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夢を語る涙。
誰にも言えない夢がある。
まだ誰にも話した事がないので恥ずかしい。
そう言って語り始めて涙を流された。
夢に辿り着く確率。
自分なんてという蔑む想い。
人に笑われてしまうかもとういう不安。
色んな事があって、語れなくなったと言う方と出会って驚いた。
私とは真逆だから。
私はベラベラ、ベラベラ喋ってしまう。
次のお店の構想もとても細かく。
日にち。
お客さんがどんな感じでいらっしゃるか。
並べたい本。
作りたい料理、食器の重なる音、照明の温かさ、壁の色とそこに出来る陰。
差し込む光が穏やかで、店内を包む雰囲気が優しいったらありゃしない。
私の残り時間がどの位あるか分からないけれど、間に合ったら実現出来るよね…と、とても気楽に、感じるままに発言します。
だから、
夢を語って笑う人からは離れたら良いし、勉強が足りないなら今すぐ始めたら良い。
どの位お金が掛かるか分からないなら、今すぐ調べて。
時間は限られているから、泣いている場合じゃないのだけれど、
今はその感情も大切。
きちんと味わって、
それから少し丁寧に、
本当に欲しいものは夢の実現なのかしらと自分と向き合ってみたら如何でしょうか。
「人の為に」はとても素敵な事ですが、自分が満たされていないのに、優しくしてあげる順番が違うんじゃないかな。
たぶん、その涙が答えです。