デッキ紹介記事: Banish!Panic!SPLASH!!
こんにちは、こんばんは。
おつかれな社会人YPのY:Pオツカレーナです。
前回の投稿からあまり期間を空けずに記事を書くことになりました。
ずっと使いたかったカードとテーマを組み合わせて形にすることができたので嬉しくなって筆が走り回った結果です。
今回は除外を活用して闘うデッキの紹介になります。
なぜ除外にフィーチャーしたかというと、使いたかったカードがこれだからです。
「エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ」
└以後「XDS」と呼称します
セット状態のこのカードが除外された場合にデッキから水属性・星8のモンスター2体をリクルートできます。
リクルート可能なモンスターはこちら。
このデッキでは「幻水龍」と「青氷の白夜龍」をリクルートします。
前者はサルベージ対応のステータスかつ地属性とのシナジーがあるための採用で、後者はカッコいいから最高打点だからです。
ではどうやってトリガーを引くか、これは長いこと考えていたプランがあったんですが、11期最後の通常ブースターパックCYACで良いカードが追加されたので、それを機にデッキを形にしようと思い至りました。
これがそのカード。
「赫聖の相剣」は相剣カードの一枚で、自分相手の場か墓地のカードを除外できます。
能動的に「XDS」を起動できます。
繰り返し使えるカードで、普通に使っても強いためデッキを形にしようと本腰入れたきっかけのカードですね。
しかしこれだけでは相剣デッキに適当な水属性を突っ込むだけになってしまうので、もう1つトリガーを用意しました。それがこちらのテーマ。
メインに入る上級ミュートリアは全員がレベル8です。
全員が②の効果を発動するためにフィールドのセットカードを除外することができるため「XDS」を起動できます。
ただ相手のカード効果の発動にチェーンでないと効果を使えない受動的なプランのため長らく暖めていたアイデアでした。
【除外】【シンクロ】【水属性】【レベル8】といった要素でシナジーを形成できるようカードプールを漁った結果、3つのテーマでデッキを構成するに至りました。
ミュートリアを軸に、さらに2テーマから力を借りて組み上げた混合構築となってます。
いろんなテーマカードを横断的に採用したため「スモール・ワールド」で様々なカードにアクセスできるようになったのも好きポイントの一つです。
それではレシピから確認です。
お付き合い宜しくお願いします。
公式データベースのリンクを掲載していますが絶賛改修中なので記事内の内容と異なる場合があります。ご了承ください。
1.デッキレシピ
「ミュートリア」をベースに星8モンスターや融合モンスターを展開し、サイキック族サポートを共有できる「P.U.N.K」と、除外シナジーのある「相剣」を組み合わせてシンクロ・エクシーズをしながら闘います。
デッキ名「Banish!Panic!SPLASH!!」は「除外」・「ミュートリア」の暴走と、使いたいカード「エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ」からとって韻を意識する形で命名しました。語呂が良くて気に入ってます。
ミュートリア・P.U.N.Kの2テーマは属性と種族がバラバラなため、導入で触れた通り「スモール・ワールド」でいろんなカードに触りに行くことができます。
「相剣師-泰阿」くんには「ミュートリアル・ミスト」しか友達がいません。
ミストくんにはいっぱい友達いるのにね(笑)(笑)
こちらのツールはモンスター名を入力するだけでグラフや表で確認できるのでおススメです。
次項からは各テーマの採用カードの説明と、テーマ外カードの採用理由等を述べていきます。
2.ミュートリア
ミュ!WPP2で来日した海外先行テーマ。
隕石から飛来した地球外生命体を人類が培養、暴走させるお話しになっています。
興味がある方はマスターデュエルのソロモードでストーリーを楽しめるので是非プレイしてみて下さい。
ここからミュートリア研究所に身を置く一人として、採用カードを一枚ずつお話しするので、一緒にミュートリアについて知見を深めていきましょう。
がっつりテーマ紹介みたいになってしまったので、要所に簡単にまとめを置きました。
そこまで飛ばしてもらってもOKです。
超有能日本先行新規。「変異体ミュートリア」
はじまりのミュートリアで、進化素材をデッキから賄うことができます。
コストがデッキからと他の下級ミュートリアとは異なりますが素材と進化先は一致しています。
地球に来たばかりで不安定なため、進化先の攻撃力分ライフを失ってしまいます。可愛いですね。
ライフロス効果は「サイコ・エンド・パニッシャー」とシナジーがあるので問題なしです。
着地時に「ミュートリア」モンスターをサーチします。
モンスターサーチなので「M」の名を冠してます。
②の効果は次の「ST-46」と共通の効果ですね。
着地時にミュートリア魔法罠をサーチできます。
Spell・Trapのサーチなので「ST」ですね。
このデッキには入れていませんが進化先を墓地・除外ゾーンから出す個体もいますよ。もう命名規則はわかりますよね。
ここからは上級ミュートリアの解説です。
初見はややこしいと思うので個々の解説前にざっくり特徴を書いておきます。
では実際にカード毎に見ていきましょう。
進化のスピードに置いていかれないように、頑張りましょう。
上級ミュートリアで一番可愛い子。
地属性なので「幻水龍」の特殊召喚条件を満たしてくれます。
進化素材がモンスターなので①モンスター効果の対象耐性を持っています。
②は魔法効果に反応し、無効にして除外する効果。
③は除外状態のテーマ罠を回収する効果。
こんな感じで3種類のカードに関する効果を持っているのが上級ミュートリアの特徴ですね。
②の効果は自分の手札・フィールドのカードを1枚除外することで発動が可能です。
このときにセットしておいた「XDS」をコストにすることで上級ミュートリアたちでトリガーを引けるわけですね。
上級ミュートリアで効果が一番可愛い子。
進化素材は魔法なので①魔法効果の対象耐性。
②罠に反応してドローする効果。
③は除外状態のテーマモンスターを回収する効果。
ビーストに比べると効果は優しいですがステータスは攻守共に高めです。
高レベルの魔法使い族なのでソウルズで落とせたりしますね。
このデッキでは「スモール・ワールド」によって「相剣師 泰阿」を繋いでくれます。
上級ミュートリアで一番攻撃的な子。
それ故守備は1000しかない、可愛い。
進化素材が罠なので①罠効果への対象耐性。
②モンスター効果に反応してフィールドのモンスターを対象に除外する効果。
└トリガーのモンスター効果は発動場所を問わず、除外するモンスターはお互いのフィールドから選べます。
③破壊されると除外状態のテーマ魔法を回収する効果。
メインモンスターは以上です。
一旦まとめです。
ここからは魔法・罠とEXモンスターです
あと一息ですよ。
①の効果は進化素材にした下級ミュートリアを帰還させてサーチに繋げるとベストですね。
このカード自身を進化素材や上級の②効果コストに充てても良いです。
下級ミュートリアをサーチorリクルートできる永続罠。
身代わり効果もありますが基本は進化素材として使うことが主です。
フィールド・墓地・除外ゾーンから素材を戻して融合。
ミュートリアをデッキに戻して再進化、再サーチできるため融合とリソース回復が同時にできる有能。
相手ターンに「クロシープ」のリンク先に融合体を出すことで、往復で下級ミュートリアのサーチ効果を発動させることが可能です。
反面メインフェイズにしか発動できないためタイミングには気を配りましょう。
①融合召喚時、フィールドのカードを1枚破壊する使い易い効果。
②相手の効果に反応し、チェーンしたカードの種類の効果をターン終了時まで受けなくなる効果。
└進化の速度が上がっているのですぐ反応して即耐性を得ることができるようになっている。すごい。
以上でデッキに採用している全てのミュートリアカードの解説が終わりました。
もっとみんなにミュートリアのことを知ってもらいたかったので細かく説明しちゃいました。
このデッキには採用していないカードもあります。
未知の部分については-実際にキミの目で確かめて見てほしい。
3.P.U.N.K
ミュートリアとサイキック族サポートを共有できる有能集団。リストで手短に。
セアミンでフォクシーをサーチ、ディアノートをリクルートすることでシンクロ召喚の準備が整います。
シンクロ召喚後、ディアノートの効果でセアミンかフォクシーを蘇生できます。
星8モンスター×2or星11シンクロの選択肢が選べるので場面に応じて使い分けましょう。
画像のコメントにも書きましたがセアミン、ディアノートが地属性なので「幻水龍」を添えて星8×3でエクシーズすることも可能。
4.相剣
ミュートリアとの除外シナジーが見込める他「スプラッシュ」のトリガーを引けるカードもこのカテゴリに属しています。それでは採用カードの確認です。
「龍相剣顕」から「相剣師-泰阿」で「セキショウ」をシンクロ召喚します。
シンクロ召喚時、泰阿とセキショウの効果で「相剣」カードをサーチ、墓地送り1枚ずつを行います。
キーカードである「赫聖の相剣」は自己サルベージ効果を持っているのでハンドの状況によってサーチか墓地送りかを選択しましょう。
5.その他のカード達
まずはリストでドバっと、テーマ外のカード達です
特に活躍するカードやコンボに関わるカードについて個別に補足していきます。
泰阿、ミュートリア、セアミンと召喚権が渋滞しがちなデッキを助けてくれる。
M-O5で変異体をサーチした場合、変異体→ビーストとすることでフィールドにビースト地とM-05水が揃うため②の効果につながります。
後述の「かくれんぼビースト」をすることができるようになります。
カトリンを使うと上手ぶれる気がしている。
今なら絶対幻竜族だよね。「XDS」でリクルート、自己SS可能、サルベージ対応でとっても優秀。
レベル8、水属性がスモールワールドで参照するのに便利。シャドウスペクターズ収録!
除外されると次のスタンバイに帰ってくるゼラの過労死
天使。
ミュートリアのコスト、赫聖の相剣のコスト、サイコエンドの弾、トゥリスバエナの弾になっても始業時刻スタンバイフェイズには来る社畜。無限トゥリスバエナ編怖い。
いつも助かるよ、これはキミにしかできない仕事なんだ。これからも期待してるからね。
クロシープのリンク先に泰阿を素材にS召喚することでモンスター効果2回(泰阿の墓地送りとクロシープの効果)と700アップが入って合計1300が加算されます。
あと1度でもモンスター効果が発動すればデッキバウンスを発動させることができるようになります。
かくれんぼ対応の獣族。
ミュートリアの進化やコスト、スモールワールドで手札消費が荒いのでドロー効果はありがたいです。
熱血指導王もいるので暑苦しい奴らにドローをしまくってもらいます。
ミュートリア展開にカトリンや幻水龍を絡めてアネモネをリンク召喚。効果でリンク数を伸ばしていきジーランティスへ繋げます。
ジーランティスの全除外からの帰還効果にアネモネの制約を重ねます。
ターン終了時まで自分は水属性しか特殊召喚できないため、相手の水属性以外のモンスターはジーランティスの帰還に含めることができなくなるんですね。凶悪〜(^)
6.かくれんぼビースト
カトリンのところで少し触れた「メルフィーのかくれんぼ」+「ミュートリアル・ビースト」を並べる構えです。
公式データベースのみの更新ですが獣族に注目して若干内容を調整しています。
MO-5から変異体サーチ、変異体進化で地・水が揃うのでカトリンを自己再生。
M-05とカトリンで「森のメルフィーズ」をX召喚。
かくれんぼをサーチして置いてあげましょう。
モンスター効果の対象にならず、1度の効果破壊体制を得た魔法の無効除外ができるビーストの完成です。
これはもはや実質ドラグーンですよ。
カトリンは再生後フィールドを離れた場合除外されてしまいますがX素材にすることで回避できますね。かくれんぼでメルフィーズを戻せば再びX召喚を狙うこともできますね。
フォクシー、クロシープと元々いた獣族に加えて増量を行いました。
「獣王アルファ」はSS可能な地属性☆8なので幻水龍と相性がよいです。
「ホップイヤー飛行隊」は適当な☆8と「相剣大公-承影」に、☆9の「シンセシス・ミュートリアス」と「サイコ・エンド・パニッシャー」になることができていい感じです。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか。
「エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ」を使いたいから始まったこのデッキ。11期のパワーを存分に活かすことでかなり闘えるデッキにしつつ、能動的に「XDS」を打てるようにしたことでデッキとして形になったのではと思っています。
また「スモール・ワールド」と「アネモネ」はTwitterで悩んでる時にNemyさんとおしのびさんにアドバイスもらったカード達です。おかけで良きデッキにすることができました!沢山使います。
このデッキは3/18にたいしょうさん主催の第7回ぼくらのクロスオーバーデュエルに持ち込もうと思って作成したデッキでもあります。
ぼくクロ当日まで回しまくるつもりなので、思いついたものはどんどん試してブラッシュアップしていきたいですね!めちゃくちゃ楽しみにしてるので待ち遠しい、、
自分は相剣初めて触るので知見があまりないです。読んでくださった方の中で相剣や幻竜族周りでオススメのカードなどありましたらコメントで教えてくださると嬉しいです。
最後にミュートリアの扱い方について自分のプレイングを少し書きます。
上級ミュートリアは複数並べることで強力なメタビートを行えるポテンシャルを持っていますが、封殺系はあまり好みではないのですぐ融合・S・X・リンク素材にしてしまいます。
効果は凶悪なものが多いかもしれませんが、可愛い子達なので使ってあげたい気持ちが勝って採用に至りました。
そのまま置いておいた方が強いだろって思いましたか?
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
是非ミュートリア触ってみて下さいね。
マスターデュエルでストーリー勉強できるので。
ではでは
Y:P オツカレーナ
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