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建築の専門家がつくる自分たちのオフィス~スポーツの秋編~

ロサンゼルス・ドジャースが4年ぶりにナショナルリーグを制し、ワールドシリーズ進出を決めた日の昼休み。
当社オフィスのライブラリーコーナーに集まった社員から、ひときわ大きな歓声が上がっていました。

たまたまですが、カーペットが芝生みたいでした

パブリックビューイングが自然発生するのも、オフィスのいいところです。

季節はまさにスポーツの秋。ということで、今回は、当社のスポーツ施設のプロジェクトをご紹介します。

横浜スタジアム

先日、横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一を決めました。社内の熱狂的ベイスターズファンから接戦の様子は漏れ伝わってきていたものの、あの「ハマスタ」で日本一の歓喜の瞬間を迎えるなんて夢のようでした。

といいますのも、当社は横浜スタジアムの改修プロジェクトを担当しており、プロジェクトにアサインされた社員もそうでない社員も、このスタジアムには強い思い入れをもっています。

山下PMCの形容詞のひとつは、「スポーツ施設に強いCM」だと考えています。
今では日本のあちこちで「スポーツを起点にした街づくり」をビジョンに掲げた地方創生が進められていますが、当社では10年以上前からスポーツ施設の建築プロジェクトを担当しています。

経験ゼロから少しずつ知見と実績を積み重ねてきましたが、横浜スタジアムは当社にとって大きな成長の機会をいただいたプロジェクトです。

横浜DeNAベイスターズ、日本一おめでとうございます。

ES CON FIELD HOKKAIDO(北海道ボールパークFビレッジ)

今シーズン、パリーグ2位に躍進した北海道日本ハムファイターズ。
言わずもがな、本拠地の「ES CON FIELD HOKKAIDO」(北海道ボールパークFビレッジ)は、当社がPM/CMを担当しました。

ここのところ、さまざまなメディアに取材いただいた際は、必ずと言っていいほど、実績をアピールさせていただいております。

私自身も、2023年の開業間もないころ、取材のため現地をお伺いしました。それまで、パースや写真を見てずっと想像してきた、スタジアムのシンボルであるガラスウォールと切妻屋根を目の前にし、気分は爆上がり。
取材の後も楽しくなり、ショップでパーカーやらなんらやグッズを買い込みました。

個人的には特にアパレルがお勧めです。球団職員の方と同じウィンドブレーカー等も購入できます
購入品の一部

これら戦利品もカメラマンさんに撮影してもらい、取材記事に掲載しようと思いましたが、冷静に考えれば、記事の趣旨とあまり関係ないので、お蔵入りしました。1年半たって、今日、公開できました。

札幌方面に旅行する機会がある方は、ぜひ北海道ボールパークへ。

SAGAサンライズパーク

今年は、SAGA2024(第78回国民スポーツ大会・第23回全国障害者スポーツ大会の愛称)も開催されました。

会場となった「SAGAサンライズパーク」は、当社が6年間、発注者である佐賀県さまに伴走させていただいたプロジェクトです。

上記のサムネイル画像にある「SAGAアリーナ」は、B.LEAGUE 佐賀バルーナーズや、V.LEAGUE 久光スプリングスのホームアリーナですが、アリーナの建設においては、プロスポーツチームによる牽引だけではなく、試合のない日の稼働率をいかに上げるか? 街に日常的な賑わいをもたらし続けるか? というポイントも無視できません。

取材の後、私は佐賀県内をぶらぶらしていたのですが、お店の方やタクシーの運転手さんと世間話をしていると、「こないだ、羽生結弦くんが来たのよ~」とか「家族は国スポ楽しみにしてるよ」とか、新しいランドマークの地域への波及効果をじわっと感じたのでした。

このほかにも、複数のスポーツ・エンタメ施設のプロジェクトが進行中です。
下記のコラムでは、「アリーナ建設ラッシュの今」について当社マネジャーが解説していますので、よろしければ、ご一読ください。




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