拗らせおじさん×拗らせ方言女子の距離感がたまらない!『ふたりソロキャンプ』 #今週の1冊
“暖炉で1時間薪が燃え続けるだけの動画”が人気だったり、キャンプ道具が何かとTVでも話題になっていますが、それらの火付け役になったのが、キャンプ・アウトドアマンガだと思っています。有名どころに『ゆるキャン△』『山ごはん漫画』などがありますが、今回は拗らせおじさん×拗らせ方言女子の距離感がたまらないこちらのマンガをご紹介!
ふたりソロキャンプ / 出端 祐大
【あらすじ】キャンプが趣味の樹乃倉厳(きのくらげん)は、車を使わず、電車を乗り継いでいき、最後はバスで山に入る――独りで野営する生粋の“ソロキャンパー”だった。いつも通り独りでキャンプをしたところ、初心者キャンパーの草野雫(くさのしずく)に頼られてしまい……? 玄人おっさんキャンパーと初心者キャンパーの、“2人”の“ソロ”キャンプが幕を開ける!
生粋のインドアでも、キャンプの極意・マナーから、キャンプ飯、キャンプ時間の過ごし方までじっくり楽しめる本作。読んだら誰かに話したくなるようなキャンパー知識をはじめ、アイテムの使い方も初心者にも分かるように書いてくださってます。初心者からすると「火は“熾す”ものじゃなく“育てる”」という考え方も意外でしたし、「都会の生活で狂った体内時計をキャンプでリセットする」という表現もステキだなと思いました……。
マンガの中で紹介されている絶品キャンプ飯もYoutubeで紹介されています。予習にいいかもしれません……!
「2人なのにソロってどういうこっちゃ?」って思ったのと、表紙のおっさんカッコイイなと思ってひとめぼれで買ったのがきっかけでした。表紙のおっさんの正体は、経験者キャンパーの樹乃倉厳(厳さん)34歳。意外と若い! ヒロインの草野雫ちゃんは20歳なので、歳の差なんと14歳……ステキですね!(歳の差あるの大好きです。。。)
「よく眠れる」と話題になった焚火動画、確かに動画からでも暖かさが伝わってくる気がして心地がいいですね。
ここ数カ月、転職するする詐欺をしていましたが、この度なんと――思いとどまりました(なんやそれ)!現職から離れかけると分かる芝の青さというかなんというか。客観的な視点は大事だなと思いました。自分の仕事をしながら、マンガとかもちゃんと描いて技術を磨いていきたいです。では!