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【ONE PIECEカードゲーム】白ひげに勝てる白ひげ【有料note】

こんにちは。
初めましての方は初めまして、よざくらと申します。

ONEPIECEカードゲームを始めて初めての記事になりますので簡単に自己紹介をします。
ここ数年はあまりしておりませんでしたが、3年程前までデュエルマスターズというカードゲームで競技プレイヤーとして活動していました、
調整チームが流行していた時代に紅茶派閥というチームのリーダーをしていたこともあります。
私自身環境トップを使い続けるというよりは新しい型のデッキを組んだり、既存のデッキを弄ったりする典型的なビルダーです。
構築して公開してRTといいね貰って喜ぶ自己顕示欲の塊です。笑

さて、今回はタイトルにある通り赤ニューゲートの記事になります。
デッキリストは有料部分となりますが、簡単にはなりますが各体面のプレイに関しては無料部分にて記載致しますので読んでいただけると幸いです。

第3弾「強大な敵」が発売され、昨日のチャンピオンシップ2022では皆さんご存じの通り、赤白ひげこと赤ニューゲートが大活躍でした。
ベスト4にはミラー対策で打点数とパワーラインを上げ、『マルコ』や『海震』で除去されない『ラクヨウ』が搭載されており、話題となりましたね。まさに白ひげの時代が来たわけです。

今回のデッキリストはそんな『ラクヨウ』型にも強く出れるリストになっています。


赤ニューゲートというデッキについて

デッキを構築し、使うにおいてそのデッキのコンセプトや強み、弱みを理解することが最重要と考えています。

第2弾「頂上決戦」にて登場した『エドワード・ニューゲート』というリーダー、発売当初は初のパワー6,000に加えライフ6が注目を集めましたが、プレイの指針も明らかになっておらず使用者も徐々に減っていきました。

主に錦えもんと赤ゾロが環境を支配する中、一部のプレイヤーがそれに抗うべくプレイの研究を始めます。
それがリーダーへの攻撃は全て通し、増えた潤沢な手札で盤面を形成し、1ドンのカウンターイベントによって終盤の相手の攻撃を防ぎきるというもの。
私がこのデッキタイプを触り始めたのもこのタイミングです。
元々環境外のデッキを環境で戦わせることができるレベルまで構築することが好きだったので、仮組してすぐ調整に取り掛かりました。

実際満足のいくリストになったものの、フラッグシップバトルは全て抽選落ち、スタンダードバトルも当日抽選落ちが多発し、使用するタイミングがなくなってしまいました。
今回の記事も、私は2月3月でもう大型の大会に出る予定がない為、白ひげを使って勝ちたいと思っている方へ向けています。

第2弾環境の白ひげはパワーこそあるものの、安定性にかけてしまうことと、一度白ひげ対面へのプレイングが分かられてしまうと途端に勝ちずらくなってしまうのが難点でした。

サニーくんやダダンにしばかれまくる親父を見る各隊長陣

そんな中第3弾で登場したのがこの『イゾウ』

一度は白ひげを使ったことのある人なら誰もが待ち望んだ1ドンサーチ。
モビーディック等の要所要所で必要なカードをサーチ出来るだけでなく、モビーディック発動下では1ドンを付けるだけでパワー5,000になる魔法のカードです。
そしてもう一つがこの『マルコ』

打点になる『ビスタ』で、KO時イベントを捨てると復活する化け物です。
第3弾初日に初動1,000円で購入できた人はラッキーです。
第2弾環境での『キングデュー』の枠に入るリストが多いですね。

主にこの2種が加わり、安定性、そして打点形成面でも大幅な強化を受け、賛否両論ありながらも全国大会で見事優勝を果たしたわけです。

各対面に対するプレイ

ここでは全国大会で優勝した、ジャッキーさんの構築を軸に話していきます。

優勝者ジョーカーさんのリスト

まず、私がこのゲームにおいて重要視しているのが《負けない為のプレイ》と《勝つ為のプレイ》の使い分けです。
前者は自分がゲームの優位性を持っている時、後者は劣勢の時に覆す為に行います。

序盤は『イゾウ』などでハンドを整え、中盤は『ラクヨウ』や『アトモス』、『マルコ』2種で盤面形成を行います。
終盤は『モビーディック号』の効果でパワーアップしたキャラ達で攻撃を仕掛けます。
9ドンの『エドワード・ニューゲート』の使い方ですが、最速で出す場合は相手から一点だけ攻撃を受けているとちょうどライフが1残った状態で登場
出来るので、『モビーディック号』も上手く起動できます。

ミラー:
基本的にはその場その場の駆け引きが多い対面。
相手の動き方や盾の枚数を把握しながら、除去体制のある『マルコ』2種や『アトモス』『ポートガス・D・エース』などのパワーの高いキャラを展開し打鍵形成を行います。
これはどの対面にも言えますが、相手の打点数とドンを割り振った後の最大打点数を要所で把握する事が大切です。
先にライフを0にされると、そこから怒涛のハンデスが始まるため、『モビーディック号』をけん制しながらも優位に立てるようライフ管理をします。

ルッチ:
一番気を付けないといけないことはこちらがライフを全て取り切った後。
場のイゾウ等で安易に攻撃してしまうと、相手のキャラに踏まれてしまいリーダー効果で最大15,000×2が飛んできます。
それを受け切って返し勝てるなら話は別ですが。
第2弾環境に比べ、除去されにくい『マルコ』が増えたことで白ひげ側が攻め切ることが多くなったイメージです。
ルッチにも『フクロウ』が登場したことで少し厄介にはなりましたが、そこまで大きな脅威ではないと思っています。
しかし新規カードでパワー6,000の『カク』や『ブルーノ』などがドン付与なしで顔や『マルコ』に攻撃してくるので、寝かしてきたキャラにはある程度付き合っても大丈夫です。

カタクリ:
第3弾で登場した黄色リーダー。
基本的には有利対面です。
全国大会で使用者が1人もいなかったのはそういうことだと思ってください。
黄色にはパワー5,000ラインが多く、ドンを付けないと攻撃できないので相手の使用できるドンが限られます。
リーダー効果で相手の盾が一番下に移動した場合は『異国』や『シャーロット・ブリュレ』をケア出来るよう攻撃しましょう。
10ドンの『シャーロット・リンリン』をうまく使わせないことがみそになります。
一応カタクリ側は5ターン目までリーダーに攻撃しないようにして、5ターン目のライフが1残った状況で『シャーロット・リンリン』を出すプレイが一番上手くハマります。
8ドンの『シャーロット・カタクリ』がモビーディックのターンをずらしてくるので意識はしておきましょう。

ナミ:
初のエクストラウィン。
全国大会でも唯一白ひげ以外でベスト4に入りました。
『ウソップ』などが入っている初期の型ではなく、ベスト4に残ったイベント型で話を進めます。
この対面は練習していないと痛い目を見ることになるかもしれません。
Twitterでもツイートしたのですが、まずはパワー9,000以上で攻撃することを意識して、一枚のカードで守られないようにしましょう。
相手の残りどんが5枚以上のタイミングで攻撃しないようにしてください。
如何に相手の使用ドンを少なくするかが勝敗を分けます。
そのタイミングではこちらの場面を強くすることを第一に考え、キャラを展開します。
相手のトラッシュを細目に確認しましょう。
各イベントの枚数を確認することでケアしなくてもいいイベントを見つけられます。
場面によっては攻撃するより先に相手の『カヤ』や『モージ』をKOしてから攻撃しましょう。
『唐草瓦正拳』や『超過鞭糸』のトリガー効果でハンドに戻されるのをケアする為です。

エース:
大体は白ひげミラーと同じです。
『炎帝』や『火拳』を頭に入れてください。
『バギー』や『イゾウ』は『マキノ』でパワーが上がって殴ってきます。
『バギー』や『ストライカー』で加わったイベントは覚えておきましょう。

ゾロ:
『マグラ』が厄介です。
小型を沢山並べられてパンプされると簡単に6,000が沢山飛んできます。
こちらに『ビスタ』が入っているならある程度優位に戦えますが、入っていないと相手のハンド次第でボコボコにされます。
キャラに構いすぎるとライフを詰められないので、プレイの方針を上手く切り替えながら《勝つ為のプレイ》をしてください。
例としてはライフレースに負けない為にキャラを取れる場面でもリーダーへ攻撃をするみたいな事です。

その他のリーダーは要望があれば追記していこうと思います。
以上で無料部分は終わりますが、是非リストと採用理由もご購読頂けると幸いです。
似たような構築は知る限り見たことがなく、全国大会優勝者のリストとは10数枚近く違います。

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