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Daybreak Ageの好きなトコ、2選

どうも、TK(@TK_HoCliP)です。
Daybreak Ageの良さを語りた~い!
ということで二つほど語ります。それでは聞いてください。ちなみに音楽の素養/zeroなのでそういう話は出てこないです。

これは超かわいい灯織(いつもかわいいでしょ😡)

①全体曲の中で珍しくファンに向けた曲

シャニマスの全体曲は大きく分けると、
①アイドル達の心情を表した歌
②なんかわちゃわちゃ楽しんでる歌
③ファンに向けた歌
の三種類になります(シャニマスの曲は向こう世界の人が作曲している、という体をとっているみたいな話を見たことがあるのでプロデューサーに向けた、にはならないと思う)。当然Color Daysみたいなこれらを跨いだタイプも存在しています(この例なら①②かな?)。

で、シャニマスの全体曲はほとんどが①のパターンです。②③は全然ありません。②だとSWEET STEPとSNOW FLAKES MEMORIES、③だとFUTURITY SMILEとDaybreak Ageくらいなもんです。ま~じで①ばっか。以下例示

溢れるかけがえない時間を そっとひとつひとつ重ねて
揺るがない決意を抱きながら また歩いてゆこう
信じた未来へと

いつかShiny Days

いつかShiny Daysはシャニマス1周年で出た曲であることからも、大きなステージを目指し進んでいく彼女たちの決意が読み取れます。

十人十色の誰かの筆跡 混ざりあう世界の中で
さあ
誰よりも鮮烈に
キャンバスを裂くように
叩きつけろ

Dye the sky.

自分が一番好きな全体曲であるDye the sky.は2周年で一転して、未来を自分の手で掴み取る、過去の自分を超えていく、といった彼女たちの強さが強調された曲です。マジで神曲。3.5周年あたりに出てた広告凄い好き。
個人的にはこの歌詞の「キャンバスを裂くように」をどのユニットよりも色がバラバラな放クラが歌ってるところがすごく好きです。鮮烈を超えて引き裂くくらいに暴れてやれ!

さぁ表紙を開こう
白紙は空
私は色彩

Shiny Stories

5周年のルカが加入した時に出た全体曲(?)であるShiny Storiesでは三者三様の心情が描かれています。イベント【セヴン#ス】までを経てユニットとしての物語がようやく始まったにちか、これから283で歩んでいくまだ白紙のルカ、既に自分の色をもって歩んでいる真乃の心情がこの歌詞には表れています。

といった感じで大体彼女たちの歴史や今の想いを踏まえながら歌った曲が大半なわけです。そんな中で

もしも期待へと色を付けて ハートに灯してみたら
飛んだコントレール
それは君からは虹に見える

Daybreak Age

と7色になった283のユニットがステージで羽ばたくことで、ファンからは虹に見える、といったテイストで描かれています。更には、

朝焼けが広がってく
群青から手渡された希望の光景

ありふれた景色なのに
は出会う度に胸揺さぶる

Daybreak Age

を読み解くと、「朝焼け」「暁」が明るくなってくる時間=ファンがユニットカラーや個人カラーのペンライトをつける時間「群青」がその対比で暗い様子=はっきりとは見えない会場のファン(ちょっとこじつけ?)、とも解釈でき、ファンの応援を受け取っていることが示されています。この辺はファンの作る「空」を「抱きしめてい」ただけのMulticolored Skyからの成長も感じられるポイントです。

彼女らがファンの声援を受けて歌って踊る、そんな彼女らがまばゆい光に見える、といった曲であり、明確にファンとアイドルという関係性を描いている点で珍しいと感じています。

②普通に2番の歌詞が凄い

上の話は正直後から生まれたスキポイントなのでこっちが本題です。2番の歌詞が本当に好き。

ありふれた景色なのに
暁は出会う度に胸揺さぶる
ひとりでに零れたのは昨日も
紡いでた歌声

Daybreak Age

この4節は初期4ユニットが歌っています(放クラ→アンティーカ→イルミネ→アルストの順)。
初期から283に加入していた4ユニットにとってステージから見る光景は最早日常のようなものになっていることでしょう。ですが、そんな彼女たちにとってもやはりファンの応援は胸を揺さぶるような光景であることが描かれています。

イベント【ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス】『響き渡れ、どこまでも』より
はじめの頃より大きなステージを埋められるようになったイルミネたち
彼女たちにとっても客席の光は凄いものである

そんなステージで紡がれるのは、彼女たちが日々の練習でものにしたパフォーマンスです。「ひとりでに零れた」という表現からも、ファンの応援を受け取った彼女たちが自然とその期待に応えようとしていることが伺えます。

イベント【ワールプールフールガールズ】『各自決行されたし』より
ここで初期ユニットではないノクチル引用するのもどうかと思うけど分かりやすいので
知らずのうちに、彼女たちがファンからの期待や応援を受け取っていることが描かれている

総じてこの4節はユニットが紡いできた歴史ファンから受け取った応援を彼らに返す様子が描かれています。

そう
生まれてきた今日が
何度目の朝だって
輝きの質量は増してく、燃えてく

Daybreak Age

一方でその後の3節は後発3ユニットが歌っています。後発組がそれぞれ何度目かのライブから参加するようになっても、彼女たちから見る輝きの質量、則ちペンライトの数やそこに籠る想いの強さが強まっていくことが表現されています。更に、「燃えてく」という表現やSHHisのキャッチコピーにある「耀いて」というフレーズなどから考えると、「輝きの質量」というのは彼女たち自身のアイドルとしての輝きが日々強くなっていることが読み取れます。

イベント【天檻】『くじらを捕まえろ』より
アイドルという消費されるコンテンツである彼女たち
それでも夜光虫は他者から押し付けられた輝きではなく、自分たちで掴みたい輝きを放つ
(最近ノクチルのコミュを履修したので、ノクチルばっかになっちった)

総じてこの3節は新たに紡がれた歴史彼女たちの未来が描かれています。

全体としてこの7節は、初期と後発という二分をしてそれぞれのパートに別の意味を持たせた非常に面白い歌詞になっています。

③おわりに

他にもいろいろ良いポイントはあるんですよ。越境曲の組み合わせで歌ってるパートや、「諦めはいらない、満ち足りてなくていい、その先へと行くための衝動になれ」で彼女たちの能動的な欲求が描かれていたり。皆さんのスキポイントをもっと知りたいよ、教えてねって感じだ。

あとついでにいろんな曲をoff vocalでも聴いてほしい~、作曲の細かさに驚かされるので。そのうちこの話も書きたいね。

おわりんぜ

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