【メモ】ケアとまちづくり未来会議in豊岡
【ケアとまちづくり未来会議in豊岡】
8/24、25と豊岡市にて、ケアとまちづくりに関心のある人たちがごちゃ混ぜになって、未来へつながるなにかを生み出す、ケアまち会議終了。
運営側、ファシリテーターとしてこの場に関わっていた。
この場が何を生み出したかについて、現時点での断片的な印象を残しておきたいと思う。
・「ケアとまちづくり」という境界不明瞭なテーマを掲げた場に医療、建築、アートを中心に様々な背景をもつ人たちが集えたこと。
・集った人たちは、普段は様々な領域の辺縁にいて、かつ一つの枠に収まらない「わかりにくい」人たちが多く、ケアまちの場で水を得た魚のように生き生きとしていたこと。
「やっぱり仲間がいた」、「やっと、フルスロットルで語れます」、あるいは「この人の世界の見え方違いすぎて最高」という場になってたように思う。
・こんな変な人たちが2日間イキイキ過ごせたのは、アーティストが生きられる街を目指している豊岡市の街の力も大きさも感じた。
・そして、さまざまな専門領域で使い古されつつある「まちづくり」を「ケア」という軸を通して再編したことが、あるいは「ケア」という言葉の射程の広さが、この場が結果的に熱量の高い場になった重要な要素だったんじゃないかと思う。
今の時代において、「ケア」(医療じゃない) がバラバラになった市民や専門家をコミュニティに再編、再構築する鍵になるというのが、自分が持っている「コミュニティ」への仮説であり、自分の熱量を注ぐ方向性なのだけど、この方向で良さそう、と確認できたことが自分にとっては大きな収穫だった。
・一方で運営側としての至らなさを感じる場面も多々あり。メンバー、参加者、街の人に助けられての懐の広さに助けられての成立した場でもあった。熱量が大きい打ち上げ花火であった分、準備の過程や当日の詳細の部分で、火花が飛び散って大小の火傷やその恐れは発生していた。
ケア、コミュニティをテーマにする上では一つ一つのコミュニケーションの質をあげて気持ちよく関わってもらうことが次への課題。
ケアまち公式ホームページ
https://caremachi2019.jp/?fbclid=IwAR3DgFgW_4HHmJHgGv8lT4D44d-ecMwW911k7IoOW-ra4g91FGRxFDhvO1Q