
父和田守 フリー
父は厩務員で、兄・和田裕一も厩務員という競馬ファミリー。
甥に騎手の岩崎翼がいる。
デビューから3年でG1を制覇すると、翌4年目にはG15勝を含む重賞8連勝という偉業を達成している。
イケメンにも関わらず性格も良く、自ら余興を買って出る親しみやすさを持ち合わせている。
その為、先輩後輩を問わず多くの人に慕われている人格者。
趣味はコスプレ。
7枠14番 横山典弘(牡52歳)
父横山富雄 フリー
父は元JRA騎手、兄も元JRA騎手の横山賀一という競馬ファミリーの血統表。
長男の横山和生、三男の横山武史はともにJRA騎手。
騎乗スタイル「ポツン」の開発者。
これは最後方で一人ぼっちでレースをすることで、スタート直後に馬券を買ったファンを青ざめさせる技法。
騎手仲間からは「あれはノリさんにしかできない」と評されている。
ダービーは2009年と2014年の2度制している。
好きな食べ物はスープカレー。
7枠15番 武豊(牡51歳)
父武邦彦 フリー
ターフの魔術師と呼ばれた父の代表産駒にして日本近代競馬の結晶。レジェンド。
競馬を知らない人でも知っている稀有な存在。
将来は人間国宝になる予定。
様々な記録を樹立しており、同レースにおいても過去5度制覇という前人未到の記録を打ち立てている。
イチローと親交が深く、まさに「天才は天才を知る」
好きなものはハローキティ。
8枠16番 北村友一(牡33歳)
父不明 フリー
血統不明。
2013年斜行により4日間の騎乗停止となったが、この時に検量裁決室内で机を持ち上げて倒すという粗暴な行為を行ったため、更に追加で2日間の騎乗停止処分を科せられた。
それ以来ファンからは「机」の愛称で親しまれている。
2019年はG1を3勝するなど飛躍の年となった。
この勢いでダービージョッキーの称号も手に入れたい。
8枠17番 三浦皇成(牡30歳)
嫁ほしのあき 鹿戸雄一厩舎所属
血統表に競馬関係者はなし。
2008年にデビューすると1年目から91勝を上げて武豊が持つ新人勝利数記録を塗り替えた。
「武豊を超える天才」と大いにもてはやされたが、ほどなくして当時人気グラビアアイドルだったほしのあきとの交際が発覚すると、世の男性たちからの風向きは一変。干されてしまうことに。
そこから長き低迷期に入り今だG1勝利に手が届いていない。
これが男の嫉妬は恐ろしいと言われる所以である。
しかし近年は世の中も忘れたのか、騎乗馬の質も上がってきており成績は上向き。
G1を獲る日も近いだろう。
8枠18番 田辺裕信(牡36歳)
父田辺 フリー
父JA職員×母主婦という一般家庭配合。
2014年に16人中16番人気のフェブラリーSでG1初勝利を挙げ、多くのファンから「買ってるわけねぇだろ」とヤジをとばされていた。
それが原因なのか、今ではすっかりサインを書いてくれなくなった。
(わしはヤジったことないのでサイン下さい。)
好きな女性は?と聞かれて「嫁」と答えるほどの愛妻家である。
ということで
以上、ダービー全出走18人の血統考察でした。
今年のダービージョッキーの栄冠を手にするのは果たしてどの騎手でしょうか。
楽しみですね!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
…え?これじゃないって?
いつもご支援ありがとうです! おかげで今日もわしのつまみが一品増えます。 乾杯🍻