遊戯王デッキ紹介:Gaia Drake, the Universal Force
初めまして。まずは当ページまで足を運んでいただきありがとうございます。
オツカレな社会人YPのY:P オツカレーナと申します。
当記事はSTBLで登場した「地天の騎士ガイアドレイク」を場に出し、ビートダウンによる勝利を目標にしたデッキの紹介記事となります。
記事を書くのは初めてなので、至らない点など多々あると思いますが少しでも楽しんでいただければ幸いです。
デッキ枚数もさることながら、文量もかなりのものになってしまったので、ガイアドレイクの確認だけして早速参りましょう。
※2023/12/18時点のリストを掲載します
当記事の内容からかなり構築かわっているので見比べてお楽しみいただければ幸いです!
1.デッキレシピ
2.コンセプト
植物初動から始まり、地属性×魔法使い族のシナジーを用いてガイアドレイク召喚の準備を進めます。
展開の途中に岩石族の力を借りてリソースを蓄えながら盤面形成していくことが可能です。
最終的には盤面にガイアナイト+呪印生物を揃えて呪印生物の起動効果or2体をフィールド・墓地に揃えてミラクルシンクロフュージョンでの融合を目指します。
3.初動展開例
長いので【最終的に】のところまで読み飛ばして頂いて大丈夫です。興味のある方はそのままどうぞ。
※略称を多用しています。ご容赦ください。
ローンファイアブロッサム+モンスター1体(ハンドコスト)
ローンファイアNS後ef→オフリスSS時efハンドコストを墓地へ送ってダーリングSS時ef、ブリリアントフュージョンをサーチ
オフリス+ダーリングでクロシープLS、ブリリアント発動でクォーツ+ブロックドラゴンでジルコニアをクロシープのリンク先へFS→
クロシープefでロンファ蘇生しef、ナチュルチェリーSS後クロシープ+ジルコニアで崔嵬の地霊使いアウスLS→
アウス(魔法使い族)+チェリー(地属性☆4以下)を墓地へ送りデッキから憑依覚醒デーモンリーパーSSしefでチェリー蘇生→
チェリーをリーパーにチューニングしガイアナイトSS、リーパー効果で憑依覚醒をサーチ
クロシープ、ジルコニア、アウスを除外しブロックドラゴン蘇生、ガイアナイト+ブロドラでマスカレーナLS→
ブロドラefでネメシスキーストーン(☆1)、呪印生物-地(☆3)、ギガンテス(☆4)をサーチ
クォーツ除外しギガンテスSS、キーストーンef対象アウスでSS後憑依覚醒を発動→
ギガンテス+キーストーンでアウスLS、憑依覚醒の強制効果により1ドロー
ギガンテス、キーストーン、デーモンリーパー除外しブロドラSS
↓
【最終的に】
ハンドの状況:憑依覚醒により1ドロー、呪印生物、エンド時にキーストーンがハンドに。
盤面の状況:マスカレーナ、アウス、ブラックドラゴン。
相手ターンにセレーネ、アストラム、サロスから状況に応じたリンク召喚を。ブロドラをリンク素材に巻き込めばコングレートかガイアプレートをサーチ可能です。
これでハンドに呪印生物、墓地にガイアナイトを揃えることができました。このルートはロンファ+モンスター1枚で動き出せるので別途SS可能なモンスターを追加で用意できれば場にガイアナイトを残したまま展開が可能です。またオフリス×ダーリング以降は地属性モンスターの効果しか使用しないため春化精を追加して場にガイアナイトと呪印生物を揃えてもよいですね。
4.植物族
このデッキおける初動+繰り返し使えるリソース
初動パーツについては前の項目を参照ください。
※読み飛ばした方向け(ロンファ、捕食植物、ナチュル・チェリーが初動パーツ)
初動以外の植物たちは「陽竜果フォンリー」「バラガール」EXの「アロマセラフィースイート・マジョラム」ですね。
フォンリーはマスマティシャンから落とすことによって特殊召喚が可能なモンスターです。
フォンリー1体でサクリファイス・アニマとなることで、アニマ(魔法使い族)+マスマティシャン(地属性☆4以下)とすることが可能なためデーモンリーパーを呼び出せます。
フォンリーは☆1チューナーのためそのまま☆6シンクロにつなげることが可能な偉い子です。
バラガールはハンドコストとしてもSS可能なチューナーとしても活用が見込めます。
ロンファ、捕食植物が素材となったタイミングでSS可能な他、後述のマジョラムとの相性が抜群です。
マジョラムはガイアナイトと使い分けの☆6シンクロモンスター。
ライフが回復した場合に、フィールドのカードを対象にとって破壊する効果を持ちます。
サーチした恵みの風で回復を行い、マジョラムのトリガーを引きます。このときコストとするのがバラガールorフォンリーとなります。
バラガールはフィールドに植物がいるとき自己サルベージが可能な為、恵みの風のハンドコストとして繰り返し使用可能です。
フォンリーは墓地から戻して回復コストとすることによって、2枚目以降のマスマティシャンで再び展開を狙えるようになります。
以上、初動を含めてこのデッキを文字通り根っこから支える植物族たちでした。
5.魔法使い族
このデッキのメインエンジンたちです。
「歌氷麗月」対応の種族。
デーモンリーパーを呼び出すのに必須となっています。
初動ではリーパーの素材にLINKアウスを用いましたがSS可能な魔法使い族を素引きしている場合、歌氷麗月と重ね引きしている場合にはクロシープ、ジルコニアを盤面に温存できるのでLINK数を更に伸ばせますね。
以下採用の魔法使い族たち
量が多いので略称を含みます。
ソウルズ、マスマティシャン、カグヤ、白エクレシア、カルテシア、地霊媒師アウス、イリュージョン・オブ・カオス、妖眼の相剣士、フルール・ド・サージュ
冷薔薇の抱香のコストに使用すれば召喚権を残したままロンファサーチも可能。偉い。
歌氷麗月、チキンレースをコストにドロー効果を使うと結果3ドロー+融合サーチになるのでアドアドしい。
先述のフォンリーとの組み合わせの他セレーネで蘇生してドロー付きの壁としての運用もアリ。
憑依覚醒のドロー対応ステータス。召喚時に地霊媒師をサーチ可能な他相手ターンにセレーネで蘇生することで憑依覚醒を往復で発動させながらバウンスのプレッシャーを与えることが可能。偉すぎる。
守備力1500の魔法使い族。ヴェルズ・マンドラゴと同じ自己SS条件を持ち、妖眼をリクルート可能。
融合が墓地に落ちれば自己サルベージしてくれるのでハンドコストとしても優秀。偉い。
エクレシアと同じく憑依サポートを受けられます。融合効果は狙わないと難しいですが、このデッキではグランギニョルとガイアドレイク、ジルコニアも②の効果による対応範囲です。
サーチ効果を上手く活かすのは難しいですが、デッキ内の全ての憑依魔法罠に対応。②でハンドから飛び出させたり、憑依解放でリクルート、そのまま憑依解放の戦闘破壊耐性を付与することでバトル中の思惑をハズすことができる、かも?
白エクでリクルート、セレーネで蘇生可能。
相手に合わせて上手く効果を使えると気持ちいい。
ソウルズのコストとしても使用可能なモンスター。カルテシアと融合して原作再現もよし。
デーモンリーパーで蘇生したモンスターは効果が無効になるのでこのカードのSS条件を満たせる。
①の効果で自己SS可能。参照する自分のモンスターをブラックドラゴン、陽竜果フォンリーなどにして永続効果を適用すると相手のカードのみ破壊してSSできるのでアド差をつけられます。
②の効果は一見再利用に使えそうですが後半のサーチ・サルベージは強制なのでこのデッキの場合ナチュル・チェリー、フォンリーを手札に加えることになるので使い所は見極めたいですね。
以上、初動札の引き込みから中盤以降の展開でも大活躍の魔法使い族たちでした。
6.天使族
こちらも歌氷麗月対応。
初動で使ったジェムナイトクォーツを除くと種類は少ないです。
記事もだいぶ長くなってきたので駆け足で。
春化精の蘇生効果は大変強力です。ガイアドレイクを正規召喚しておくことで何度も蘇生することが可能に。
相手がぐったりしていくので積極的に正規召喚を目指しましょう。
以上、展開の補助、エースの連打に一役買ってくれる天使族たちでした。
7.魔法罠
サーチやドロー札については基本割愛します。
特に意識して採用しているカードについて触れていきます。
それは「憑依」魔法罠です。魔法使い族の項目でしばしば名前を出しましたが、こちらの展開、戦線の維持、打点の確保、相手への妨害と幅広くサポートしてくれるカードたちです。詳述は画像と一緒にどうぞ。
以上、霊使い、憑依ステータスに着目した採用カードたちでした。
8.まとめ
いかがでしたでしょうか。エースの説明が少ない?
カッコいいモンスターは背中で語ってくれますよ。多分ね。
最初はコンボ一辺倒だったガイアドレイクデッキも、魔法使い族、岩石族と必要な動きの中で触れる種族の層を厚くすることでメインでも闘えるようなデッキになったと考えています。
もちろんエースの召喚は積極的に狙いに行きたいですが、決闘は相手がいて初めて成立するもの。
対戦を必要としない、勝利を求めないデッキ構築はやらないようにしています。
この記事を読んで少しでも好きなカードのためにいろいろやってみようという方が増えたらいいなと思っています。
9.あとがき
まずはここまでお読みくださった方々に感謝を。
冒頭にも書きましたが内容が膨らみ過ぎてしまったため終盤は駆け足になってしまいました。
読みやすさを意識したり、説明するカードを絞るべきか考えたんですが、記事を書こうと思ったのもそもそも友人に勧められたことがきっかけで、じゃあ当時の構築を備忘録として残そうとして始めたんですね。
だから説明するカードを選ぶ必要なんかないし、当時の自分がどんな考えのもとカードたちを選んだのか分かるように書かないと意味ないねって思いました。
また気が向いたら書いてみようと思います。
改めてここまでお付き合い頂きありがとうございました。
Y:P オツカレーナ