芸人シェアハウス列伝
僕は2010年の11月から芸人とずっと一緒に住んできました
同じ家でメンバーを変えながらのおよそ10年間です
今年2021年に僕が一人暮らしをしたいという事がきっかけでこの10年住んだ家を解散するという事になりました
1人暮らしをしたいという理由は様々ありますが
10年の暮らしの中でこびりついて取れない汚れや破損している部分等もあり
僕自身もこの家でのMAXを見たなという事もありますし
愛する女性に合鍵を持たせてみたい人生でもありましたし
生活環境を変える事で芸人として更なる飛躍を望めるのではないか
という浅はかな考えも加わりまして決断しました
今のメンバーがこちら
シカゴ実業山本プロ野球、ロングコートダディ兎、ウナス虹
ですね。もう5年以上は一緒に住んでるんかな?多分やけど
僕は初めて会った方に「誰と住んでるんですか?」と聞かれたら
兎と虹です、と答えなければならないのですが
僕がゆうこりん的なクレイジーを発動したみたいになるのが辛いです
こういう状態の人間だと僕が思われてしまうんですよね(画像参照)
こんな事を言い出すにしては見た目が性欲強そう過ぎます
こういうキャラを演じたいならまず髭を剃らないといけませんからね
そしてパステルカラーの服に身を包み、スタバではフラペチーノ以外頼まない生活を送らないといけません。伊達めがねを愛用する必要もありますし、極力太陽の下を歩きたくないと常に思い続けないといけません
ただ、そういう奴は僕の様な奴と同じく性欲が爆裂強いという事は女性の方々にしっかりとお伝えしたいです。話は逸れましたが
僕がこういう奴なのではなく、そういう奴と偶然住んでしまったという事だけでも理解して頂けたらと思います
ルームシェアだと言っているのに草原にいますからね
意味がわからないですよね。ルームやと言うているんですよ
部屋に虹がかかる事なんてありませんからね、いい加減にして欲しいです
そんなクレイジーではない僕がケンカをする事も無く10年もの期間他人とルームシェアを出来た事や、そのコツや心構えについても書こうと思っています
色んな芸人と住む中で、シェアハウスで起こった事やシェアハウスに遊びに来た事がある人なんかも思い出を交えて書いていけたらええなあと思います
ちなみに今歴代一緒に住んできた芸人で活動しているのはセルライトスパの大須賀だけです。僕が一緒に住んでいた人達はみんな芸人を辞めていきました
かつて住んで来たのは全員同期の芸人です。
同期というと同級生みたいな感じもありますし、シェアしてきた芸人ってのはもう一つ家族みたいな存在なのでそんな家族同然の同期が辞めていくという事は非常に寂しかったですね
特に今住んでいるメンバーは長い間一緒なので
いざもう少しで解散するんだなあ、と思うと自分が解散を言い出したものの寂しい気持ちになります。
この記事を書くにあたって色んな画像を見返している時にもエモ味指数が体内で飽和状態になって、昼のカフェだから堪えていただけで
夜の自室で飲酒状態だったら涙を流していた可能性があります。
そんな僕の芸人生活の90%以上を過ごした家での出来事を書いていきます
どうしてルームシェアをする事になったのか、歴代メンバーとの思い出
女性を連れ込む際のハプニング、人と一緒に住むことによって生じるメリットとデメリット。どういったタイミングで引っ越しを考え出したのか
芸人のルームシェアは沢山ありますがそれがそれぞれ色んな味を持っていると思います。テレビでも取り上げられている有名なシェアハウスも僕達も似通った点もあれば明確に違う点もあります
ルームシェアマニアの人にも楽しんでもらいたいですし
ルームシェアを考えているけど踏みとどまっている人の参考になればとも思います。
これは近所の公園に兎君達と花見に来た時の写真
ちなみに兎君は自分の部屋の電気を消しません
彼の部屋には電気のスイッチが無く、リモコンで操作をしないといけないのです
夜家に帰ってきた時に暗闇でそのリモコンを探すのが嫌だからという理由で部屋の電気を消さないらしいです
先日堂前からその話を聞き、堂前は信じられないと驚嘆していました
でも僕は黙認しています。だって兎ってそうやもん
電気消せよ、と言った所で消さない理由を兎は言いますし
消してない時とさほど電気代も変わってない気もするしなあ
というそんな理由です。それぞれが家で貢献している事もあれば足を引っ張っている事もあります
僕の家では基本的にそういった文句を誰も言いません
溜め込む訳ではなく、芸人なんだし舞台上等でトークにしたらええわの精神です
兎のそういう理解し難い点は彼の面白さの根源でもあると僕は思いますし
矯正する事で得られる利点よりも、それを見ていて楽しいと感じる事の方が僕にとって大きいという事ですね。
この段階で
おいおいマジかよ、同居人がそんなんならキレてまうで!
って思う人もおるとは思いますが
端っからそうだった訳でもありませんし、どこを我慢する代わりに自分はどこを甘えさせてもらうかと
それぞれが勝手に思いながら勝手に住み方を調整していっているんですよね
やっぱりルームシェアは良い思い出しかありませんし
芸人という特別な人種と暮らせた事が僕の人生にとって特別な時間だったので
興味を持ってくれたら記事を購入して頂けたらと思います
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