物販サイドから見る楽天アフィリエイト
楽天アフィリエイトをご存じだろうか?
楽天の商品をSNSやブログで紹介するし、それが購入されると一部キャッシュバックがある、というものである。
ただし、これはアフィリエイターからの見方である。
では、物販勢から見るとどうなのか。
実は、アフィリエイトのキャッシュバック率を操ることで、アフィリエイターをコントロールしているのだ。
今回、楽天市場の攻略を進めるにおいて、楽天アフィリエイトという仕組みを利用してみた。
そのノウハウと感想をシェアしていく。
アフィリエイトって何?
アフィリエイトとは、自身のSNSやブログで紹介したものをアフィリエイトリンクを経由して購入してもらうことで、紹介報酬が入るというサービスである。
物販サイドから見ると、「成果報酬型の広告」であり、アフィリエイターサイドから見ると、ブログやSNSの「収入源の柱」である。
楽天アフィリエイトとは(物販サイド)
まず、物販サイドから深堀していくと
楽天の出品サイト「RMS」の画面から、「広告」の一つとして活用できるサービスだ。
成果報酬型の広告であるので、商品の販売価格*アフィリエイト料率の支払いが発生する。(物販主⇒楽天⇒アフィリエイター)
例えば、1000円の商品をアフィリエイト率20%で販売していて、アフィリエイトリンク経由で購入された場合、200円の支払いが物販主からアフィリエイターになされる。
また、このサービスでは、アフィリエイターへの料率を最大20%まで設定できる。
楽天アフィリエイト(アフィリエイターサイド)
次にアフィリエイター目線で話すと、できるだけ料率が高いものを紹介し、それを買ってもらいたい、と考える。
楽天アフィリエイトのサイトから、自身の紹介に適した、できるだけ料率が高いものを紹介するのだ。
参考(消費者(購入者)サイド)
アフィリエイトには、そういった背景があることを認識するべきだ。
例えば、家電ランキング、など、検索するとヒットするが、そのほとんどが、「アフィリエイト率ランキング」と言っても過言ではないのだ。
倍率を操作する(物販サイド)
物販サイドから見ると、より多くのアフィリエイターに商品を紹介してほしいので、アフィリエイト料率をコントロールし、アフィリエイターに魅力的に映るようにする。
また、アフィリエイト料率は、クリック報酬ではなく、成果報酬型なので、利益率を加味して、高めに設定すると良いと考える。
使ってみた感想
楽天アフィリエイトを活用してみたところ、翌月には、クリック数が1.5倍に、翌々月にはクリック数が2倍になった。
ただし、アフィリエイト経由の販売数は10%増程度におさまった。
このことから、クリック数は増えた(多くのアフィリエイターに紹介してもらった)が、アフィリエイト経由で購入する人は少ないのではないかと思う。
もしくは、アフィリエイト率に食いつくようなアフィリエイターは二流で、購入数も少ない、、という仮説も成り立つが。。
結論
使える。使うべき。成果報酬型の広告なので、基本的に損がない。
特にcvrが高まる年末年始に向け、継続して使うべき
長々とご多読ありがとう