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魔女か妖精か。

今年は私が店を始めて10年を迎える年です。

それをきっかけに、お客様や友人達と色んな話が広がります。

10年前は何をやっていたか、何処に居たのか。

幼稚園の卒園の日に、一緒に写真を撮ってくれた子が中学生になるなんて聞くと、時間の流れを感じずにはいられません。

時間は周りの人達の環境を変え、

私の身体をふくふくと膨らませ、冷えにも敏感に反応するように。
体力は使い切るな温存大事と、身体が教えてくれるようになりました。

それでも中身は変わらなくて、きっと周りもそう思っているはず。

そんな話の中で、「やっぱりヨシミさんは、魔女か妖精ですね」と言われた言葉は大変嬉しくて。

もしそれが私が受け取った意味とは違うものだとしても、魔女や妖精という言葉に私は魅力を感じます。

それは私の周りにも妖精の様な人達がいて、みんな素敵な人ばかりだから。
自分の「好き」をよく分かり選択出来ているから、楽しそうに自分の道を歩いています。とても軽やかで一緒に居て気持ちが良いですし、生き生きとした姿は周りを明るくしてくれます。

妖精の様な方々は何だか可愛らしくキラキラと光っているので、

どちらかと言えば私は魔女かな…、
光るというよりは黒い部分を持ち備えた魔女かな…

いつか魔法も使えるようになれるかしらと思いながら。

妖精の様な方から頂いたコーヒを淹れて、少し休憩。

モコモコと妄想を膨らませています。



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