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売り手と買い手の感覚にギャップを感じたお話

今回は販売員の身だしなみや立ち居振る舞いに関して、売り手と買い手で感覚のギャップを感じたことお話しします。

今回はあくまでも私の持論と思って読んでいただけると幸いです。

身だしなみとか立ち居振る舞いって入社時にこまかーくいわれることもありますよね。

これって簡潔に言えば
お客様を不快にさせないでね
ではないでしょうか?

不快にさせるかさせないかの判断基準って人それぞれで難しいと思います。
昔はデパートのガチガチの販売員で髪は黒髪、派手な服装やネイルはNGが主流でした。

ここ数年、売り手側と買い手側の感覚にかなりギャップを感じております。
以下は私が体験したことです。

以前ある百貨店の呉服売場で浴衣専門スタッフとして勤務をしていた時のことです。
呉服売場では身だしなみルールとして
・ネイルはベージュ単色はok
・髪は黒から暗めの茶色まで
・メイクはナチュラル
と説明を受けていました。

ダンスや撮影の関係もあったので、メイク以外をそのまま守るのは難しい状況でした。
ネイルに関しては凹凸がないデザインにして、指摘されたら上からマニキュアで隠そうと思い目立ちにくいパステルカラーで長さも短めのデザインをしていました。
髪も自分の中では暗めのピンクブラウンにしていました。

後々聞いた話では「モチベーションになってるんだと思ったし、売り上げ良かったから言われなかったけど本当はどっちもアウトだったよ」とのことww
(翌年はネイルは薄いピンクで髪もかなり暗めにしました)

ここでお客様の反応はどうだったかです。

ネイルに関しては、お客様と打ち解けるきっかけになることが非常におく、中には真似したいから写真撮らせてと仰る方もいらっしゃいました。
お客様と打ち解けることは売り上げに繋がるんですよね。
当時働いていた浴衣売り場は浴衣単体だと3〜5万、フルセットだと12万ほどになります。

髪に関してはデパート側としてはご年配のお客様も多い売り場だからというのが理由でしたが、私のおばあちゃんぐらいの年代のお客様からも「あなたのピンクヘアかわいいわねー!せっかくなので帯選んでくださる?」等お褒めいただくことが多かったっです。

もしかしたら遠回しに変わった色と言われてる可能性もありますが、ストレートに言われたこともクレームきてると言われたこともありません。

以上の件だけでも、売り手側と買い手側の感覚のギャップをすごく感じます。

3年程前から各企業の自由化が進んではいますが、まだまだ縛りが多いのが現状です。
髪の明るさ云々よりも清潔感が大切だと思いますし、お客様とのわだいの1つとなるなら良いのではないかなと。

日本の昔ながらのおもてなしスタンスを否定する訳ではありませんが、固定概念はそろそろ捨ててもよいのではないかなーと思います。


次回
お客様は神様の思考は今の時代に必要なのか

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