見出し画像

2年半ぶりにクイズさせてもらえた【#サンバくんオープン2】

らきです。クイズをいっぱいやりました。前回大会に引き続いて振り返り。
率直に最高の大会でした。サンバくんの皆さん本当にありがとうございました。
大会の振り返りだけのつもりだったんですけど、だらだらと色々書いてるうちに結構ただの日記です。適当に飛ばしてください。


好きすぎる

この大会の問題作りが好きっていう話です。
この大会は、出題されるべき面白いものをしっかり問うことはさることながら、"意識して後から対策するのは難しいが、自然な態度で触れていれば記憶と思い出に刻まれているはずのもの"みたいな繊細で芯を食った要素を言い回しや出題に可能な限り極限まで含もうとしている感じがして、とても好きです。全然理念と違ったら鼻で笑っておいてください。
しばしばクイズは"自分の過去が肯定される"などと言われる気がしますが、この大会で出題されるクイズを打ち返す営みはまさにそうで、本当に前回大会で答えたものがどれも心地良くて。2が開催されると知ったときは本当に嬉しくて予定も確かめずにエントリーしました。

参加人数拡大してくれて本当によかった…………

クイズの大会に参加するのはオンラインでも2年半前のサンバくんオープン以来、オフラインはもはや大学卒業前の何かなのでボタンの感覚はほぼ忘れた自分ですが、今回迷わず足を運んだのはやはりあの心地を忘れられなかったからでしょう。卒業以来会えてなかった人ともたくさん会えて最高の一日だった。
ねこーんさん、話したとき伝え忘れたけどドリーのときマウンテン置いてくれてありがとう。

改めてこの大会では、より詳しい人/本当に知ってる人が正解できるように丁寧に問題作りがなされていて、付け焼刃で表層をさらいまくったところで部屋には12人から14人くらいいるので基本的には解答権が取れません。
なので、新しいコンテンツには一応触れつつもあまり期待はせず、どちらかというと既知のことについて"問うならどう問えるか"について考えてみたことが一番当日の余裕や正解に繋がっていた気がします。
「既知のことについて考えた」件について次項で軽く話そうと思ってここまで書いたのですが、あまりに長くなって大会の振り返りまでにまあまあの文字数になってしまったので最後のおまけ「#機微」に回しておきました。別に読まないでください。

あらすじ

前回大会~当日までの僕と青について。

前回大会(2021/11)の振り返り

1勝どころか1〇もできずに終わってもおかしくないと思ってた不安の中、1部屋目と4部屋目で勝って2勝もでき、笑顔でOverwatchのランクに帰宅した前回大会。今でも記憶に新しいです。

当時OWで勝ちたすぎて数カ月くらいランクを配信に残してた

そのとき勝てた2部屋は本当に問題の巡り合わせがよくて。2勝目を挙げた4部屋目なんて、対策で抑えたようなことは一問も答えてなくてナチュラルだけで20問以内くらいに無傷でリーチかけてた気がします。対して、負けた部屋と最終予選はほぼまともに正解できてません。
だから謙遜とかじゃなく本当に上振れというほかないクイズだったんですけど、巡ってきたチャンスをしっかり掴むことができたのは偉いなと今では少し自分のことを褒められます。今回アウトプットがカスで誤答しまくったため。

僕と青

…という経緯の2勝なので、今回も2勝以上!なんてのはもう本当におこがましいんですが、やっぱり人間は欲深いので少しでもワンチャンあるようにQMA中心で旧作のマッピングをしつつ、普段はゲームが好きな友達との会話の中でアンテナを張って過ごしました。
ここ数年の僕と青の交わりなのですが、

漫画もライトノベルも読まなければdアニメストアとNetflixとボードゲームアリーナは空払いしてるし、家にテレビはないし、アニソンあまり聴かない、声優知らないラジオ聴かない、非電源ゲームやらない、steamはパスワードが思い出せないしPS4とSwitchと3DSはしっかり埃を被っています。

2022/11/11 「4年ぶりにクイズをやらせてもらえた【サンバくんオープン】

このときとあんま大差ありません。steamの積みゲーは増えました。自分のゲーム生活が対戦ゲーム中心で、一つ始めるとずっとそのゲームをやり続けるのであんまり人生が横に広がらないんですよね……………。配信とかYoutubeも見ますけど、結局そのゲームをやってる人を中心に見るので。
あの頃はOverwatchとグラブルばっかりやってたんですが、ここ数カ月は3月ごろに始めたVALORANT(イニシが下手すぎて困っている)、1月の火山イベから始めたアークナイツ(今回の更新でムリナールと血掟テキサスを獲得して嬉しい)、たまにLeague of Legends(性に合ってしまいほぼアカリOTPと化した)です。どれもめちゃ面白い。

そして去年はQMAでアツい検定が開催されてまして、

集計終了2,3日前くらいに取れたスコア

その名も平成ゲーム検定です。文字通り平成の期間に出た電源ゲームから出題される検定なのですが、マジで面白すぎて気付いたら9位になっていました。
着手し始めた時点で検定残り2週間くらいだったので、ちゃんと1か月間やってたらもう50点くらいは伸ばせたかもしれない。どんだけやっても初見の問題とマルチに死ぬほど苦しめられて本当に楽しかったです。

9位取った回はちょうど録画してたので字幕付けて動画化しました。全然僕が喋りだすので男の声を聞きたくない人は気を付けてください。
マジでおもろい検定だったんでゲーム好きな人はアーカイブでやりましょう。

大会に向けての対策は、基本的にこの検定の経験を軸に自分の得意な"ゲーム"をさらに補強する作業で9割くらい占めていました。実際相当な数の正解に繋がってます。前回、ゲームは得意だからこそ置いといて漫画アニメラノベ特撮を底上げしようとしてまあまあ空振って失敗したのもあります。
検定に関係ない自作も含めて合計で3,400問くらいあるんですが、賞味期限切れないうちにどこかの集まりで読めたらいいな。

後は、サンバくんオープン2開催の発表より前なのですが今年1月に開催された「ポケ問短文オープン」という『ポケットモンスター』シリーズのゲームのみが出題範囲の大会に参加しようとしてその対策を1,2カ月くらいしっかりやってた時期がありました(結局参加はできませんでしたが…)。カルトクイズの対策はさすがにあんまり意味ないかと思いきや、何問か活きました。

当日の振り返り

とりあえず全体的な総括ですが、アウトプットの精度は置いといてほぼほぼ後悔ないクイズができてほんとに満足です!アウトプットの精度を置いとかない場合は、プラマイ全然マイナスくらいの満足度です。
当日の殴り書きと記憶で書いてるので細かいところはあんまり一致してません。

第一セット目

ど忘れ×2とバカ×1で早々に飛びました。でも押したポイントはどれも全く後悔がないのでどうしようもありません。


(05/08追記)
〇:石田彰
シド・フェニックスとエド・フェニックスに共通する声優、みたいな問題だったかな。残り3問の誤答が酷すぎて記憶から完全に抹消してました。これが初日でした。すいません。

×:「ナポリの男たち」
メンバーが揃ったところで押したのにぜ~んぜん名前が出てこんかった。ヤバい。

×:ガレオン
完全に情報が出たタイミングで押したのにぜ~んぜん名前が出てこんかった。ヤバい。マジでどうしよう?

第二セット目

第一セット目のボケ度が信じられなさすぎて、今日の自分のアウトプットを一切信用せず答えの単語がわかったら押すクイズに即移行しました。

まず1問目。"『除夜m@s』…"…はいはい、わかる、わかる。作戦通り押さずにずっと思い出してたんですが、スルーカウントが終わってもなお「メカP」という単語は頭に出てきませんでした。よかったです。押さなくて。今日は人名を攻めるのはやめときます。

〇:「奴が来る」
ニコニコ時代の幕末志士といえば失踪いつまで経ってもアップされない有言不実行…みたいなイメージが僕はなんとなくありますが、今改めて確認してみたら「壱」~「四」は1か月、そこから2カ月で「伍」、死ぬほど待たされたイメージのある「六」はそこから5カ月しか経ってませんでした。二人のスケジュールの噛み合いや練習、試行回数を考えれば全然頑張ってくれてた方だろうに、クソガキのころの時間感覚って本当に恐ろしいな。
今の俺なんて買ったゲームを1,2年くらい触らなかったりするのに………

〇:伏見つかさ と かんざきひろ
人名は押さないつもりだったのに押してしまったし、初め「かんざきひろ」だけ答えたときにカウントが続行されて絶望しましたが、スパッと伏見つかさを思い出せたのでなんとかなって良かった…。
でも、ずっと見てるナポリもずっと使ってるガレオンも出てこなかったわりに、特別好きってわけでもなく覚えようとしたこともない”伏見つかさ”はよく出てきたな。正解したせいでむしろアウトプットに関して不安が加速。

〇:『クレイジータクシー』
ドリフトとかジャンプとか言ってるからマリカの着地ドリフトとかねじれの話か…?みたいなことを考えつつ聞いてたらクレイジータクシーでした。指の勝負を制したのは今日初だったのでうれしい!

このまま誤答はなく3〇でセット終了。3人抜けがいてボーダーは5点とかだったのでちゃんと負け。とはいえ作戦をしっかり遂行できたので後悔はなし!
『ビブリボン』とか「vα-liv」とか「3Dスティック」とか「ゾナハ病」とか、強気に押してから考えれば正解できたかもしれない問題はかなりあったんですが、当時は自分のアウトプットがカスだったのでちゃんと全部誤答してそうなので本当これでよかったと思います。

第三セット目

第二セット落としちゃったものの、プレイングは絶対に正しいと思ったので作戦は継続。新早ルールは結局誤答したら終わりなんすよね。
最初のほうは普通に読み切りでもわからない問題が続いて、10~20問目くらいで
"『Overwatch』『VALORANT』のように…"
と、知ってる単語が聞こえて耳を澄ませていたものの周りに取られてしまった。
カウント中に一緒に考えてみましたが、Overwatch"2"じゃなくてあえてOverwatchって言ってるから少なくともゲームの細かい仕様とかじゃなくてジャンルとかふんわりした共通項を聞いてる?くらいで思考が止まって、まさかこの大会で「FPS」なんて出るわけないだろうし見当はつかず。「のように」さえなければチームの人数→5人っぽいけど、OWは6人なんよな。答えは「ヒーローシューター」。そういえばそんな言葉もありましたね。前回答えた「ウォーキングシミュレーター」枠だった。
OWはともかくVALORANTは公式が「タクティカルシューター」っていっつも連呼してるからそのイメージが強くて、続きを聞いてボタンを押したらこっちを答えてた気がします。危なかったです。
ちなみにタクティカルシューターは"銃がリアル志向でプレイヤーの体力が低いもの"を指すらしいです。OW全然違うな。

〇:瞬獄殺
「ヒーローシューター」以降わかりそうな問題も押すのが怖くなってきたんですが、なんとか正解が出せました。コマンドはかなりうろ覚えだったけど豪鬼の名前を聞かせてもらえたので安心でした。
今Discordで「Ctrl+/」でショートカット一覧を開いた後「HH→NK」ってコマンドすると瞬獄殺出るらしいです。って聞いてやってみたら確かにエフェクトが出たんですけど、同時にクソでけえ音が鳴って心臓が締め付けられてなんか複雑な気持ちだけ残りました。

〇:N
「早口という設定に即してセリフの表示速度も…」みたいな前フリで押せました。これが今日一気分が良い正解かもしれない。行けなかったポケ問短文オープンの対策が報われた瞬間。

〇:コスタリカ(『MGS PEACE WALKER』の舞台)
平成ゲーム検定。とはいえメタルギアシリーズは実はほぼやったことがなくて不安の中答えた。

×:白石由竹
白石までは出てきたけど、「由栄」のどこをどうもじるのか忘れて誤答。
前回の振り返りで「俺は人名を覚える気がなさすぎる」のくだりで例に出したゴールデンカムイを案の定間違えました。
その名前がないと何かが成立しない(推理ゲームetc)場合を除いてアニメやゲームの細かい名称を覚える気が本当になさすぎるんですよね。どうしよう。
現実の人の名前は呼び分ける必要性や相手に失礼な一方で、漫画アニメゲームの名前は本人が悲しまないからかもしれない。

今年のゴールデンウィークに『ゴールデンカムイ』が無料で読めたじゃないですか。読んでみて、面白かったのでアニメも3期まで見たんですが、見終わってみるとアシリパ以外全員スムーズに名前を思い出せなかったんですよ。
「え~っとあの、不死身の…あ、不死身の杉元、杉元だ。で、えーそれで…だから、杉元…杉元…なんだっけ??」ってなるんですよ。杉元はともかく「佐一」は別に「杉元という人間の生きざま」や『ゴールデンカムイ』を理解して楽しむ上で必要がない情報だと僕の中で無意識に判断されて、葬り去られてるわけです。

2022/11/11 「4年ぶりにクイズをやらせてもらえた【サンバくんオープン】

×:光吉猛修
たしか、"みつやたけよし"みたいな答え方して間違えました。懲りてなさすぎる。人名押すなよ。でも漢字の字面はなんとなく覚えてたんだもん………
完全に覚えてないならいいけど、うっすら覚えてるのがタチ悪すぎる。そんなんボタン押しちゃうもんな。もう誰か俺の人名に関する記憶を完全に抹消してくれ。

後がなくなったのもあり、その後はほどほどに押し負けてそのまま3〇2×でセット終了。スタッツ悪めだけどギリギリボーダーで本日初の勝がついた。嬉しいものの、人名はやっぱりだめなんだなとしょんぼりが若干勝つ。

第四セット目

「キャラクター含め人名はダメで、ゲームの中身については押して考えるでも十分正解できそう」という今日のコンディションが掴め、ギアの調整が終わった感触がありました。

〇:『Rocket League』
『PLAY!』ってロケットリーグの話だったんだ。フリの雰囲気からして実在する対戦ゲーム、かつ日本でよく知られてるゲームだろうと思ってざっくり読ませて押したんですが、かなり意外なタイトルで危なかったです。
ところで、最近ロケットリーグのテクニック動画がYoutube shortsに大量に流れてくるようになって普通に困ってます。

×:泉彩
列挙しそうな読み方で最初が「猫汰つな」だったので思考停止で「韓国」と誤答してしまいました。あまりに適当すぎた。あの部屋にいたVが好きな人マジですみません。

〇:影時間
他にも「特別課外活動部」とか「象徴化」とか「タルタロス」とか、P3はこの大会で出しやすいラインのキーワードが多くてわりと怖かった。

〇:帝光中学校
僕が人生でまともに読んだ数少ない漫画の問題だった。対策ではまあ辿りつけないライン、かつ読んでたらまず忘れない印象的なエピソードが絶妙すぎてすごいと思った。今回漫画アニメ特撮の問題は基本的にほぼわからなかったんですけど、この問題を正解したときにそりゃそうだなって思いました。

〇:イオナズン
インターネット。途中まで何言ってるか全くわからなかった。

〇:スナッチ
ポケモン正解二つ目。コロシアムはリライブとか他にも似た概念が色々あるから怖い、無事正解できてよかったです。XD乱数も3世代乱数も当時全然理解できなかったので育成したポケモンたくさんと自爆カビゴンを交換してもらった覚えがあります。

ここまでで5-1。バカもありつつぽんぽん正解が出て良い感じだったんですが、周りもコンスタントに正解を積んでいて、僕がギリボーダーくらいでした。もう少し頑張らねば。

×: 12月31日
たまこマーケットだけに反応して「洲崎綾」で誤答。そもそも最初に出た黒沼爽子は能登麻美子だって全然わかるのになんで洲崎綾に脳を支配されたんだろう。
この大会の列挙は列挙するだけの共通項がちゃんとあるので適当に押して浅いこと言っても大体不正解になるんですが全然懲りてません。マジですみません。

2×がついてしまい、指が遅れて問題が取れず、そのまま負けになりました。×の余裕さえあればグラセフとD3パブリッシャーは強気にチャレンジできたかも。猫汰つなの問題でのチャレンジはともかく、適当すぎる洲崎綾は今大会でほんとに良くない誤答でした。ざんねん。

最終予選

というわけで、負負勝負でした。2勝ならずでしたが、今日の僕は前回よりは明らかに色々押せてるなとは思っていたので、全然満足です。

最終予選なんですが、初めの20問くらいまでは知識不足もあってなかなか押せなかったものの残りの110問は死ぬほど僕に合っていました。誤答もありましたが全ての押しにおいて悔いは一つもないです。

〇:『カルネージハート』
うれし~!青春だし、平成ゲーム検定でも頻出でした。

〇:千川ちひろ
アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ、出るとしても星街すいせい絡みかなと思ってたんですがすごい懐かしいものがきてびっくり。

〇:花火ボール
コナンに登場する特殊なボールはかなりの数があって死ぬほど押しづらいんですが、ちょうど数日前にサブスクで狙撃手を見たことと、最新作を見ていたのでねこーんさんを信頼して自信8.5割くらいで押しました。正解でよかった。

×:ルシフェル
花火ボールから続いた問題、ビニール傘を使うなど…で完全にピンと来て押したもののあいつの名前が出てこない。
トレーラーのどこかで誰かが呼んでないか5秒間で必死に探したんですが、たぶん誰も言ってない気がする。やっぱ人名ダメだな。

〇:グレーランダム
指勝負に勝利。さっきの誤答はトントンになりました。

〇:無色透名祭
結構聴いてたんですが細かいレギュレーションは知りませんでした。問題文の雰囲気でなんとか押せてよかったです。

〇:プログラムアドバンス
前回大会も「名人」答えたな。

〇:八重樫南
平成ゲーム検定で閃乱カグラについてたくさん調べた過程で見たのが効きました。ガレオンもナポリもルシフェルも出てこないのに…………

〇:『Believe』
去年、ワンピースを一切知らないことに焦りを感じた僕は「空き時間はワンピースのアニメを見る」チャレンジをしてた時期があって、確か4,50話くらいでローグタウンに入ってOPが『ウィーアー!』から『Believe』に代わるんですけど、イントロと冒頭の語りが違った感動で満足してフェードアウトしたんですよね。だから死ぬほど印象に残ってたっていうミラクルの正解。あの部屋にいた誰よりもワンピースのことを知らなかったと思いますが、クイズは物を知りすぎないほうが自信満々に押せるときもあるようです。深見真理。

×:レユニオン
特殊オペレーターのイーサン…あたりで次の「重装の、」くらいまでが聞こえるように押して考えてみるも、イーサンについて何を答えればいいのかわからない。苦し紛れの「敵に…見られない……」で当然誤答に。
"重装の"の続きはマドロックだったが、マドロックは持ってないので結局わからなかった。ざんねん。でもアークナイツ押せて嬉しかったです。

残りの問題は押せずそのまま100問が終了し、残りの30問は1問正解で2◯になる。この時点で1位の方は7,8問分くらい飛びぬけていて、2位との差は確か2,3ptくらいだったと思う。
前回は本当にダメダメだったが今回はマジで行けるかもしれない!!!!
迎えた大事な後半1問目。

”ゲーム『夜廻』において、"
夜廻は知っているが、友達に画面共有して見せてくれと奢ってもらったのに序盤から怖すぎてなけなしの10円玉でセーブしたっきり2年放置している申し訳ないゲーム。
がっつり本質について問われたらまずわからなさそうで諦め気味。

"お地蔵…"
お地蔵!?!?!?!?!?

"さんに/供える"
これは!!!!

〇:10円玉
俺が夜廻について唯一知っている要素!!!!幸先の良すぎる2〇獲得。夜廻やります。ほんますいません。

〇:紡木こかげ
指勝負を制した。最近ぶいすぽも競争ヤバすぎるのか、ちゃんと対戦ゲームでヘラヘラしてないランクで目が血走ってる人を雇いがちですよね。Vになりたい人も大変そう。
ただ最近の対戦ゲーのランクシステムって本当にスマーフ対策がしっかりしていて、サブアカのランクが適正レートにすぐ戻るのって飛び級とか内部レートの調整でわりと当たり前の話ではあります。

×:ロール(処理)
挙動は完全にわかったのだが、ロールという言葉が一切出てこなかった、「ストローク」で誤答。悲しすぎる。なんで出てこなかったんだろう。
多分「餡蜜」は出したくないんだろうなという匂いがしますね。
後半なので2×分。でもここまで乗ってたし2〇がかかってたのでしょうがない。

残りの問題は答えられずここで問題終了、13◯-4×で9点に。ルシフェルとロール処理が思い出せてても16-1で15点で、判定的に2位のちのせさんには届かなかった。悔しいけど、予選時代からゲームをたくさん取り合ったこの人に負けるなら本望〜!隣だったのもあり終了後は思わず話しかけてしまった、すみません。プレーオフはいっぱい応援した!

終わり

というわけで目標だった2勝はならず、最終予選もボーダー争いには絡めずという無念の結果ではあったのですが、自分の強みを押し付けた正解をたくさん積むことができたので前回よりも満足感があります。
青問やるたびに楽しい~!とは思うけど、アニメ/漫画/特撮/ラノベのことをあまりに知らなすぎて、あにわん一回くらいは参加してみたいと思いつつ尻込みしているとこありますね……。そもそも知り合いがいないと心細いのでにゃーざとかみやびさんとか一緒に行きましょう。

終わりです。ありがとうございました!
続きは勝手な想像の語りです。

機微

前述で、「既知のことについて"問うならどう問えるか"について考えてみた」と書いたのですが、そのうちの一つとして、『スイカゲーム』に関する対策問題があります。当日ほぼ同じ問題文で出題されました。
このゲームが出題されたところで的中って騒ぐほどのことでもないのはそうなんですけど、話すのにちょうどいい問題だったのでまあ書かせてください。

『スイカゲーム』もはや知らない人は少ないと思いますが、テトリスぷよぷよみたいな落ち物パズルで、果物を二つ重ねると一回り大きい果物になって、その果物を二つ重ねるとさらに大きい果物になって……を繰り返し、最終的に到達するのが巨大なスイカ。そういうゲームです。
で、ゲームの仕様なんですが、一番小さいサクランボが絶対に落ちてくるわけじゃなくて、柿以下(最も小さいサクランボを1とすると5まで)の果物がランダムで落ちてきます。そうじゃないと臨機応変に盤面に立ち向かう楽しさがないですしね。だから「サクランボから何回組み合わせたらスイカになるか」はなんか微妙に問いづらい。

じゃあストレートに「果物は全部で何種類か」って問えばとりあえず成り立ちはします。11種類。
でも、このゲームで結局やることって、できるだけ独立したゴミを増やさないよう今落とす果物とネクストの果物の±1を意識しつつ盤面の状況と相談し続けることなんですよね。あえて悪く言えば意外と狭い視野で目先のことを解決する意識でやってるゲームというか。どれだけ長くを見据えても、梨あたりからの+3~4くらいだと思う。
言いたいことが伝えづらいんですが、要は果物の進化順はそりゃ把握してるけど、総数なんていきなり聞かれても確信が持てないというかそういうゲームじゃないというか、5秒でサクランボから急いで数えてみるしかない人が多い気がします。で、10人に6人くらいは焦りでデコポンか梨を数え忘れるのが関の山でしょう。
対して、タイトルだけ知ってて適当にスイカゲームのwikiを見て対策した人は淡々と答えられるかも。そういう矛盾した問題はこの大会の思想としては恐らく許さないと思うんですよ。

となると、『スイカゲーム』自体を問わないのであれば、苦労の末に合わせる瞬間はカタルシスという他ない「メロン(スイカにするために最終的に二つ合わせるもの)」「消える(スイカ同士を合わせるとどうなる?)」あたりの問題が、プレイヤー目線に立った問題を作るとき妥当かも…というわけです。
あとは「りんごを合わせると生まれ、合わせると桃になる」みたいな、ポーカーのストレート<フラッシュ<フルハウス的問題を作るかです。さっき書いたようにスイカゲーマーは常に±1を意識して果物と向き合っているため、どの果物が出ても瞬時に解けます。この大会がかなり大事にしているであろうエッセンスを多分に含む出題になります。
ただこの場合においても、スイカゲームを出題するなら「スイカ」を絡めた問題を作りたいので、「パイナップルを合わせると生まれ、合わせるとスイカになる」でやはりメロンを問うのが綺麗な着地な気がします。

似たような思考回路で考えた末なのか職人の作問感覚なのかわかりませんが、準決勝か決勝でこの問題が出題されたときに『スイカゲーム』ですらこれほどの気遣いと繊細さを感じさせるんだなと改めて思いました。前回大会の『砂の惑星』でも似たようなことを思ったし書いたんですけど。

一見「マジカルミライのテーマソング」っていうフリって別に面白みのある前フリに見えないし、砂の惑星なんていくらでもやりようがあると思っちゃうんですけど、MOしたわけでもない人間が思い出すくらいにはこの曲と“2017年・ボーカロイド"の結びつきが強かったわけで、作問した人も同じ感情・自信を持ってこのフリにしたんだろうな、って思いました。

2022/11/11 「4年ぶりにクイズをやらせてもらえた【サンバくんオープン】

この大会は間違いなく全問題についてこのレベルの真摯さで作問してくれているんですよね。これに加え、答えにスムーズに至れるようミスリードがないよう一文字一単語を真剣に推敲したであろう綺麗な問題文は、もう体重を安心して全て委ねられました。

めちゃくちゃ語ってるけど、別に勝ちまくったわけでもなんでもないのに書いてて恥ずかしくなってきました。本当にすみません。

ほんとに終わりです。また僕が参加できそうな青問の機会があれば今度はもっと頑張ります。ありがとうございました!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?