秋のお暇。

ベッドは
窓際が良いなと
ずっと想像していて、

それが叶って
かなり安心して。

部屋のカーテンは自分では選ばない
薄いピンク色で、

外が暗くなり始めると
空の色と混じって水色になる。

夜はお向かいの建物で
お仕事をしている人が居るのでしょうか。

カーテン越しに映る窓の光が
目がとても悪い私には
星が輝いているように見える。

それは
毎晩２つ輝いていて
大好きな本の中の
王子さまを思い出す。

しばし
秋のお暇中。

いつだって呑気なものだと
自分の図太さが可笑しい。