【最短80点資産形成-クルマ編】クルマを持たない生活設計をする
こんにちは、よぴです。
「子供が生まれてからの最短80点資産形成」というテーマで執筆しています。
大きくは、以下のような章立てにしており、今回も第1章です。
はじめに:子供が生まれてからの最短80点資産形成
第0章:フル活用したい楽天経済圏
第1章:スリムな家計づくり
第2章:迷わない投資
第3章:家庭を豊かにするお金の使い道
第4章:万人に必要な守備力
第5章:攻撃力を上げて資産形成攻略
おわりに:子供にとっては親が8割
今回はクルマのお話をしていきましょう。
家の次に大きな買い物になるであろうクルマ。
20~70歳の50年間、クルマを所有した場合、関連する費用を積み上げていくとトータル4,000万円程度かかると言われています。
あれ?もう一軒家が買える・・・?
あくまでモデルケースですが、以下のような試算です。
・車体本体:約2,000万円(7年に1回程度買い替え)
・ガソリン代:約500万円
・保険代(自動車保険、車両保険):約500万円
・駐車場代:約600万円(月1万円)
・自動車税、自動車重量税(車検時):約500万円
・その他消耗品費や修理代
これを月々にならすと、7万円弱ぐらいになります。
家計にとっては非常に大きい負担になりませんか?
一昔前であれば、家庭持ちにとって必要不可欠だったクルマですが、時代は変わりました。
クルマは持つものではなく、利用する時代になってきており、この流れに乗っかって固定費を抑えることをおススメします。
クルマは「所有から利用」の代表格
今の時代は「所有から利用」が加速度的に進んでいます。
月額課金の「サブスク」と呼ばれるビジネスモデルも増えてきましたよね。映画やアニメなどの動画サービスだけでもNetflixやAmazon Prime、huluなど様々なサービスが存在します。
これらの根本的な考え方は、モノをシェアして、必要な人が必要な時だけ使うことでコストを落とし、安く利用する、というものです。
動画や音楽はこれらに加えてオンライン(インターネット上)で完結する、という強みを最大限生かしています。
クルマも昔からレンタカー、タクシーはありましたが、今であればカーシェアリング、カーリース(クルマのサブスク)、Uberなどの選択肢もあり、サービスが多様化しています。
クルマに乗る必要がない生活をする
クルマを利用するにも昔より選択肢が増えてきたので、クルマを必要な時だけ使う、という生活を考えましょう。
まずはクルマに乗る回数を減らす、というところからですね。
「都会 VS 地方論争」でも触れましたが、地方だとクルマありきの生活になってしまうことが多いため、都会と地方の間を取った地方都市をおススメしています。都会はシンプルに家賃が高いですよね。
沿線沿いの駅近で、街にも出やすいところに住めると、クルマを持たない、という選択肢が現実的になります。少し家賃は上がりますが、それでも都会に住むよりは圧倒的に安いです。
実際にボクも大阪市に住んでいますが、日々の生活は徒歩、自転車、電車で全く問題ありません。買い物、病院、趣味すべて満足しています。
クルマに乗りたいときは?
電車中心の生活をしていても、たまにはクルマで遠出でもしたい、というときがあるかもしれません。
そういう時にはTimesなどのカーシェアリングや、レンタカーを利用すれば良いと思います。
近場で車で移動する必要がある場合はUberやタクシーですね。
数ヵ月単位など、特定の期間でクルマに乗る必要が出てきた場合はカーリースもあります。
一時的に出費はかさみますが、使っても使わなくてもかかってくる固定費とは違って、使った分だけお金がかかる、という非常にスリムな家計になります。
どうしてもクルマがほしい場合は中古で
地方に住んでおり、今から引っ越しが難しい、という人は、次クルマを買い替えるときに中古を検討してみてください。
新車にこだわらないだけでも、かなりの固定費削減が見込めます。
どうしてもクルマが好きな人は止めませんが、新車はかなりお金のかかる趣味であり浪費であることは認識しておくべきです。
まとめ:クルマがいらない生活設計をする
かつてはクルマを持つことも、一人前になるための勲章のようなものでした。
しかし、今となっては様々な代替サービスが登場し、クルマを持たずとも全く問題なく生活ができるようにもなりました。住む場所は選ぶ必要がありますが。
金額が金額だけに、家計にとって最適な選択をしていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。