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アイカツプラネット!にメタバースを感じた

今日2021年1月10日朝7時から放映がはじまったアイカツプラネット!を早起きついでにリアルタイム視聴しました。

50目前のおじさんがアイカツ!について語ることに若干の躊躇はあるのですが身近な人には語ってきたことではあるのでつづけます。

アイカツ!はバンダイのアーケードゲーム機データカードダス「アイカツ!」を原作としたアニメで2012年に放送開始されました。
私は102話以降のいわゆる「あかりGeneration」といわれる第3部から、当時3才の長女(その名もあかり)とみはじめたがきっかけでした。

それまで私自身はマンガやアニメにうとく、むしろ「美少女アニメ」といわれるものには嫌悪感を持っていてそのことを公言したこともありました。
娘が熱心にみいっているアイカツ!を横目でみていたはずなのですが呑まれてしまったのは父である私のほうでした。

アイカツ!に魅入られてしまった理由はいくつかありますが、最も興味深かったのは「ライヴ」というものがアイカツ!の世界では新しいものとして捉えられていた点でした。
ゲームが原作ということもあり、ライヴこそがゲーム。
ゲーム内でうまくコンボがきまると歌い踊るアイドルに特別なエフェクトが発動します。
アニメの中でのライヴはまさにそのエフェクトがステージ上で発動しまくるわけで、オーディエンスは側頭部に特別な装置をつけることでみえるといういわばライヴの新解釈でした。
もともと音楽関連の仕事をしていたこと、いまはネット業界にいることもあり、ライヴにxRのテクノロジーを掛け合わせる世界観が非常におもしろかったのです。

そしていまコロナによるニューノーマルの時代。
ライヴビジネスは大きな影響を受けており、そのソリューションとしてのオンラインライヴが珍しくなくなりました。
同時にYouTubeやTikTokやInstagramなどでの映像コンテンツが主役になり、自身が出演するのではなくVTuberやいわゆるバ美肉と呼ばれるVRの世界でのアバターの認知も進んだように感じます。

アニメのアイカツ!シリーズはその後、アイカツ!スターズ、アイカツ!フレンズ、アイカツ!オンパレードとつづいていきましたが、スターズの途中で脱落してしまったので、ちゃんとみるのは4年ぶりです。
アイカツ!プラネットにはこの4年間の現実社会でのイノベーションと変化が反映されているように感じました。

なにより、これまでにない新機軸としてアニメと実写ドラマの融合がはかられています。
現実社会(実写)の女の子・舞桜がバーチャルアイドル・ハナとして現実社会のトップアイドルとして活躍する、これはこのnoteでもたまに書いているメタバースの文脈的にもみることができます。

フォートナイト、あつ森、マインクラフト、みんなメタバースと言えますが、バーチャルの人格が現実社会にも存在するというストーリーはまた違った意味があるように感じます。

今日のアイカツプラネット!の第1話はここで視聴できます。

第1話のタイトルは「アイドルは突然に」で想起するのは「ラブ・ストーリーは突然に」です。
次週第2話は「なんてったってアイドル☆」。
これ、おじさんを狙ってますし、来週もみていいですよね?

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