にわかに夜
こんにちはこんばんは、さわむーと申します。
少しずつ冬が近づいてきて、日照時間が日に日に短くなってゆきますね。
今回はそんな季節にぴったりな、夜と星とを織り込んだデッキです。
ずばり、コンセプトは。
『ブラックガーデン+天威の龍仙女』
を軸にした七星龍淵コントロール
…???
前半部分からひも解いていきましょう。
その攻撃力は1600であり、ローズトークン2体で蘇生できることを意味します。
続いて②に注目。
これは読み替えると、
"ローズトークンがバトルする際に、相手フィールドのカードを1枚破壊"
になります。
日本語って不思議ですね。
相互にシナジーのあるこの2枚を軸にして、デュエルの主役は七星龍淵に張ってもらいます。
相手の特殊召喚/魔法罠の効果発動に反応して、それらを除外しつつ1200バーンを与える、
というやらしさ全開のカード。
使ってわかるその強さ。
龍仙女の①は蘇生する幻竜族に縛りがないので、こやつを無限に復活させて、相手の精神とライフを削りとります。
せっかくですし、ガーデンと七星にもシナジーを持たせましょう。
ポイントはふたつ。
ガーデンの効果が「強制効果」であることと、自分フィールドへのローズトークンの特殊召喚は「相手が」行うということ。
ではガーデン+七星が並んだ状況で「送りつけ」(相手フィールドに自分がモンスターを特殊召喚)すると…?
これで無理やり相手にトリガーをひかせて、本来難しい自分ターンのバーンも狙える仕組みです。
除外・バーンを嫌って特殊召喚に対して慎重になった相手に対して、バーンを押しつけていくのももちろん爽快です!あはは〜
ここまでのまとめ
そして、組み上げたレシピがこちら。
七星の立て方を見ていきます。
ハリファイバーとサヨナラした今、
をいかにして用意するか?
まずは最も楽な方法を考えます。
いったんオシャレさは無視。
幻竜族かつ相剣ネーム持ちでサーチは豊富。
龍淵+コストを手札に揃えるのが、シンプルかつ最も楽な方法と言えそうです。
ではこの方法に問題点はあるのか?
…あります。
七星龍淵というカードは、フィールドに出力してからは相手に継続して圧をかけられる優秀な1枚です。
しかしこれは、すでにフィールドに出ている強力なモンスターには無力ということの裏返しでもあります。
龍淵は打点が1200しかなく、盤面にさわる能力も持っていません。
これでは七星を出す上で、最良の舞台を用意してあげられない…
そう悩んでいた時期が私にもありました。
新弾「PHOTON HYPERNOVA」 が出るまではね。
相剣龍くんの登場により、
さえ用意すれば、8+2で七星降臨!
さらに、シンクロ召喚の前に3000の打点でボードアドを取りつつ、ガーデンを飛ばして1除去まで見ることができます。
モンスターを除外できる2チューナーの枠には、長らく使いたかったこのカードをピック。
特定のカテゴリに属しておらず、ぱっと見アクセスが難しそうに思えますね。
しかーし!
実は最近こやつのシンクロ体が登場しており…
「ナイトエンド・ソーサラー」を名称指定しているおかげで、「シンクロ・オーバーテイク」の対応範囲内に。
加えてオーバーテイクは、5シンクロ=メイデンを爆速で立てることも可能です。
ここで面白いのは、デュオニギスの②が深淵のSSトリガーになり得るところ。
(デッキトップにモンスターをこっそり置こう)
また、ディーヴァ+デュオニギスからは7シンクロの択も取れるため、当然ガイザーから幻竜にタッチしていくことも可能です。
シンクロ周りを整理してみます。
さて、ここでもう一度デッキの軸
『ガーデン+龍仙女』
に立ち返ります。
龍仙女の②はローズトークンが"バトルする際"に破壊効果を放ちます。
つまり、相手からすると
がやりづらくなるわけです。
相手が残してくれたトークンは、ありがたく各種素材にしていきましょう。
プレイするときに優先しているのは次のギミックです。
トークンを参照して回収したバラガールをコストに、毎ターン急還馬の効果を使っていくことができます。
メインの蘇生先はメイデン自身。
これでガーデンを常にキープします。
そして龍仙女。
例えば、龍仙女が処理されてフィールドにガーデンしか残っていない場合でも、バトル開始時に龍仙女を一時的に蘇生して②を適用することができますね。
トークンからはもちろんこのカードも出します。
局面に応じてナイトエンド、龍仙女を蘇生し分けられて非常に頼りになります。
キルパターンのひとつとして、エルフ→パイロフェニックスも搭載。
条件としては
が揃えばOK。
トークン2体でピオネをリンク召喚すると、フィールドの植物族の攻撃力の合計が1200÷2+800=1400になり、
とつながります。
ガーデンという"素材をプレゼントし得るカード"を軸にしているため、相手はそのトークンを使って積極的にリンク召喚してくれるはず。
パイロフェニックスのバーン+自身の攻撃(=3000ダメージ)で、七星が削りきれなかったライフを刈り取りにいきます。
もし七星が隣に立っているならば、ガーデン+「送りつけ」による1200バーンもおまけしてあげましょう。
コンセプトのひとつである「送りつけ」については、他にも2つのパターンを用意。
まずは定番マネキンキャット。
スプリンドから落としておいたゾンキャリと、余ったレベル2チューナーやディノミスクスから出力し、相手フィールドにモンスターをSS。
ガーデン+七星のトリガーをひきながら、ローズトークンを参照して闇属性、植物族モンスターを呼び出します。
そしてもうひとつ、ギミックとしてこのセットを採用しました。
ブルーミングで相手フィールドにトークンをSSできることを利用します。
少しややこしいですが、
という流れになります。
ブルーミングは、ローズトークンを除外してデッキボトムに帰る墓地効果を使えるため、ロクスローズを蘇生させて繰り返し「送りつけ」を行うことも可能ってわけですね。
最後に、お気に入りギミックをいくつか紹介したいと思います。
ガーデンと相性抜群の1枚。
ガーデンの蘇生効果で自由解放が回収でき、そのまま龍仙女の手札コストを確保してくれます。
また、自身の持つ破壊身代わり効果でトークンを活用することが可能。
おまけに龍仙女や急還馬でシンクロモンスターを何度も蘇生するため、戦闘補助効果も積極的に狙えます。
ドロソ担当。
ガイザーor龍仙女からタツノオトシオヤを出力し、リンク召喚します。
龍仙女は蘇生後の縛りがキツく思われがちですが(そのターンEXから出た天威以外のモンスターの効果発動不可)、バブルリーフならば次のスタンバイフェイズに効果が使えればセーフ。
水属性のコストは初動で使うディーヴァ周りがまかなってくれ、除外ギミックが豊富なため打点要員としても頼りになります。
裏の切り札。
ガーデンステータスでありつつ、バーンとデバフ効果により確実にダメージを通していけます。
急還馬から突然出てきてデュエルを終わらせる芸当も。
あとは七星と"星"つながりがあってオシャレ。
大事です。
終わりに
一見ややこしそうなデッキですが、実際の動きや戦い方はシンプルです。
なかなか勝率が良いことも合わせて、お気に入りのデッキのひとつになりそうな予感がしています。やったね。
先日、バキューン決闘のきくりくさんが企画されている「構築に効く理屈」にて色々とアドバイスをいただきました!
皆さま本当にありがとうございました🙇♂️
《ギガンティック・サンダークロス》や《クロスローズ・ドラゴン》+《ヘル・ブランブル》など、びびっとくるカードを知ることができたので、対戦しながら試してみたいと思います。
それではまた、ちゃお!
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