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クリノガウディー

血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。

リクエスト血統考察です。
めでたく第2回を迎えることができました!
ありがとうございます!!

今回はクリノガウディーです。

クリノガウディーの父スクリーンヒーローは現役時代、23戦5勝。
主な勝鞍はジャパンカップ(G1・芝2400m)
3歳秋に菊花賞の挑戦権を得ながらも骨折し、約1年の休養を余儀なくされた。
4歳夏に復帰すると、秋には悲願の戴冠を果たした。
血統背景は父Silver Hawkのロベルト系で、祖母には最優秀古牝馬に輝いたダイナアクトレスがいる。
2019年種牡馬ランクは第20位。

母クリノビリオネアは現役時、18戦3勝(条件馬)。
繁殖としてデビュー済み産駒は本馬を含み4頭。
全頭勝ち上がっており(1つ上の半姉は地方で2勝して中央に戻ってきている)、繁殖としてはかなり仔出しが良いタイプ。
血統背景は父ディアブロ(~Hail to Reason~ターントゥ系)×母父メジロライアン(~ノーザンテースト~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。

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父スクリーンヒーロー産駒の活躍馬は代表産駒モーリス(GⅠ6勝)やゴールドアクター(有馬記念)を始め、牡馬がズラリ
これはロベルト系種牡馬の多くに見られる特徴です。
父×母父ディアブロの組み合わせは、デビュー済み全3頭のうち本馬を含む2頭が勝ち上がっていて、もう1頭はシンザン記念(G3)を勝ち馬のグァンチャーレで好相性な配合と言えます。

ディアブロはアメリカ産馬で現役時に自身のG1勝ちは無かったのですが、引退後に種牡馬入りしてアメリカでG1馬を輩出しています。
その後、98年に日本に輸入されて種牡馬として供用されました。
ということは日本にこの馬を父に持つ繁殖牝馬は一定数いるはずなので、
もっとこの血を持つ牝馬と交配させろ!」とスクリーンヒーローは思っているはずです。

ちなみにディアブロと同じDevil’s Bag系のロージズインメイとの配合でもマイネルグリット(小倉2歳S(G3))など活躍馬を輩出しているのでこの系統との配合は意識しておきたいポイントです。

本馬はまだ1勝馬にも関わらず、朝日杯フューチュリティステークス(G1)で2着を始め、度々重賞で上位に入着しており既に能力の高さを見せています。
父産駒のモーリスやゴールドアクターと言ったG1馬は4歳で本格化しているので、本馬にもこれからに期待したくなります。
(2020.8.11現在)


ということで、今回はクリノガウディーについての血統考察でした!
如何だったでしょうか?
もしこの馬の血統考察をして欲しいというリクエストがあれば是非教えて下さいね(^^♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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YRA/血統調査員
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